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人を褒められない心理5つ◇褒め上手への近道!


心理カウンセラー・ラッキー

 

あなたは、素直に人を褒めることができますか?

「他人を褒めようとすると、心に違和感を感じる…」

「どうしても他人の長所を見つけられない…」

という人もいると思います。

そこで今回は、「褒められない人の5つの心理」についてお伝えいたします。

褒められない理由を知ることが、「褒め上手」への近道。

褒め上手になると、あらゆる人間関係がスムーズになり、人から愛されるようになります。

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褒められない人の5つの心理

 

①「褒めるところ」を見つけられない

 

褒めるのが苦手という方の多くが、「何を褒めていいのか分からない…」「他人の長所を見つけられない…」と言います。

なぜ、他人の長所が見えてこないのでしょうか?

それは、単純に「褒め慣れていない」からです。

そもそも人間は、他人の短所を見つけるのは得意ですが、他人の長所を見つけるのは苦手。

つまり、人を褒めることは、『左手で箸を持つ』のと同じぐらい難しいのです。訓練が必要なのです。

そこで、「長所が見えてくるコツ」をご紹介します。

やり方は簡単!毎日、たった1つでいいので「褒め言葉」を持ち歩くようにするだけ。

たとえば、「頑張ってるね!」という褒め言葉を頭に入れて生活すれば、「頑張っている人」が自然と目に付くようになってきます。

見つけたら、「頑張ってるね!」と褒めてあげましょう。

そして次の日は、「センスがいいね!」という言葉を持ち歩けば、「センスのいいネクタイ」や「センスのいい持ちもの」が目に付くようになってきます。

これを1週間も続けていれば、脳の中に「褒め回路」ができてきて、他人の長所が見えるようになってきます。

 

 

②疑い深くないですか?

 

あなたは人から褒められたとき、素直に嬉しいですか?

「どうせお世辞でしょ」と疑ってかかるクセはありませんか?

完璧主義の人ほど「疑い深い」のですが、そのような人は、他人を褒めることができません。

なぜなら、心の奥で「どうせお世辞でしょ」「下心があるんじゃない?」などと思われるのを恐れているからです。

しかし、そのように疑ってかかる人はごくわずか。

ほとんどの人は、たとえお世辞であっても、褒められるのは嬉しいものです。

そのことに気付くだけでも、だいぶ違ってくると思いますよ。

 

 

③「褒める=甘やかす」と思っていませんか?

 

体育会系の人に多いのですが…

「褒める」=「甘やかすこと」という勘違い。

そう思っていると、人を褒めることが苦手になります。

たしかに、人は、甘やかすとつけ上がり、後が面倒です。

しかし、「褒められてつけ上がる」ことは決してありません

想像してみてください。

もしも、ある上司から「お前は、ホントに優しいな~」と褒められたとしたら…

その後、あなたは、その上司の前で「冷たい態度」をとることができるでしょうか?

できませんよね!

むしろ、ますます優しい態度を見せようとするはずです。

人を褒めても、相手がつけ上がることはありません。

褒めれば褒めるほど、相手は「褒めた通り」になっていきます

また、最近の脳科学によると…

「褒められたときに分泌される脳内物質が、頭の回転を速くする」

という研究があります。

つまり、子どもを褒めれば、その子は頭がよくなる。部下を褒めれば、生産性が上がるということ。

人を褒めて損をすることはありませんので、安心してください。

 

 

④相手を褒めると、負けた気がしませんか?

 

自慢話をする人を、素直に褒められますか?

負けたくないからと、「もっと凄い自慢話」で返していませんか?

ライバル意識が強すぎると、人を褒めることができません。

しかし、よく考えてみてください。

先生が生徒を褒めたり、上司が部下を褒めたり、殿様が家臣を褒めたり…

褒めるというのは、基本的に「上から下」に行なう行為。決して負けではありません。

むしろ、自慢話をすることの方が「子供っぽい」のではないでしょうか。

「褒めるが勝ち」ということに気付くだけでも、だいぶ違ってくるはずですよ。

 

 

⑤「褒めてもらいたい欲求」が強すぎませんか?

 

心理学に、「返報性の法則」というものがあります。

返報性の法則とは、「与えたものは、自分に返ってくる」というもの。

たとえば、「大嫌い!」と言えば、相手も「大嫌い!」と返してきます。「笑顔で挨拶」をすれば、「笑顔の挨拶」が返ってきます。

では、「褒めてもらいたい欲求が強い人が、よく与えているモノ」とはなんでしょうか?

それは、『自慢話』です。

褒めてもらおうと自慢話をしても、返ってくるのは「相手の自慢話」。

自慢話ばかりでは、相手もうんざりしてしまい、なかなか褒めてもらえません。

褒めてもらえないから、さらに自慢話を続け、ますます褒めてもらえないという悪循環に陥ります。

そうなると、心の余裕がなくなり、もう人を褒めている場合ではなくなってくるのです。

褒められたければ、まずは「人を褒める」こと。

人を褒めていれば、必ず自分も褒めてもらえるようになります。

すると、心の余裕が出てきて、ますます人を褒めてあげられるという好循環が起こります。

「タマゴか先か、ニワトリが先か」という話がありますが…

褒めることに関しては、「褒められる」より「褒める」のほうが先なのです。

 

 

「褒められない心理」まとめ

いかがでしたでしょうか?あなたに当てはまるものはありましたか?

最後に、褒め上手になるための心構えをまとめておきます。ぜひご活用ください。

 

①「褒めるところ」を見つけられないのなら、「褒め言葉」を1つ持ち歩いて、褒める訓練をしよう!人の長所が見えるようになってきます

②「たとえお世辞であっても、褒められるのは嬉しいもの」と心得よう!

③褒められて、つけ上がる人はいません。褒めれば褒めるほど、相手は「褒めた通り」になっていきます。安心してドンドン褒めていこう!

④褒めるというのは、基本的に「上から下」に行なう行為。負けではありません。「褒めるが勝ち」と心得よう!

⑤自慢話をしても褒めてもらえない。褒めて欲しければ、まずは自分から相手を褒めること。与えたものは必ず返ってきます

 

以上、『人を褒められない5つの心理』でした。

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最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)

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