✎しあわせプロデューサー・ラッキー
パッと一目見ただけで「あの人 品がある!」と感じさせる女性があなたの周りにもいると思います。
女性であれば、一度は上品な女性に憧れるのではないでしょうか。
品があるとは、その人の言葉・動作・見た目・雰囲気などに優雅で洗練された印象を感じることを意味するそうです。
では、どうしたら品のある女性になることができるのでしょうか。
ここでは、見た目・持ち物・行動・仕草・所作・表情・雰囲気など品のある女性の特徴や共通点を具体的に解説していきます。
品のある女性は、周りの人から尊重され、尊敬され、素敵な男性からも好かれます。品格を高めて損することは一つもありません。
この記事が、あなたの上品な雰囲気づくりのきっかけになれば幸いです。
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< 目次 >
①姿勢が美しい
②文字が美しい
③バッグの中身が美しい
まず最初は「3つの美しい」から。
それぞれ簡潔にお伝えしてしきます。
ここ重要です!
品のある女性の一番の共通点は、つねに姿勢が美しいこと。
寒くても、疲れていても背中を丸めず、凛とした雰囲気を漂わせます。
また、姿勢が美しいと、どんな服も綺麗に見えます。Tシャツでもカッコよく見えます。
ファッションセンターしまむらのマネキンと同じ原理です。
品がある姿勢をつくるための重要なポイントは2つ。
「首&お尻」
姿勢を良くするために「肩甲骨を内側に寄せましょう」とよく言われますが、実は、その方法では不自然な姿勢になるし、すぐに疲れてしまいます。
意識すべきは、肩甲骨ではなく首。
首を1~2センチ後ろに引くだけで自然で綺麗な姿勢をつくることができます。そのまま両手をお腹に添えれば、もうすでに老舗の若女将さながらです。
もう一つ、品のある姿勢で大切なのは「お尻の位置」。品のある女性は、何歳になってもお尻が垂れ下がっていません。
ヒップアップするには、矯正下着なども効果があると思いますが、やはり理想的なのは筋肉をつけて引き締めること。
そのため、品のある女性の中には、ウォーキングやジョギングを趣味にしている人も多い。
お尻の位置がキュッと上がれば、ユニクロのジーパンでも高級にみえるものです。
品のよさは、手紙一枚にも表れます。
品のいい女性は、丁寧だけど飾らない凛とした文字が特徴。文字を見るだけで、書いているときの表情や姿勢までも想像できます。
美しくて品のいい字を書くにはやはり練習も必要ですが、もっとも大切なのは「心」だそうです。
ガサツな心で書けば、ガサツな字になる。澄んだ心で書けば、美しい字になる。
普段の生活態度や心構えが、物を言うのかもしれませんね。
持ち物にも、その人の品格が表れます。
品のある女性は、バックの中身が綺麗に整理整頓されているので、それを見るだけで「しっかりした性格なんだな」と感じます。
財布・鍵・お化粧ポーチ・ハンカチ・新品のポケットティッシュなど必要最低限の物しか入れないので、外から見てもバッグが型崩れしていません。ガサガサ物を探したりすることもありません。
もちろん、丸めたティッシュや食べかけの菓子パンが入っているなんてことは絶対にありません。
バッグを美しく見せるための大切なポイントは、「スペースを100パーセント使わない」こと。
新品のときは、誰でもバッグのスペースに余裕があるものです。「このポケットには何を入れようかな?」と。
しかし、使いつづけているうちに、余計なものがどんどん増えてパンパンになっていく。
パンパンになると、バッグ本来のデザインが崩れ、だらしない雰囲気が漂ってしまいます。
荷物が多いときは、お洒落なトートバッグを併用するのが便利。お店でもらった紙製の手さげ袋でも、綺麗なものなら大丈夫です。
それと もう一つ。
家に帰ったら「バッグの中身を一度全部出す」ことを習慣にすると、バッグが型崩れすることなく、荷物が増えたり忘れ物をしたりする心配も少ないそうですよ。
①食べ方が綺麗
②言葉づかいが綺麗
③玄関先が綺麗
品のある女性は、食べ方が綺麗でエチケットも大切にします。
一口が小さく、そっと口にいれる。そしてよく噛む。そんな食べ方から育ちの良さを感じます。
食べ物を口に入れている時におしゃべりしないのは当然ですが、誰かが話しているときも食べ物を口に運びません。
焼き魚も上手に食べることができるし、出されたものを食べ残すこともありません。
外食のときでも、食べ終わった食器は、店員さんが片付けやすいよう綺麗に並べます。
