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人を説得する方法~7つの心理テクニック


心理カウンセラー・ラッキー

 

あなたは A・B どちらを購入したくなりますか?

A 10,000円 ⇒ 1,200円(88%off)

B 1,500円   ⇒ 1,200円(20%off)

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多くの方が「A」を選んだはず。

同じ1,200円で売るにしても、定価を釣り上げるほど「購入意欲」が高まっていくのです。

 

このような「人の心を動かす心理テクニック」が、日常生活のいたる所で使われています。

今回は、人を説得するときに役立つ心理テクニックを7つご紹介いたします。

いづれの方法も、今すぐ役立つものですが、「悪用」は厳禁ですよ!

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人を説得するときに役立つ7つの心理テクニック

 

①ランチョン・テクニック

 

人を説得するための一番の方法は「ランチョン・テクニック」です。

とても効果的なのに、やり方もめちゃくちゃ簡単!

「食事中」に説得する

たったこれだけです。

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人間は、「食事中だと反論しづらい」という性質があります。

つまり、Yes!を引き出しやすくなるのです。

政治家が懐石料理店で話し合いをするのも、そのため。

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誰かを説得したいときには、まずは飲食店に誘い出しましょう。

それが無理な場合は、あめ玉やガムを口に含ませるだけでも効果はありますよ!

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②両面提示

 

人を説得するときは、ついつい「プラス面」ばかりをアピールしがち。

早い!安い!美味い!便利!珍しい!

これを「片面提示」といいます。

 

しかし、「片面提示」よりも「両面提示」のほうが、断然説得力が高くなります

つまり、プラス面とマイナス面の両方を、相手に伝えた方がいいのです。

理想的な両面提示は、4:1

プラスプラスプラスマイナスプラス

今朝水揚げされた、新鮮な、富山湾のホタルイカだよ!ちょっと小ぶりだけど、これぐらいが一番うまいんだ!」

 

 

③ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック

 

「ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック」は、セールスマンがよく使う方法。

「こちらの商品は、10万円になります」

「え~!!!高い!」

「こちらのタイプだと、機能は減りますが3万円でご購入できますよ」

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まず最初に、断られる前提で「大きなこと」を言い、次に「本当の要求」を差し出すのです。

 

具体例

(東京の大学に進学したいけど、親に反対されそうな場合)

「ニューヨークの大学に進学したいと思ってるんだ」

「なに言ってんの!そんな治安が悪いとこダメに決まってるでしょ!」

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と予定通り断られる。

そして…

「じゃあ、東京の大学なら良いかな?」

と本命を差し出す。

 

 

④リスト・テクニック

 

あなたは、A・Bどちらの方が、美味しいと思いますか?

辛子明太子Aの口こみ
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辛子明太子Bの口こみ
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もちろん、「B」ですよね!

人間は、多くの人が賛成する方を「正解!」と思ってしまいます

「トップモデルたちが愛用するファンデーション!」などのうたい文句も、この心理を応用したものです。

 

人を説得したい場合も、このテクニックを活用すればいい!

たとえば…

「がんこな父親を説得したい!」という場合、20150618ganko

「お爺ちゃん・お婆ちゃん・母親・兄弟・父親の友達」など身近な人をまずは説得し、見方につける。

すると、意外と簡単に父親を落とせるものです。

 

 

⑤分割テクニック

 

「1日わずかコーヒー1杯分!」というようなキャッチコピーを目にしたことがあると思います。

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これは、分割して小さく見せるという方法。

「お金」にまつわる説得をするときに役立つテクニックです。

 

「年間10,800円」よりも、「1日30円弱」のほうがお得感を感じますよね。

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「何か買ってほしい!」「お金を出してほしい!」という場合は、「1日単位に分割した金額」を提示して説得するのが賢い方法です。

 

 

⑥サクセスストーリー

 

「お隣の石川君、スピードラーニングを使って、今では英語がペラペラなんだって!」

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このような、「身近な人の成功談」には、説得力があります

もしも、「自分がやりたいこと」を反対されているのなら、身近な人の成功談を語るのが一番です。

 

 

⑦説得には「見た目」が大切

 

お医者様は「白衣」を着ているからこそ、説得力が上がります。

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もしも、のび太くんみたいな「半袖・半ズボン」だったら、どんな名医でも、説得力がなくなってしまいます。

つまり、説得をするには「見た目も大切」ということ。

 

もしも、高額商品を売りたいのなら、それ相応の「高級スーツ」を着ていなければなりません。

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しかし、八百屋さんが「安さ」をアピールしたいのなら、「ランニングシャツに鉢巻き」のほうが良いでしょう。

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人を説得するには、言葉も大切ですが、「服装」も重要な要素です。

 

 

「人を説得する方法」まとめ

ここまで「人を説得するときに役立つ7つの心理テクニック」を見てきました。いかがでしたか?

人の心を動かすには「情熱」も大切な要素ですが、「テクニック」を駆使すると更に効果が上がります。

最後に、7つの心理テクニックをまとめておきます。ぜひお役立てください。

 

①ランチョン・テクニック

説得するなら「食事中」

②両面提示

プラス面とマイナス面の両方を相手に伝えた方が、説得力が高くなる

③ドア・イン・ザ・フェイス・テクニック

断られる前提で「大きなこと」を言い、次に「本当の要求」を差し出す

④リスト・テクニック

身近な人を見方につけ、賛成票を集める

⑤分割テクニック

「1日単位に分割した金額」を提示して説得する

⑥サクセスストーリー

身近な人の成功談には、説得力がある

⑦説得には「見た目」が大切

 

以上「人を説得する方法~7つの心理テクニック」でした。

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最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)

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