✎心理カウンセラー・ラッキー
子どもの人格形成は、生まれつきよりも、乳幼児期の育て方のほうが影響が大きいと言われています。
つまり、幼いころに育て方を間違えると、あとで後悔してしまうのです。
ここでは、幼児期に絶対やっておくべき”子育てで大切なこと”を7つご紹介していきます。
子育て中のお母さんは、ちゃんと出来ているか一度チェックしてみてくださいね。
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ここ重要です
赤ちゃんや幼児の子育てでもっとも大切なのは、間違いなくスキンシップです。
産まれた直後にお母さんに少し抱かれただけでも、人格にいい影響を及ぼすと言われています。
スキンシップをすると、脳からオキシトシンという神経伝達物質が分泌されます。
オキシトシンは”幸福と愛情のホルモン”とも呼ばれていて、精神を安定させ優しい心をつくります。
また、ストレス解消や健康増進にも役立つと言われています。
ただ、仕事と家事でバタバタしているお母さんは、充分なスキンシップをする時間がなかなか取れないかもしれませんね。
そんなお母さんに、とても素晴らしい方法をご紹介させていただきます。
その方法とは、「朝に子どもを8秒間抱きしめる」こと。
これは、子育て研究でも有名なソニー創業者・井深大さんが推奨する方法。
8秒なら、どんなに忙しいお母さんでも大丈夫ですよね。
「朝に8秒間抱きしめる」というのは、我が家でも3人の子どもに数年間続けていますが、間違いなく効果がありそうです。
これを始めた頃から、子どもたちに落ち着きが出てきて、笑顔と心の余裕も増えた気がします。
子育てにおいて、スキンシップの大切さは昔から世界中で言われてきたことです。
現代のような混とんとした時代では、なおさら大切になると思います。
自然とのふれあいは、子どもの健全な教育にとても大切なこと。
たくましくて健やかな心を育てます。
不登校・引きこもり・心の病・いじめの対象になる子どもは、ゲームやショッピングセンターなどで休日を過ごすタイプに多いそうです。
また潔癖症も、子どものころに自然とふれ合わなかった人に多いのだとか。
自然の中で子どもを遊ばせると、服を汚したりケガをしたり、お母さんにとっては迷惑なことばかりかもしれません。
しかし、自然の中でたっぷりと遊んだ子は、思考力や決断力のある心の強い子に育ちます。
子どもの将来のことを思うのなら、今だけはちょっとガマン。
服を汚してきたら「いっぱい遊んだね!」と褒めてあげるぐらいの心構えが大切です。
子供の相手を”テレビに任せっぱなし”というお母さんも少なくありません。
これは、今すぐやめていただきたい非常に危険な習慣です。
なぜなら、テレビは一方的に楽しませてくれるので、返事もできないような大人になってしまったり、自分で考える力も衰えてしまうからです。
もちろんテレビも少しはいいのですが、幼児の子育てでぜひ大切にしてほしい習慣が”絵本の読み聞かせ”。
絵本は子どもの想像力を育てます。
内容も子どもの心に響くものが多く、正義感や優しい心を育てるのに役立ちます。
また、「読書好きにしたら、それだけで子育ては成功」と言われるほど、本を身近に感じることは大切です。
最近の絵本は、お母さんが感動で涙をながすような素晴らしい内容も多くあります。
読み聞かせは1日30分で十分です。ぜひ一緒に楽しんでみてください。
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ワンちゃんやネコちゃんを飼っている家庭も多くなりました。
ところが一方で、「危ないから、汚いから」という理由で、子どもが動物に触ることを嫌がるお母さんも少なくありません。
小動物とのふれあいは、子どもの心の健やかな成長に役立ちます。
また、幼児は自分より弱い存在と接する機会が少ないので、動物とのふれあいから”弱い者にたいする愛情の注ぎかた”を学びます。
自宅で飼っている場合は、やがて命の尊さも学べます。
とはいっても、そのために家庭で動物を飼う必要はありません。
散歩中のワンちゃんに触らせてもらったり、ふれあい動物園に行くなどして、動物とふれあう機会をつくってあげることが大切です。
最近はご近所の人が亡くなっても、お父さんかお母さんが代表してお葬式に行くという家庭も多くなりました。
でも、ぜひやっていただきたいのが、子どもにも身近な人の死を見せること。
そして棺に眠る人の顔を拝ませてあげることです。
「そんな残酷な」と思われる方もいるかもしれません。
しかし、人の死と向き合わせることによって、命の大切さや生きていることの素晴らしさを学びます。
また、情熱的に生きる活力も湧いてきます。
ここで、「なぜ人の死と向き合うと、情熱的になれるの?」と疑問に思った方もいるはずです。
それを仏教の曹洞宗開祖・道元禅師が見事に説明しています。
ある修行僧が「どうして努力する人と、しない人がいるのか?」と尋ねると…
道元はこう答えました↓
「努力する人間には志がある。努力しない人間には志がない。その差だ」
次に、修行僧は「どうして志がある人と、ない人がいるのか?」と尋ねると…
道元はこう答えました↓
「志のある人は『人間は必ず死ぬ』ということを知っている。志のない人は『人間は必ず死ぬ』ということを本当の意味で知らない。その差だ」
つまり、「自分にも必ず死がやってくるんだ」という最終期限を知らなければ、ダラダラと流される人生になってしまうのです。
お釈迦様も、こう言っています。
「人の死を嘆き悲しむのではなく、学習材料にすべきだ」
・命の大切さ
・生きていることの素晴らしさ
・人生の時間を大切にする気持ち
この3つを教えてくれるのが、身近な人の死と向き合うことなのです。
子どもの前での夫婦喧嘩は、絶対に絶対に厳禁。
幼い子どもにとって両親は、自分の命綱であり、大人の代表であり、愛の象徴です。
その二人が憎みあう姿に、子どもは強く怯え、ビクビクオドオドした性格になってしまいます。
また、大人になってから人間不信になったり、無意識に結婚を避けるようにもなる人もいます。
心が荒れた子どもの多くも、夫婦仲の悪い親に育てられたケースがほとんど。
心が弱くなるため、何かしらの”依存症”になる可能性も高まります。
夫婦喧嘩は、子どもにとって猛毒であり、心に深い傷を残します。
せめて子どもの前だけでは、夫婦喧嘩は避けるべきです。
幼児の教育で大切なのは「この世は楽しくて素晴らしい場所だよ」と教えていくこと。
そうすることで、明るくてやる気のある子に育ちます。
鼻歌を歌いながら料理をするお母さんに育てられると、子どもは「料理は楽しいんだ」と信じます。
ため息をつきながら料理をするお母さんに育てられると、子どもは「料理はつまんないんだ」と信じます。
仕事の話を楽しそうに話すお父さんに育てられると、子どもは「仕事は楽しいんだ」と信じます。
ため息をつきながら帰宅するお父さんに育てられると、子どもは「仕事はつまんないんだ」と信じます。
親がため息をつくたびに、子どもはやる気をうしない面倒くさがり屋になってしまうのです。
いつも笑顔で幸せいっぱいのお母さんに育てられた子は、生きる気力に満ちています。
まずは、お母さんが美味しいものを食べたり、お洒落をしたりして、自分自身を喜ばせていくことも大切ですね。
☆☆☆
以上、子育てで大切なこと◇後悔しない子育て7つの秘訣でした。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
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