✎心理カウンセラー・ラッキー
心が弱い人は、生真面目で心優しい人が多いものです。
しかし、些細なことでクヨクヨ悩んだり、自分らしく生きられなかったり。
生きることに苦労を伴います。
ところが、ほんのちょっと考え方を変えて、強い心を身につけると、世の中が違って見えてきます。
自分のことが大好きになったり、毎日が楽しくなったり。
そんな日々を1年も続ければ、顔つきまで変わってくるでしょう。
そこで今回は、強い心を身につける13の秘訣をご紹介していきます。
人の心は、私たちが思っている以上に柔軟に変化するもの。
毎日の習慣をちょっと変えるだけで、脳の思考回路が変化し、考え方も変わってくるのです。
今は「心が弱い」と悩んでいる人でも、1年後には”強い心を持った新しい自分”に出会うことができると思いますよ。
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気は、心のエネルギーであり、強い心を身につけるのに欠かせないもの。
元気・勇気・やる気・強気・根気・陽気・負けん気などは、気のエネルギーが心に充満している人だけが得られるものです。
一方、気のエネルギーが不足していると、気を病みます。
それが、弱気と病気です。
気を充電するには、とにかく自然の多いところに出掛けること。
都会であれば、パワースポットといわれる森の多い神社や、日帰り温泉でも効果があります。
腸内環境が乱れていると、心が不安定になります。
幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの95パーセントが、腸でつくられているからです。
強い心を身につけるには、腸内環境を整えることが必須。
そのために効果的なのは…
・食物繊維の多い食事
・毎日の運動
・暴飲暴食をしない
また、断食でも腸内環境を整えることができますが、独学でおこなうと危険を伴いますので、指導者のもとで行う必要があります。
不思議なもので、心は、普段つかっている言葉のとおりに変わっていきます。
・「困った、めんどくさい、どうせダメ、つらい」などのマイナス言葉が多いと、心が弱くなる
・「よっしゃ!、やるぞ!、楽しい!、最高!」などのプラス言葉が多いと、心が強くなる
言葉が心に及ぼす影響は、私たちの想像以上に強力なもの。
強い心を身につけるには、意地でもマイナス言葉を減らして、プラス言葉を増やしていくことが大切です。
プラス言葉をつかうのと同じくらい大切なことが、ネガティブな情報を聞かないこと。
とくに気を付けたいのが、「テレビ」と「悪友」です。
報道番組やニュースなどの暗い情報を頭につめ込むと、心が臆病になります。
ワイドショーで鬱になる主婦もいるほどです。
また、友達の愚痴・泣き言・悪口などを聞くと、コルチゾールというストレスホルモンが分泌されます。
コルチゾールは、鬱やイライラの原因にもなる危険な物質です。
強い心を身につけるには、聞こえてくる言葉を気をつけて見張り、ネガティブな情報を耳から入れないこと。
愚痴や悪口の多い友達とは、距離を置くことも大切です。
たとえば、交通違反の罰金が2万円のとき…
・月収10万円の人は、つらい
・月収100万円の人は、どうってことない
何が言いたいのかというと…
余裕があれば、心は強くなるということです。
心に余裕をつくるには、”楽しみ”を増やすことが一番。
とくに、平日にワクワクできるような事をするのがおすすめです。
・お昼に美味しいものを食べる
・帰りにカラオケに行く
・日帰り温泉にいく
・TSUTAYAで映画を借りてくる
・友達と一杯やる
・趣味の雑誌を読む
自分が楽しいと思うものなら何でもOK。
楽しみを増やせば増やすほど、心が強くなることを実感できるはずです。
「一喜一憂」する人生は、つらいものです。
ところが、「百喜一憂」の人生になると、不思議と強気で生きていけるものです。
笑顔でマンガを読んだときと、真顔でマンガを読んだときとでは、おもしろさが全然違います。
なぜかというと、笑顔をつくるだけでストレスホルモンが軽減され、幸せホルモンが分泌されるからです。
試しに、今ここで笑顔をつくって、口角を5ミリ上げてみてください。
心が、すーっと軽くなるのを感じられるはずです。
笑顔は、心の強壮剤。
強い心を身につけるための必須アイテムです。
「困ったなぁ」と言いたくなるときでも…
ちょっと強引でもいいから、笑顔をつくって「面白い展開になってきた」と言ってみる。
それだけで、心がグッと強くなったのを実感できるはずです。
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チャランポランに生きている人は、意外と心が強いものです。
一方、心が弱い人は、責任感が強く、完璧主義な人に多いようです。
完璧主義は悪いことではありませんが、それが行き過ぎて自分が参ってしまったら、元も子もありません。
