✎心理カウンセラー・ラッキー
成功への近道は…
まずは成功者の考え方を知り、それをそのまま真似ること。
真似を続けていれば、それが習慣となり、やがて「自分のもの」となります。
今回は、天才プロデューサー・秋元康さんに学ぶ「成功者の考え方」を4つご紹介させていただきます。
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成功者の共通点は、「根拠のない自信」を持っていること。
彼らは、「私ならできる」「俺はツイてる」と心の底から思っています。
アメリカの国勢調査でも、根拠のない自信を持っている人たちの方が、「収入と地位が高い」ということが判明しているそうです。
秋元さんも、キッパリとこう言い切っています。
アイドルにもビジネスにも、必要なのは根拠のない自信
AKB48じゃんけん大会でも、「私はじゃんけんが強い!」という根拠のない自信を見ているらしい。
では、なぜ「根拠のない自信」が大切なのか?
それは、「努力さえすれば、夢が叶う」ということを信じられ、「やる気」が湧いてくるからです。
下の2つのケースで、あなたはどちらの方が「やる気」が湧いてきますか?
A 激辛ラーメンを10分で完食したら、抽選で1名様に百万円プレゼント
B 激辛ラーメンを10分で完食したら、全ての方に百万円プレゼント
もちろん、Bですよね!
「やれば、叶う」ということを信じられれば、イキイキと努力を続けられるわけです。
それでは、どうしたら「根拠のない自信」を身に付けられるのでしょうか?
それは、「私はツイてる」「僕はツイてる」という言葉を、根拠もなく使うことです。
これは、アファメーションという自己暗示法。
「私はツイてる」と何度も繰りかえし口にしていると、脳が勘違いして「本当にツイている」と思い込んでしまうのです。
秋元さんには、こんなエピソードもあります。
ホテルにタクシーが停まって、ドアを開けて降りた瞬間に、犬のフンを踏んだんです。僕はこれに感動したんです。(中略)
たったひと通りしかない、このウンコを踏む確率に、僕はしばらく感動して本当に動けなかったですよ。
「秋元康の仕事学(NHK出版)」より
犬のフンを踏んでも、「僕はツイてる」と思うことができる。
ここまで出来れば、あなたはもう「成功者の仲間入り」かもしれません。
秋元康に学ぶ、成功者の考え方①
「俺はツイている」という根拠のない自信をもっている。
どんな成功者も、間違いなく「好奇心」が強い。新しいものを見つけると、すぐに試したくなるのです。
秋元さんも「好奇心」について、こう語っています。
喫茶店のメニューも、さまざまである。なかには、見たことも味わったこともないものが並んでいてりする。たとえば、「黒ザクロジュース」とか「カシス紅茶」とか「ルアック・コーヒー」とか、変わった名前の飲み物が載っていたりする。
そういうものに興味をもって、一度頼んでみようかという人間は、伸びるタイプだと思う。
「企画脳(PHP文庫)」より
「成功者は、好奇心があって挑戦的だ」と秋元さんは言っているのでしょう。
裏を返せば、「好奇心を持って挑戦しなければ、成長することはない」ということ。
うちの近所に、市営の動物園があるのですが、30年前とほとんど変わっていません。これも、公務員の「挑戦しない体質」が原因なのでしょう。
身体の栄養と同じで、大きく成長したかったら「好き嫌い」を言わず、何でも取り入れることが肝心。そのために必要なのが「好奇心」です。
秋元康に学ぶ、成功者の考え方②
好奇心を持って、なんでも試してみる。
成功者は、失敗を気にしない。むしろ、失敗を楽しんでいるように見える。
エジソンが電球の発明をするまでに、2万回近くの失敗を繰り返したのは有名な話。
そのことについて、エジソンはこう考えています。
わたしは今までに一度も失敗をしたことがない。電球が光らないという発見を、今まで二万回したのだ。
成功者は、常に楽天的で、「ものごとの明るい側面」しか見ないもの。
一見、「強がり」に感じるかもしれませんが、そうでもなさそうです。
秋元さんも、失敗について こう述べています。
僕は楽天的で、失敗も含めて楽しんでいる。作品が思うようにヒットしなかったり、狙いが当たらなかったりすることはあるけれど、深刻にならない。
「AERA 2013年4月29日号」より
秋元さんは、「美空ひばり・おニャン子クラブ・AKB48」の3安打。その裏には、数えきれないほどの三振があったそうです。
だけど、失敗しても悩まない。
なぜなら、「次はどの作戦でいこう?」と未来に目を向けているからです。
成功者は、「悩む」のではなく「考える」。
そうすることで、落ち込んでいる暇もなくなってしまうのです。
秋元康に学ぶ、成功者の考え方③
成功者は楽天的で、失敗すら楽しんでいる。
成功者は「一度決めた目標をやり遂げる」というイメージがありますが、実はそうでもない。
意外にあっさりと、目標を変更していきます。
ソフトバンクの孫正義さんも、そんなタイプ。
最初は、コンピュータの本体(ハード)に挑戦したけど大失敗。「だったらソフトだ!」ということで、ソフトバンクを設立。
しかし、今となっては「携帯電話会社」がメインとなっています。
日本たばこ産業株式会社(JT)が、冷凍食品の販売をはじめたのも、そういうことですね。
秋元さんも、「柔軟に目標を変えるべきだ」と力説しています。
人は成長するし、環境も変わる。例えば作詞家になりたいと頑張ってきたけれど、ある時「自分がなりたいのは翻訳家だ」と気付いたとする。
前より成長した自分が思うのだから、柔軟に目標を変えるべき。たとえ方向転換しても、今までの努力は必ず役に立ちます。
「an・an 2007年10月3日号」より
人生の中で、もっとも多くの経験を積んだ時期は「今現在」。
今現在の自分が考えることが「いちばん正しい」ということです。
「なんかこの道、間違ってるかも?」と感じたら、すぐにルートを変える。それが、道に迷わないコツなのでしょう。
秋元康に学ぶ、成功者の考え方④
成功者は、柔軟に目標を変更する。
出典
いかがでしたでしょうか?
成功者の考え方を4つ見てきましたが、ひと言でいえば「気持ちに余裕がある」ということでしょうか。
最後に、「成功者の考え方」をまとめておきます。
「この人生に勝負をかけてやる!」とやる気がみなぎっている方は、ぜひお役立て下さい。
①「俺はツイている!」という根拠のない自信をもっている
② 好奇心を持って、なんでも試してみる
③ 楽天的で、失敗すら楽しんでいる
④ 柔軟に目標を変更する
以上「【天才!秋元康に学ぶ】成功者の考え方4つ」でした。
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