✎心理カウンセラー・ラッキー
好感度を上げる話し方には、いくつかコツがあります。
ここでは、簡単なのに効果の高い会話テクニックを7つご紹介していきます。
これらを使いこなせば、好感度が上がること間違いなし!です。
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好感度が下がる一番の原因は「ネガティブな話をする」こと。
悪口・不満・愚痴などネガティブな話をすると、あっという間に好感度が下がってしまいます。
それを回避できるのが「マイナスプラス法」。あらゆる会話をポジティブに変換できます。
やり方は「最後にポジティブなこと言う」だけ。
ダメな例
「ここのすし屋は美味しいけど、いつも混んでるよね」
いい例
「ここのすし屋はいつも混んでるけど、美味しいよね」
ポジティブな言葉を最後に持ってくれば、会話全体がポジティブに聞こえます。
旅行帰りに「はぁ~」とあくびが出ても、そのあとに「楽しかった」とつけ加えればポジティブになります。
「はぁ~、楽しかった♪」
仕事でグッタリ疲れたときも…
「あ~疲れた。今夜はぐっすり眠れそうだ!」と最後をポジティブにすれば、感じのいい人になります。
誰かの悪口になってしまっても…
「部長は 怒るのも仕事の内だから仕方ないよね」とポジティブに終わらせれば、悪いイメージは残りません。
会話も、”終わりよければ すべてよし”ということですね。
ペーシングとは、相手と「波長を合わせる」こと。モノマネするように「動作・表情・感情・声のトーン」を話相手に合わせていきます。
・相手がコーヒーを飲んだら、自分も飲む
・相手がダラけた姿勢なら、自分もダラける
・相手が落ち込んでいたら、自分も暗く話す
・相手が興奮して話していたら、自分も興奮してうなずく
・相手がのんびり話していたら、自分ものんびり話す
すると不思議なことに、相手は「この人とはウマが合う」「なんだか いい人だな」と感じてしまう。
まるで催眠術をかけたように、相手に親近感を与えることができるのです。
トーク番組の司会者やアナウンサーなど、トークのプロをよーく観察すると、その技術をわかりやすく理解できると思います。
ぜひ一度、テレビで確認してみてくださいね。
ネームコーリングとは、会話の中に「相手の名前」に挟むこと。「吉田さん おはよう!」
「吉田さん 昨日の件なんだけど…」
「知ってる?吉田さん。部長がこの前…」
不思議なもので、人は、自分の名前を頻繁に読んでくれる相手に親近感を覚えます。
一方、「あんた」「きみ」と呼ぶ相手には、親近感を感じられません。
ネームコーリングは、その微妙な心理をついた優れたテクニック。
やり方も簡単なので、好感度を上げるには一番簡単な方法だと思いますよ。
自己開示とは、自分のすべてを包み隠さず話すこと。特に大切なのは「欠点や失敗談を面白おかしく話す」ことです。
こちらが心を開いて話せば、相手も肩の荷が下りて、心を開いて話してくれる。
そこに深いつながりと、笑いの輪が生まれます。
自分「立食パーティーは初めてだから もう緊張しちゃって…」
相手「ぼくも一緒です!ドキドキですよね。でもこうして話し相手が見つかって嬉しいです!」
自分の弱点を人に見せることで、好感度が下がってしまうような気がしますが、実はその逆で、好感度は確実にアップするのです。
アイメッセージとは、自分の気持ちを伝えること。
褒めたり怒ったりするとき、通常は「相手のこと」を言います。
褒め「髪が綺麗ね!」
怒り「なんで毎日帰りが遅いのよ!」
どちらも主語が「You」です。
アイメッセージの場合は「自分の気持ち」を伝えます。
褒め「髪が綺麗でうらやましいわ」
怒り「毎日遅いと寂しいわ」
主語が「I」です。
アイメッセージで伝えると、とげとげしさやイヤミな感じがありません。
メッセージが、相手の頭ではなく、心に直接届きます。
アイメッセージはさまざまなシーンで応用可能。
「連絡がないから心配したわ」
「裏切るなんてガッカリだよ」
「君のおかげでホント助かるよ」
「勉強がんばってるね。お母さんもうれしいわ」
「ダンスがうまいのね。感動したわ」
アイメッセージは、一瞬で「褒め上手・怒り上手」になれる優れたテクニックです。
バックトラッキングとは、いわゆる「オウム返し」。相手の言葉を繰り返すことで、話し手を心地よくする効果があります。
相手「友達が入院したからお見舞いに行ってきたんだ」
自分「えっ!友達が入院したんだぁ」
相手「駅前の花屋さんに寄ったんだけど…」
自分「駅前に花屋あるよね」
相手「そこがバラの専門店で…」
自分「えー!バラ専門店!」
ただ単に相手の言葉を繰り返すだけですが、その手軽さからは想像もできないほど、話し手を心地よくする効果があります。
百聞は一見に如かず。まずは身近な人を相手に、その効果を体感してみてください。
初頭効果とは「最初の印象」が心に強く残るという心理。人間関係の場合では、出会ってから10秒以内が「好印象を与えるための最も重要な時間」と言われています。
つまり、好感度を上げるのに一番大切なのは「挨拶」。
最初にいい挨拶ができれば、その好印象がずーっと続くわけです。
いい挨拶のコツは3つ。
「いい挨拶」の回数を増やしていけば、それに比例して、自分の好感度も上がっていくはずです。
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好感度の上がる話し方を7つご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
使えそうなものが見つかったら、さっそく実践してみてくださいね。
最後に、好感度を上げるための「心構え」をご紹介しておきます。
心構えは、話し方以上に大切なものです。
で、その心構えとは…
「相手に興味をもつ」こと。
・「どんな話が聞けるのだろう?」とキラキラした視線で話を聴く
・明るくてワクワクした気持ちを忘れない
その態度が、相手に好印象を与えます。
そのためには「この人が大好き」と自己暗示をかけるのもオススメ。
心構えが変われば、自然と自分の態度も変わってくるものです。
以上、好感度を上げる話し方7つでした。
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