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理性的になる方法◇感情的になる人と感情的にならない人は何が違うのか?

理性的になる方法◇感情的になる人と感情的にならない人は何が違うのか?

心理カウンセラー・ラッキー

 

「すぐに感情的になってしまう」

「カッとなって人を責めてしまう」

感情的な女性

 

そして…

「またやっちゃった」とあとになって後悔する。

冷静に戻った女性

 

そんな自分に悩んでいる方も少なくありません。

 

理性的になるための一番の近道は…

”感情的になる人”と”感情的にならない人”の違いを知ること。

 

ポイントさえわかれば、自分の感情をコントロールしやすくなります。

ではさっそく、10個の違いを見ていきましょう。

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感情的になる人・感情的にならない人の違い10選

 

感情的になる人 感情的になる人は

「どうしたら、あの人を変えられるか」と考える

 

理性的な人 感情的にならない人は

「どうしたら、あの人とうまく付き合えるか」と考える

 

感情的になる人は、決してワガママではありません。

正義感が強すぎて、相手を変えることに一生懸命になってしまうのです。

 

「旦那の考え方は間違ってるから、直すべきだ」

「あの人は自分勝手だから、改めるべきだ」

そう考え、つい感情的になってしまいます。

 

しかし、基本的に”相手を変える”ことはできません。

言えば言うほど相手は意固地になり、最後は口論になってしまいます。

 

一方、理性的な人は、相手を変えようとするのではなく、自分を変えようとします。

「どうすれば、この人とうまく付き合っていけるかな?」と。

 

だから、感情的になることもないし、口論になることもありません。

 

また、どうしてもうまく付き合えない場合は、”相手と距離を置く”という方法を選びます。

どこまでいっても相手との衝突は生まれません。

 

感情的にならないための1つ目のポイントは、”相手を変えようとしない”こと。

その中で”自分がどう生きるか”を考えることです。

 

 

感情的になる人 感情的になる人は

ボキャブラリーが少ない

 

理性的な人 感情的にならない人は

自分の感情を言葉にできる

 

ボキャブラリーが少ないのも、感情的になってしまう一つの原因。

 

赤ちゃんは、熱いものを触ると「ギャー!」と感情的になります。

「アー、ウー」としか言えなかった原始時代前期の人も、「うぉー!」と声を上げることで自分の感情を表現しました。

 

人間は、自分の気持ちを言葉にできないと、つい感情的になってしまうのです。

 

では、どうやってボキャブラリーを増やせばよいのでしょうか?

一番いいのは、本を読むことだと思います。

 

本を読んだ量に比例して、ボキャブラリーも増えていきます。

読書好きの人が比較的冷静なのも、言葉で自分の感情を的確に表現できるからです。

 

 

感情的になる人 感情的になる人は

怒ると、感情コントロールが不能になる

 

理性的な人 感情的にならない人は

怒っても、感情をコントロールできる

 

”感情的”とは、感情を出すことではありません。

感情コントロールが不能になることです。

 

なぜ、感情をコントロールできなくなるのかというと、”自分で自分の姿が見えていない”からです。

 

感情的にならない人は、自分の姿が見えていて「これ以上怒ったらみっともないな」と、自分をクールダウンさせることができます。

一方、感情的になる人は、自分の姿が見えていないので、どこまでもヒートアップしてしまいます。

 

つまり、自分の姿が見えるようになれば、感情的になることもグッと減らせるわけです。

では、どうしたら自分の姿が見えるようになるのでしょうか?

 

そのためには”自分が怒っている”ことに、いち早く気付くこと。

怒りがピークに達する前に「今わたし怒ってるな」と自分で認識することです。

 

これをメタ認知といいます。

 

お坊さんは”心を見つめる修行”をしますが、実はこれもメタ認知。

「あっ!怒りが湧いてきたぞ」「ちょっとムカムカしている」と自分の感情を認識することで、穏やかさを保つことができるのです。

 

メタ認知を早く上達させるのに、”輪ゴムを手首に付けておく”という方法があります。

自分の怒りに気づいたら、輪ゴムをパチーン!

痛みによる条件反射で、小さな怒りでも気づけるようになります。

 

 

感情的になる人 感情的になる人は

運動不足

 

理性的な人 感情的にならない人は

運動習慣がある

 

運動不足も、感情的になる原因の一つ。

運動不足になると脳の血流が悪くなり、”精神安定のためのセロトニン”や、”やる気のためのドーパミン”が正常に分泌されないからです。

 

イスに座りっぱなしの部長がすぐに怒鳴るのも、単純に動きが少ないから。

これを改善するための一番の方法は、”運動習慣”を持つことです。

 

週3日、1回30分のウォーキングでも十分に効果があります。

会社帰りに一駅手前で降りて、歩いて帰宅するのも良いかもしれませんね。

 

ちなみに、「スポーツマンに感情的な人って多くない?」という疑問を持たれた方もいるかもしれません。

スポーツマンに多いのは、”感情的な人”ではなく”情熱的な人”です。

 

F1レーサーが事故ギリギリの猛スピードで走るのは、情熱的だから。

街中で乱暴な運転をする人が、感情的な人です。

 