自分に対する厳しさを、少し規制緩和したほうが自分の為なのです。
そのための効果的な言葉が「まあ、いっか」。
失敗しても「まあ、いっか」。
中途半端でも「まあ、いっか」。
「ほどほどでもOK」という考え方ができるようになれば、恐れの気持ちが消え、逆にパワーが湧いてくるもの。
逆説的ですが、「まあ、いっか」で強い心を身につけることができるのです。
情けない気持ち、悲しい気持ち、つらい気持ち。
心の弱い人は、そんなマイナス感情にフタをしてしまいがち。
「こんなことで落ち込んではいけない」「もっと心を強く持たなければ」と。
しかし、マイナス感情は、消そうとすればするほど大きくなるという性質があります。
マイナス感情が出てきたときの一番の対処方法は…
”自分を客観視する”こと。
「ああ、私はいま、すごく悲しんでいる」
「ああ、私はいま、すごく不安になっている」
第三者の目線で自分を眺めることで、いち早くマイナス感情を消すことができます。
テクニック的な話ですが、この方法を「メタ認知」といいます。
お坊さんは”心を見つめる修行”をしますが、実はそれもメタ認知。
イチローやタモリさんも使っている方法です。
強い心を身につけている人は、”メタ認知が上手い人”とも言えるのです。
心が強い人は、ファッションでも趣味でも、自分らしさを前面に出していきます。
そうすることで、気の合う人が集まってきて、気の合わない人は離れていきます。
気の合う人に囲まれて生きていたら、当然自信が湧いてくるし、無駄な気をつかう必要もありません。
一方、心が弱い人は「誰からも嫌われたくない」からと、自分らしさを消してしまいがち。
そのため、余計に生きづらい環境になるのです。
強い心を身につけるには、気の合う仲間に囲まれて生きることが大事。
そのために必要なのは、「開き直って、自分らしさを出す勇気」だけです。
・心の安定を保つセロトニン
・やる気を促すドーパミン
・集中力を高めるノルアドレナリン
このような、強い心を身につけるために必須の神経伝達物質は、運動によって正常に分泌されるようになります。
肉体労働の方であれば運動不足になることはないと思いますが、デスクワークであれば運動習慣をもつことが必須です。
人間は、変化を嫌う動物。
特に、心の弱い人は、変化をつよく嫌う傾向があり、何をするにも「思い切りが悪い」ところがあります。
そんな消極的な心を鍛え直せるのが”断捨離”です。
・使っていないものは、値段が高かったものでも、思い切って捨てる
・元カノとの思い出の写真も、思い切って捨てる
そうすることで、積極的な強い心を身につけることができます。
過去の執着が消え、心が未来に向き、生きる気力も強くなるものです。
他人の欠点ばかりに目が行く人は、神経質になり、心も弱くなります。
なぜなら、それは”敵だらけの世界”に住んでいるのと同じだからです。
反対に、他人の長所をみつけるのが上手い人は、”いい人ばかりの世界”に住んでいることになります。
その結果、気持ちにゆとりができて、心も強くなります。
他人の長所に目を向けるには、練習が必要です。
そこで、おすすめなのが…
”長所をみつけるゲーム”。
すべての知人の長所を、たった1つでいいから見つけていく。
「あの人はファッションセンスがいい」
「あの人は家族にも優しそうだ」
「あの人は想像力がある」
そうやって、すべての人の長所を見つけることができれば、これから新しく出会う人の長所も見つけるのが容易になります。
すべての人に長所が見つかれば、この世はあなたにとって”いい人ばかりの世界”になります。
強い心を身につけるために、絶対に欠かせないモノ。
それは、自信です。
自信を育てるために大切なことは、能力をあげることでも、資格を取ることでもありません。
いちばん大切なのは、”人のお役に立つ”こと。
そのために、ぜひおすすめしたいのが”ありがとうゲーム”です。
ルールは簡単。
”一日に最低1回は、人から「ありがとう」と言われる”
・咳をしている友達に、のど飴を手渡す
・昼休みに「コンビニに行きますけど、何か買ってくるものはありませんか?」と聞く
・妻の食器洗いを手伝う
些細なことでいいので、「ありがとう」と言われる行動を増やしていくのです。
「いつもありがとう」「君のおかげだよ」と毎日のように言われている人で、自信のない人はまずいません。
「ありがとう」と言われた数に比例して、自信が育ち、同時に心も強くなっていくものです。
「情けは人の為ならず」の本当の意味は、こういう事なのです。
☆☆☆
以上、強い心を身につける◇心を強くする13の秘訣でした。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
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