「一緒に食べている人への気遣い、店員さんへの心遣い、食べ物への感謝」などをさりげなく行動で表せるのが、品のある女性の特徴なのかもしれません。
品のある女性は言葉づかいが綺麗で、話に角がありません。
常に、聞いていて心地いい言葉を選択します。
「トイレ」⇒「お手洗い」
「体がだるい」⇒「体調がすぐれない」
愚痴・不平不満・悪口を言わないのは当然ですが、流行り言葉や若者言葉も使いません。
「マジで!」⇒「本当に!」
「すごいですね」⇒「素晴らしいですね」
また、TPOに合わせて敬語を使い分けるのはもちろんですが、友達と話しているときでも丁寧な言葉づかいを忘れません。
「品」という漢字は「口が3つ」。上品さで一番大切なのは、普段の言葉づかいなのかもしれませんね。
品のある女性の玄関先は、100パーセント綺麗。毎朝、掃除をしていることが一目でわかります。
庭に荷物や段ボールが積み上げられていることもないし、落ち葉や雑草もほとんどありません。
「きっと家の中も綺麗にしているんだろうなぁ」と容易に想像できます。
品のある女性は、自分自身を清潔に保つだけでなく、身の回りも清潔に保つという「綺麗好きな性格」の持ち主です。
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①髪にツヤ
②指先にツヤ
③靴にツヤ
品のよさを出すテクニックとして、体の三先端にツヤを出すというものがあります。
三先端とは、髪・指先・靴。この3つにツヤがあると品があるように見えるものです。
一つ目の髪ですが、細い髪を跳ねさせないことが大事。
そのためには普段のお手入れも必要ですが、大切なのはクシを持ち歩くこと。クシを入れることで髪が整い、ツヤはすぐに甦ります。
静電気の起こりにくい「ツゲ櫛」や「木曽のお六櫛」がおすすめです。
品のある女性の特徴として「生活感のなさ」があります。
生活感は指先にあらわれます。
指が手荒れでカサついていたり、爪が伸び放題では生活感が見え見え。
品を上げるには、「ホントに家事してる?」と勘違いさせるような指先のツヤが必要なのです。
指先にツヤを出すポイントは4つ。
これらが出来ていれば完璧だと思いますよ。
ファッションの世界や、ビジネスの世界では常識ですが、靴のツヤは本当に大事!
靴が光っているだけで「できる人・しっかりした人」という好印象を与えることができます。
品格を上げるのに、これほど簡単な方法は他にありません。
最近では、靴のリフォーム屋さんをちょこちょこ見かけるようになりました。
家での手入れだけでなく、たまにはプロの技術で磨いてもらうのも良いかもしれませんね。
①お肌が白い
②歯が白い
③ひじ・ひざが白い
みなさまもご存じのとおり、「肌の美白」は品のいい女性の必須条件。
これは解説するまでもないですね。
「芸能人は歯が命」と言われるように、歯の色はその人の印象を大きく左右します。
キラッと光る白い歯は、清潔感やオーラをかもし出す「上品な女性」の必須アイテム。歯が白いだけで顔全体が輝いて見えます。
歯は、きれいに歯磨きしていても、食べ物や飲み物の影響で黄色く着色してしまいます。
歯医者のクリーニングでも多少は白くなりますが、ホワイトニングのほうが格段に白くなります。
最近は普通の歯医者さんでもホワイトニングを取り入れるところも多くなってきて、値段もそれほど高くありません。
旅行を一回パスして、浮いたお金で歯をピカピカにするのも有りかもしれませんね。
品のいい女性はヒジやヒザに黒ずみがなく、とても若々しく見えます。
なぜ黒ずまないのかというと、テーブルにヒジをついたり、立ち上がるときにヒザをついたりしないからです。
姿勢の悪い人は、ほお杖をつくことが多いのでヒジが黒くなりがちです。
立ち上がるときにクラウチングスタートみたく、片ヒザをついて立ち上がる人はヒザが黒くなりがちです。ヘタするとヒザ下にウブ毛が生えてきます。
いずれにしても、普段のちょっとした所作が大切ということですね。
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①欲張らない
②ゆるい服を着ない
③蚊に刺されてもポリポリかかない
品のいい女性は、サラダバーで山盛りにしません。
欲張りに見える行動をつつしむのが「品」だからです。
スーパーの詰め放題や、争いのようなバーゲンセールも苦手。賭け事や勝負事にも興味がありません。
品のいい女性の損得勘定のモノサシは、一般の人とは少し違います。
たとえば、ホテルのビュッフェを「食べ放題」とは思っていません。「好きなものを選べる食事」と認識しています。
だから、本当に自分が必要な量だけしか皿に盛らない。それが一番の幸せ。