 

感情的になる人 感情的になる人は

自分の大きな声で、ますます感情的になる

 

理性的な人 感情的にならない人は

怒っているときは、あえて小さな声で話す

 

人間には、”大きな声を出すと感情が高ぶってくる”という性質があります。

みなさんも、カラオケやスポーツ観戦などで すでに経験済みだと思います。

 

つまり、怒っているときに大きな声を出すと、気持ちが高ぶってしまい、ますます感情的になるのです。

それを知っている人は、怒ったときにあえて小さな声で話します。

 

感情的にならないためには、「わたし怒ってるな」と感じたら、あえて冷静さを装うこと。

多少の忍耐は必要ですが、そうすることで感情の暴走を食い止めることができます。

 

 

感情的になる人 感情的になる人は

自分と考え方の違う人は、間違っていると思う

 

理性的な人 感情的にならない人は

相手の価値観を受け入れる

 

価値観は、人それぞれ。

「食べ物を残すのは罰当たりだ」と言う人もいれば、「無理して食べたら体に悪い」と言う人もいます。

 

理性的な人は、「君はそう思うんだ」と相手の価値観を受け入れます。

一方、感情的になる人は、「俺は間違っていない」と自分の価値観を押し付けてしまい、そこに衝突が生まれます。

 

価値観は、育ってきた環境で異なるものであり、どちらが悪いという話ではありません。

そのことを肝に銘じ、他人の考え方に干渉しないことが大切です。

 

 

感情的になる人 感情的になる人は

理解できない人に真正面から立ち向かう

 

理性的な人 感情的にならない人は

理解できない人を相手にしない

 

生きていれば、どうしてもウマの合わない人が出てくるし、ぜんぜん理解できない人にも出会います。

 

感情的にならない人は、そういう人とは関わらない努力をします。

そっと距離を置くのです。

 

一方、感情的になる人は、そういう人に真正面から立ち向かっていきます。

「どうしてお前はそういう事をするの?」と相手を否定してしまうのです。

 

お互いに理解できない相手と「わかり合おう」とするのは、無理があります。

やがて口論になり、”わかり合おう”から、”わからせてやろう!”になってしまうのです。

 

理解できない人とは、そっと距離を置く。

これが”ベストな付き合い方”になるはずです。

 

 

感情的になる人 感情的になる人は

予定がくるうとイライラする

 

理性的な人 感情的にならない人は

想定外のことに対応できる

 

想定外の事態が起きてイライラすることは、誰にでもあります。

しかし、その後の対応が、感情的な人と理性的な人でぜんぜん違います。

 

たとえば、通勤電車が「事故のため運転見合わせ」なんてとき…

感情的にならない人は、喫茶店や本屋で時間をつぶしたり、他の私鉄を利用したり。

”自分で変えられること”を考えて、ダンドリを組みます。

 

一方、感情的になる人は、駅員に怒りをぶつけたりします。

”変えられないこと”に一生懸命になってしまうのです。

 

友達が遅刻して予定がくるったなんて時も、同じようなことが起こります。

 

人生で大切なのは、過去よりも未来。

”過去の出来事にこだわる”よりも、”未来をいかに快適にするか”のほうが遥かに重要です。

 

想定外のことが起きたときは「じゃあ どうしよう?」。

第二のダンドリを考えることが大切です。

 

 

感情的になる人 感情的になる人は

自分だけに不幸が起きていると考える

 

理性的な人 感情的にならない人は

みんなに不幸が起きていることを知っている

 

”飲食店で自分の料理だけがなかなか出てこない”というのは、誰にでもよくある事。

”渋滞でぜんぜん動かない”というのも、誰にでもよくある事です。

 

「こんな事はよくあることだ」と現実的な考え方をできる人は、感情的になりません。

「なんで俺だけ!」と考える人は、感情的になってしまいます。

 

不幸な出来事は、ほぼ平等にみんなに起きています。

その現実が頭に入っていれば、カッとなることも少なくなるはずです。

 

現実を正しく見るためには、「こんな時もあるよ」「こんな人もいるよ」を口癖にするのがおすすめ。

心の許容範囲が広くなり、想定外の事態が起きても感情的にならずに済むはずです。

 

 

感情的になる人 感情的になる人は

異性の考え方を理解していない

 

理性的な人 感情的にならない人は

異性の脳の特徴を知っている

 

「旦那や奥さんにカッとなる」

「彼氏や彼女にカッとなる」

このようなケースは、”異性の脳の特徴”を理解していないことが主な原因。

 

テレビを観ている旦那がぜんぜん返事をしないのは、本当に聞こえていないからです。

相談にのってあげたのに、彼女がまずます不機嫌になるのは、彼女は解決ではなく”共感”してほしかったからです。

 

男女の脳の違いは、こちらの記事に詳しく書いています↓

男と女の脳の違いを比較◇なぜ男女で恋愛や考え方がこれほど違うのか?

時間がありましたら、ぜひ読んでみてくださいね。

 

 

☆☆☆

以上、理性的になる方法◇感情的になる人と感情的にならない人は何が違うのか?でした。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)

 

 

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