✎心理カウンセラー・ラッキー
一人暮らし、進路、留学、同棲、結婚…
「反対する親」を説得するのは、簡単なことではありません。
親を説得するために必要なことは、情熱・信頼関係・テクニック…
そして一番大切なのが「話し方」です。
今回は、「親を説得するときの話し方」10のコツをご紹介いたします。
これをマスターして、見事!説得に成功してくださいね!
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反対意見ばかりの親に対して、ついカッとなる事もあるでしょう。
しかし、説得の場では、絶対に感情的になってはいけません。
話し方が威圧的になればなるほど、相手を説得できなくなります。
腹が立っても「怒った顔」を見せず、冷静に話を進めることが大切です。
「なにバカなこといってんの!」
「お前は、まだ世間というものが分かっていない!」
納得いかない親の言葉に、つい口を挟みたくなる場面もあると思います。
しかし、絶対に親の話を遮ってはいけません。
こちらが最後まで聞かなければ、親だって、あなたの話に耳を傾けてくれません。
「司会者は親」という控え目な気持ちで、説得に望みましょう。
「うまくいく訳ないでしょ!」
「そんなことは無理だ!」
親は、子どものことが「心配」なために、反対意見を言ってくるわけです。
その「心配」な気持ちを、こちらが一旦受け止めると、親も心を開きはじめます。
「言いたいことは分かったよ。心配してくれてるんだね。だけどね、……」
このように、親の心配を受け止めた後に、自分の意見を述べましょう。
親の意見に対して、「時代遅れ」「チャレンジ精神がない」と感じることもあるでしょう。
しかし、絶対に親を非難してはいけません。
「そんなの時代遅れだよ!」
「なんで世間の目ばかり気にするの!」
などと言ってしまえば、その瞬間に交渉決裂です。
幼い子どもは、「買って!買って!買ってー!!」と親が音を上げるまでダダをこねる。
これが通用するのは、小学生まで。
説得とは、相手を「なるほど!」と納得させることです。
だから、絶対に親を負かそうとしてはいけません。
主役は、「こちらの気持ち」ではなく「親の気持ち」。
「親が納得する」ことを目標にして、説得に望みましょう。
「そんなの常識でしょ!」
相手と意見が異なるとき、「常識」を持ちだす人も多い。
だけど、親の常識と子どもの常識は、30年前後ずれています。
常識を持ちだすと、正しい意見交換ができなくなり、親をイラつかせてしまう。
「常識」という言葉は、禁句です。
「説得したい気持ち」があまりに強すぎると、メリットばかりを話してしまいがちです。
しかし、メリットだけを話すよりも、デメリットも一緒に話すほうが、説得力が上がります。
例えば、「一人暮らしがしたい」というとき…
●メリット
●デメリット
このように、デメリットも同時に話すと、「しっかりと考えている」という印象を親に与えることができます。
また、メリットとデメリットの比率は、「4:1」程度がいいと言われています。
親の心配の半分は、おそらく「お金」でしょう。
「ちゃんと、やっていけるのかしら?」という心配があって、説得に同意できないケースも多いものです。
なので、お金に関しては、しっかりと数値化し、紙に書いておく必要があります。
「支出」と「収入」の予定。そして、いくら援助してほしいのか、など。
それらを事細かく書いて、いつでも提示できるようにしておきましょう。
詳細であればあるほど、親に「安心感」を与えられます。
「~だと思う」
「~じゃないかなぁ」
このような曖昧な言葉を使ってはいけません。
しっかりとした自信を見せていかなければ、親を説得することはできません。
「クラスのみんな、持ってるもん!」
「みんなって、誰よ?」
これは、小学生の親子によくある会話です。
説得するときは、「みんな、そうだから」「絶対に大丈夫!」のように、大げさに語ってはいけません。
大げさは、「一種の嘘」または「予想」なので、信ぴょう性が全くありません。
また、1つでも「大げさ」に言ってしまうと、すべてが疑わしくなってしまいます。
説得するときは、「正確なデータのみ」を提示するようにしましょう。
ここまで「親を説得するときの話し方」を見てきました。いかがでしたか?
親を説得するには「情熱」も必要ですが、「冷静さ」はもっと大切です。
最後に、10のコツをまとめておきます。
ぜひお役立ていただき、「自分の夢」を勝ち取ってください!
①絶対に、感情的になってはいけない
②親の話は、最後まで聞く
③親の気持ちを受け入れてから、自分の意見を述べる
④親を非難してはいけない
⑤親に勝ってはいけない
⑥「常識」は持ち出さない
⑦メリットだけでなく、デメリットも話す
⑧綿密な「お金」の話をする
⑨自信のない言葉は使わない
➉「大げさ」は厳禁!
以上「『親を説得するときの話し方』10つのコツ」でした。
●こんな記事もありますよ●
人を説得する方法~7つの心理テクニック
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
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