腹がハチ切れそうになるまで食べ物を詰め込んで、「誰かが損した分だけ、自分が得した」というようなゼロサムゲーム的な考え方はしないのです。
品のいい女性になるには、欲を自制するチカラも必要なようです。
品のいい女性はジャージやゴムのズボンなど、いわゆる「ゆるい服」を着ません。家にいるときでもカジュアル服です。
カジュアル服は、普段着とちょっと違います。そのままでもディズニーランドにいけるレベルの服です。
なので、突然のお客様にもオロオロすることがありません。
また、季節感のある服を着るのも、品のいい女性の特徴。
冬はお洒落なマフラー、春は花柄のワンピース、秋はブラウンのスカーフといった感じです。
ゆるい服を着ると、徐々に体型もゆるんできます。体型がゆるむと、性格までだらしなくなりがちです。
ちょっと面倒でも、カチッとした服装を心掛けたほうが自分のためですね。
人前で頭や体をボリボリかくのは、不潔に見える行為です。
実際には不潔でないとしても、何となく「粉が落ちる」気がするのです。
品のいい女性は、その事実を心に留めていて、かゆくても人前では体をかきません。
耐えられないときは、指の腹をつかってスマートに擦ります。それでもダメならお手洗いです。
もう一つ気をつけたいのが、蚊に刺された部分。
みなさんも、蚊に刺されたところを無意識にかいていたら血が出ていたという経験があると思います。
血が出るとカサブタができます。ぽつぽつとカサブタのある女性は、なぜか品が落ちてしまうのです。
もしカサブタを作ってしまったら、かわいいバンドエイドを貼るのがベスト。
何はともあれ、身体をかかない辛抱が品のある女性には必要なようです。
①時間を厳守する
②マナーを守る
③後始末をする
当たり前かもしれませんが、遅刻魔に品のいい女性はいません。「だらしない人間性」こそが下品の特徴だからです。
品のいい女性は旅行中であっても、朝の集合場所に10分前には行きます。
身だしなみもきちんと整え、化粧もバッチリ。眠たい顔ひとつせず明るく元気です。
品のいい女性は、なぜ早朝から元気で爽やかでいられるのでしょうか?
その理由は、たった一つ。「早寝」だからです。早寝だと、元気でいられるだけでなく、お化粧のノリも良くなります。
早寝こそが、だらしない生活を直す一番の薬。しかしこれが、簡単そうで なかなか難しいものです。
品のいい女性は、その場の雰囲気を壊すようなことはしません。周りの人が気分よくいられるよう、つねに気を配ります。
「ここの料理マズい」「もう飽きた」「つまんない」は品のない人のセリフ。
ゴルフ中に「今日は体調悪いから成績も悪いよ」というのもアウトです。
「これを言ったら、相手がどういう気分になるのか」を想像できるのが品がいい人の特徴。
マナーとは、言葉にできないルールです。それをちゃんと理解しているかどうかが、品のいい人と品のない人の分岐点になります。
品のある女性は「やりっぱなし」がありません。どんなことでも、ちゃんと後始末をします。
・起きたらすぐに布団を畳み、天気がよければ陽に干します
・食べたらすぐにお皿を下げます。外食なら、店員さんが片づけやすいように並べます
・靴やスリッパも脱ぎっぱなしにしません。ほかの人が散らかしたスリッパも一緒に片づけます
脱いだら脱ぎっぱなし、食べたら食べっぱなしは、品のない人の典型的な習慣です。
後始末は、秒数にしたら「たった数秒」の作業だけど、それが大きな差を生んでしまうのです。
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①物の扱いがそっと
②笑いがそっと
③くしゃみ・咳払いがそっと
品のある女性は、大きな物音を立てません。
テーブルに物を置くときは、そっと。
ドアを閉めるときも、そっと。
イスに座るときも、そっと。
まるで、物にも心があることを知っているかのごとく、どんな物でも丁寧に扱います。
だから、お花に水をあげるときも優しく話しかけます。金魚にも優しく話しかけます。
そのような優しい心が「澄んだ瞳」となって表れているのかもしれません。
品のある女性は、バカ笑いをしません。手を叩いて大笑いすることもありません。
笑うときも、文字通りお上品です。
ちょっとジャンルが違いますが、美輪明宏さんの笑い方を想像すると分かりやすいかもしれません。
小さな口で、高めの声。表情を崩さず上品に笑います。
くしゃみや咳払いの仕方ひとつで、その人の品性が計られます。
「へーっっふうぅぅん!!」と大きなくしゃみをする女性は、それだけで品がないと判断されてしまいます。ヘタすると、近くにいる赤ちゃんを泣かせてしまいます。
