✎しあわせプロデューサー・ラッキー
上司に好かれ、後輩にも好かれ、女性社員にも好かれ、食堂のおばちゃんにも好かれている人。
そんな人をよく観察してみると、まず間違いなく「褒め上手」です。
●上司には「勉強になりました」
●後輩には「おかげで助かるよ」
●食堂のおばちゃんには「美味しかったですよ」
さりげなく人を褒め、みんなの心をグッとつかんでいます。
みんなに好かれ、楽しい社会人生活を送るには、「褒め上手」になるのが一番の近道。
人を褒めることは、相手の為になるだけでなく、自分の為にもなるのです。
とは言っても、人を褒めるというのはなかなか難しいですよね。
世の中には、「気難しい人」や「褒めるところが見当たらない人」もいますから。
でも、「褒め方の公式」を頭に入れておけば大丈夫!
どんな人でも、どんな状況でも「最高の褒め言葉」がポンと出てきます。
というわけで今回は、社会人のための「褒め方の公式」を7個ご紹介していきます。
頭の片隅に入れておけば、褒めるのがどんどん上手くなり、自分を取り巻く環境がガラッと変わってくると思いますよ。
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「どうしたら、課長みたいにお客様とうまく話せるのですか?」
「先輩のように仕事のセンスを磨くには、何から勉強したらいいですか?」
上司や先輩を上手に褒めるには、「一体どうやるのですか?」とインタビュー形式で質問するのが一番。
それだけで、「尊敬しています」「先輩みたいになりたいです」というメッセージを込めることができます。
そして、アドバイスをもらったら「さすが!」を使って再度褒める。
「さすが先輩!いいこと言うなぁ」
ここまで出来れば、もう完璧です。
部下や後輩に対して「この仕事やっといてくれ」と命令口調では、自分が嫌われるだけ。
そんなときは、「君にしかお願いできない」という雰囲気で頼み事をするのが一番です。
「君にどうしてもお願いしたいことがあるんだけど…」
「今月の売上目標を達成するには、どうしても君の力が必要なんだ」
「君にしか頼めない」という雰囲気を出すことで、「君には才能がある」「君を頼りにしている」という褒め言葉に変わります。
頼まれた方も、「よし、やるぞ!」と使命感が湧いてくるはずです。
そして、上手くできたときは、「おかげ」を使って感謝を伝える。
「君のおかげで本当に助かったよ」
上手くできなかったときは、「惜しい!」を使って修正してもらう。
「惜しい!ここを直せばもっと良くなると思うよ」
部下や後輩に対する「指示」や「注意」も、言い方を変えれば、そのまま褒め言葉に変わります。
「尊敬しています」「凄いですね」
本気でそう思っていたとしても、本人に直接言うと、お世辞やおべんちゃらに聞こえてしまうこともあります。
それを回避できるのが、あえて「本人のいないところで褒める」という裏ワザ。
「新人の山田君には期待しているんだ。きっと彼は伸びるよ」
「田中部長はホント凄いよ。おれ、尊敬してるんだ」
やがて「あの人が褒めてたぞ」と相手の耳に入れば、猛烈に喜んでくれること間違いなしです。
上司や先輩など、利害関係のある人だけを褒めるのは、単なるゴマすり。
「イヤな奴だ」と皆から嫌われます。
「褒め上手」になるために、絶対に忘れてはならないことは「まんべんなく人を褒める」こと。
利害関係がない人であっても、どんどん褒めることが大切です。
「ごちそうさま!今日も美味しかったですよ」
「いつもありがとうございます。おかげで気持ちよく過ごせます」
周りの人たちは、見ていないようで、ちゃんと見ています。
利害関係がない人も褒めていると、「あの人は根っからのいい人ね」と周りの見る目が変わってくるはずです。
「褒めるところが見つからない」という人も稀にいます。
そんなときは「キャラ」を褒めるのが一番。
「山田くんは愛されキャラだよね」
「遅井さんは癒し系ですね。心が和みます」
「オーラが素敵!まぶしいです」
「かわいい服ですね」「素敵な奥様ですね」では、お世辞に聞こえてしまいがち。
そんなときは、「うらやましがる」のがベストです。
「キャッ!かわいいバッグ。私も欲しい!」
「先輩にこんなに素敵な奥さんがいたなんて!ズルいですよ」
気が合う人を褒めるのは、案外難しいものです。
同性に「僕たち相性が合うね」なんて言ったら、変に思われてしまいますからね。
そんな相手を褒めるには、「心地よさ」を伝えるのが一番です。
「お前と飲んでるときが一番楽しいよ」
「課長と話していると、時間が経つのがあっという間です」
「花子と話していると、なんだかホッとするなぁ」
「褒め方の公式」を7つ見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
日本人は、がんばり屋で優秀な人が多いにもかかわらず「褒める文化」がありませんでした。
そのため、「褒めてほしい人」と「褒めてあげられる人」の需要と供給のバランスが崩れています。
つまり、「褒め上手な人」には希少価値があり、誰からも好かれるということ。
「褒め上手」になって損することは1つもありません。
当サイトには、「褒め言葉」に関する記事がまだまだたくさんあります。
ぜひこの機会に、まとめて読んでみてはいかがでしょうか。
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以上、社会人の褒め言葉|誰もが思わずニッコリ!褒め方の公式7選でした。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(しあわせプロデューサー・ラッキー)
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