✎心理カウンセラー・ラッキー
心理学は、「記憶」の研究において、100年の実績があります。
そのノウハウを使わないのは、絶対にもったいない!
今まで2時間かかっていたものを、1時間で暗記できるようになれば勉強が楽しくなるし、自由な時間も増える!
さらに「頭いいんだね!」なんて褒められれば「自信」や「やる気」も湧いてきて、人生が充実します!
今回は、『記憶力アップのための、心理学的記憶法』を7つご紹介いたします。
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世の中には、「記憶術」と呼ばれるものがたくさんあります。
場所法・置換法・物語法などなど。
ぼく自身も使った経験があるのですが…
たしかに効果は高く、たくさん記憶できます。
しかし!
欠点もあります↓
それに対して、
今回ご紹介する「心理学的な記憶法」は…
という嬉しい特徴があります。
「なぜ頭が疲れないか」というと…
「身体」を使うからです。
それでは、1つずつご紹介していきます。
「え~っと、次はこの公式をつかって…」
「なるほど!こういう意味なのね!」
このように、ブツブツと独り言をいいながら勉強する人を、ドラマや漫画などで見かけますよね。
これは、れっきとした記憶法!
「内言語法」といいます。
ある大学の実験では…
「内言語法を使うと、70~80%も学習効率が上がる」ことが確かめられました。
さらに!
通常の勉強だと、「2.3日後に60%以上を忘れてしまう」のですが、
内言語法の場合は、「19日後に10%しか忘れていなかった」という驚きの結果がでました。
ブツブツと独り言をいうだけで、これだけの効果があるのですから、使わない手はありません!
「ラルフ・ローレンの香水で、記憶力が上がる」
「カモミールの香りで、イメージ力が上がる」
などなど、
世界中の大学では「香り」と「記憶」の研究が行われてきました。
それらを「ひとまとめ」にしてくれたのがアロマテラピーです。
●記憶力が上がるアロマ
「勉強前にアロマをたく」
たったこれだけの努力で、記憶力がアップするのですから、やらなきゃ損ですよね!
英単語を覚えるときの「単語帳」。
表に「リンゴ」、裏に「apple」というように、「言葉だけ」を書いていませんか?
ぜひ、イラストも描き加えてください!
「言葉だけ」で覚えるよりも…
「言葉+映像」で覚えたほうが、2倍も覚えやすいという研究があります。
また、ハーバード大学の調査では…
「言葉+映像」のほうが14~38%も忘れにくいという結果が出ました。
この「言葉+映像」というテクニックは、英単語だけでなく、さまざまな勉強でも使えます。
たとえば…
●歴史であれば、「歴史人物の顔」も一緒に記憶する
●生物であれば、「生き物の写真」も一緒に記憶する
それから、「参考書は、図やイラストの多いものを買う」というのも賢い選択です。
小学校のときに覚えた「九九」。
誰もが「音読」で覚えたはず。
「黙読では覚えた」という人はいないと思います。
なぜ、音読だったのか??
実は…
「黙読」よりも「音読」のほうが、はるかに記憶効率がいいからです。
そして、忘れにくい!
「歌は忘れない」というのも同じこと。
耳から入った情報は、記憶に定着しやすいのです。
「学校」や「塾」では、周りに迷惑をかけないように「黙読」させられることが多いのですが…
家での黙読は、なんの利益もない!
ぜひ、今日から「音読」に切り替えてくださいね。
ずーっと座りっぱなしで勉強していませんか?
ときには、「立ったり、歩いたりしながら記憶する」こともおすすめです。
人の脳は、立っているときに活性化することが分かっています。
つまり、立ったり、歩いたりしているときは、頭の回転がいいということ。
また、血流が良くなり、脳に酸素が送られて、頭も心もリフレッシュできます。
勉強中にお尻が痛くなってきたら…
公園を散歩しながら記憶するのもいいでしょう。
部屋の中を、うろちょろ歩きながら記憶するのもいいでしょう。
「立って勉強する」というテクニックを使っている人は、意外と少ない。
だからこそ、ライバルに差をつけるチャンスになります。
記憶するために、最も大切なのは「復習」。
しかし!
「復習」にチカラを入れていると、「新しい勉強が進まない」というジレンマに陥ってしまいます。
そこで、おすすめなのが…
復習は「コマ切れ時間」で終わらせる
という方法。
トイレの5分、
通学電車の15分、
美容院や歯医者の「待ち時間」などなど。
1日のコマ切れ時間は、意外と多いものです。
そこを「復習の時間」に充てましょう。
コツは、「勉強したときに書いた紙を持ち歩く」ことです。
たいていの場合、ノートや紙に書いて覚えますよね。
それを持ち歩いて、コマ切れ時間に見返すだけ。
「あ~、こんなこと覚えたなぁ」と思い返すだけでも、じゅうぶん「復習」になります。
受験でも、定期テストでも、勉強は「時間との戦い」。
いかに効率よく勉強を進めるかがカギになります。
「勉強が終わったら、テレビを見てから寝よう」という気持ちは分かりますが…
勉強の後は、すぐに寝るのがベスト。
というのは、
脳に入った情報は、睡眠によって整理整頓されて、記憶に定着します。
しかし、勉強後すぐに寝ないと…
「脳が整理整頓する前」に記憶が薄まってしまい、定着率が落ちてしまいます。
つまり、「記憶がしっかりしているうちに寝る」というのが、暗記のコツ。
「寝る直前こそが、暗記のベストタイミング」なのです。
以上が、『記憶力をアップする7つの方法』でした…
と終わりたいところですが、最後にもう1つ。
「記憶力」と「集中力」には密接な関係があります。
こちらの記事では、「集中力アップの方法」をまとめています。
↓↓↓
勉強の集中力アップ◇6つのコツ
ぜひ、合わせてお読みください。きっと役立つと思いますよ。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
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