品のあるくしゃみは、ハンカチで押さえながら「くしゅ」。これが案外、男心をくすぐります。
品のある咳払いは「んっ、んんっ」。咳払いで男心をくすぐることはできませんが、「かぁーーー!」よりはだいぶマシです。
①ベースの顔が微笑み
②会話中は赤ちゃんに笑いかけるときの優しい微笑み
③暑くても寒くても辛くても、涼しい顔
品のある女性は、芸能人やアナウンサーと同じで、微笑んでいる量が人一倍多い。
そのため、頬の筋肉が発達して口角が上がり「ベースの顔が微笑み」になります。
不思議なもので、ベースの顔が微笑みになると、だんだん顔にツヤができて、ひときわ輝いて見えるもの。厚化粧をしなくても、ナチュラルメイクで十分になります。
ベースの顔を微笑みにするコツは「一人のときも笑顔」。3カ月も続けていれば、その効果が出てくるものです。
品のある女性は、「赤ちゃんに笑いかけるときの優しい微笑み」になって相手の話を聴きます。
それが話し相手に安心感を与えます。「この人、なんだか感じがいいな」と思わせます。
品のある女性は、初対面の赤ちゃんでも上手にあやすことができます。つねに優しい微笑みを崩さないからです。
優しい微笑みは、どんな人間関係もスムーズにできる潤滑油のようなもの。身につけて損することは一つもありません。
優しい微笑みのコツは、「赤ちゃんに笑いかけるときの気持ち」を想像すること。一度、鏡の前で試してみるといいかもしれませんね。
品のある女性は、どんなときも平常心。
暑くても寒くても、涼しい顔。多少辛くても、涼しい顔を崩さない。
それは、やせ我慢ではありません。
これ以上になったら怒る、これ以上になったら辛い顔をする、これ以上になったら愚痴を言うという「ガマンの限界」を、人よりも高く設定しているからです。
では、どうしたらガマンの限界を高くできるのでしょうか?
その答えは「視野を広くすること」。
・難病の子の痛みや辛さを考えれば、指に刺さったトゲの痛みなど何てことありません
・アフリカで飢えて死んでいく子どものことを思ったら、暑い寒いなんて言ってられません
品のある人は、ボランティア活動や募金の習慣がある人がとても多い。
それはきっと、遥か彼方に住む人の気持ちまで想像できる広い視野が持っているからに違いありません。
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①両ヒザを付ける
②誰にでも「さん」付け
③客の立場でもひと言を付ける
両ヒザを付けるとは、つねに足を揃えているということ。
・立っているときはヒザがそろっています。小学校で習った「休め」の姿勢にはなりません
・靴を脱ぐときも、物を拾うときも、ヒザを揃えてしゃがみます
・椅子に座っているときは、足をブラブラさせたり、足を組んだりしません
・床に座るときも、あぐらではなく正座です
つねに両ヒザを付けている。これが品のいい女性の特徴。
その中でも一番重要なのは、椅子に座るときの姿勢です。
品のいい女性は、椅子に腰掛けるときに「左のお尻」に体重をかけて座ります。
すると、ヒザから下の両脚が(自分から見て)右斜め下に綺麗に傾きます。
それが、上品な女性の座り方です。
品のある女性は、誰に対しても「さん」付け。
幼い子どもとペット以外は全員「さん」付け。後輩でも店員さんでも「さん」付けで呼びます。
その「誰であっても尊重する」という姿勢が、周囲に好感を生みます。
品のある女性は、一般の人が発しない「ひと言」を大切にします。
・お店で「いらっしゃいませ」と言われたら、「こんにちわ」と返します
・飲食店を出るときに「ありがとうございました」と言われたら、「美味しかったですよ」と返します
・道の駅でトイレ掃除のおばさんに、「いつもありがとうございます」と声をかけます
そのたった一言、たった1秒が、その人の品格を何倍にも引き上げます。
正直、ちょっとしたひと言を言うだけでも勇気が必要です。
しかし、いざやってみると想像以上に気持ちのいいもの。趣味にしてもいいくらい楽しいものです。
品のある女性になるためには、「相手を笑顔にするひと言」から始めてみるのも良いかもしれませんね。
以上、品のある女性の特徴や共通点◇上品な雰囲気の女性になるには、でした。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(しあわせプロデューサー・ラッキー)
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