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弱気な人の特徴原因と 弱気を克服して強気になる方法

弱気な人の特徴原因と 弱気を克服して強気になる方法


✎心理カウンセラー・ラッキー

 

この記事は、以下のような「弱気な自分」に悩む人に向けて書きました。

 

▼友達に誘われると断れない

▼セールスの電話を途中で切れない

▼頼み事ができない

▼悩みを人に打ち明けられない

▼クレームを言いたくても泣き寝入りしてしまう

▼暖房が暑すぎるのに「大丈夫」と言ってしまう

▼本当はラーメン屋に行きたいのに「何でもいい」と言ってしまう

▼意見があるのに手を挙げられない

▼カラオケで歌いたいのに なかなか歌えない

▼周りでもめごとが起こるとオロオロしてしまう

▼「ありがとう」「ごめんなさい」を素直に言えない

 

弱気な性格のままだと、他人の目が気になって、ストレスの多い不完全燃焼の人生になってしまいます。

そんな毎日、そんな一生で満足できますでしょうか?

 

弱気を克服するには、まず「自分自身」を知ることが大事。

この記事では、まず最初に弱気な人の特徴と原因、そして最後に弱気を克服して強気になる方法をご紹介していきます。

 

強い心さえ持てれば、自分らしくてストレスの少ないハッピーな毎日を送ることができます。そしてハッピーな毎日を続ければ、ハッピーな人生になります。

自分の人生を変えられるのは、動物の中でも「人間だけ」に与えられた能力。その能力をたった今から発揮してみませんか。

 

ではさっそく、弱気な人の特徴からご紹介していきます。

 

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弱気な人の特徴5つ

 

つねに人の顔色を伺ってしまう

 

弱気な人は、相手を不機嫌にさせたくないという気持ちが人一倍強い。

そのため「思っていることをそのまま言えない」「イヤだと思ってもNOと言えない」という消極的な態度をとってしまいます。

・「これを言ったら相手は嫌な顔をするかもしれない。やっぱり言うのをやめておこう」

・「二次会には行きたくないけど、断ったら嫌われるかもしれない」

これが弱気な人の典型的な思考パターン。

つねに人の顔色を伺っているので、友達といても気の休まる暇がなくグッタリ疲れてしまうのです。

このような思考の流れは、ほぼ無意識に行われています。「ホンネを押し殺すことが癖になっている」と言ってもいいかもしれません。

 

 

自分のことが好きじゃない

 

弱気な人は、「そのままの自分が好きではない」という特徴があります。

そのため、本当の自分を人には見せられず、偽物の自分を相手に印象づけようとしてしまう。自分の弱点がバレるのが怖くて、素の自分では生きられないのです。

・「焼肉はイヤだ」と自己主張すれば、ワガママと思われるんじゃないかと心配になる

・悩みを打ち明ければ、心の弱い人間と思われるんじゃないかと心配になる

・カラオケを歌ったら、ヘタクソと思われるんじゃないかと心配になる。

本当の自分を知られるのが怖くて、人前ではいつも臆病になってしまうのです。

 

 

なんでも話せる友達がいない

 

なんでも話せる友達の存在は、弱気を抜けだす突破口になります。

「自分の弱点をそのまま受け入れてもらえる」という貴重な経験ができるからです。

なんでも話せる友達が未だかつて一人もいなかった人は、「素の自分を出しても嫌われないんだ」という体験ができていません。

「そのままの自分を出しても大丈夫」ということを、頭ではなんとなく分かっていても、体が言うことを聞いてくれないのです。

「なんでも話せる友達を作ることが先か、素の自分を出すことが先か」といえば、素の自分を出すほうが先です。

素の自分を出す
↓↓
それを受け入れてくれる友達ができる
↓↓
もっと素の自分を出せる

このように、弱気を克服する好循環が出来上がるからです。

その方法については、のちほどご紹介していきます。

 

 

もめ事を大きくしたくない

 

弱気な人は、もめ事や言い争いなどのネガティブな雰囲気がとても苦手。

気に入らないことがあっても、自分がガマンすることで穏便に済ませようとします。

・商品の初期不良でもクレームをいえず泣き寝入りしてしまう

・いじめられたとしても「あいつにイジメられた」と素直に言えない

そのためにストレスをためている人も多く、いったん爆発してしまうと、無断欠席や引きこもり、ひどいと犯罪をおかしてしまうというケースまであります。

 

 

いい人と思われたい

 

弱気な人は、幼い頃から「いい子」で生きてきた人が多い。そのため、自己イメージが崩れることを無意識のうちに強く怖れてしまいます。

・理不尽な要求にもNOと言えない

・人に頼み事ができない

たとえ不当な要求であっても、相手の願いを聞き入れることで「いい人」を保とうとするのです。

そんな「気弱でいい人」の周りには、必ずと言っていいほどズルい人が集まってきます。

ズルい人は、弱気な人が”弱気なまま”でいることを望むため、「それでも友達か!」「常識だろ!」というような言葉をつかって圧力をかけてきます。

その圧力に屈してしまうと、永久に「弱気な自分」から脱出できなくなるのです。

 

 

☆☆☆

弱気な人の特徴を5つ見てきましたが、これらを簡単にまとめると次に2つになると思います。

・相手の気分を壊すのが怖い

・人からどう見られているかが気になる

これらは誰もが持っている感情ですが、それが人一倍強いのです。

 

では、なぜこのような感情が強くなってしまったのでしょうか?

次に、その原因を見ていきます。

 

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弱気になる原因3つ

 

才能がない・スポーツができない・容姿が悪いなどの外的な要因は、「弱気」とは一切関係がありません。

現に、どこの会社でも、どこの学校でも、たとえ容姿がさえなくても、強気で自信満々の人が必ずいます。

強気・弱気を決めるのは、才能の問題ではなく、心の問題なのです。

 

では一体、何が原因で弱気になってしまうのでしょうか?

原因のほとんどは「幼少期の体験」です。

 

というわけで、弱気になる主な原因を3つお伝えしてきます。

 

 

「常に好印象を与えないと嫌われる」という間違った思い込み

 

乳幼児期、子どもは親がいなくては生きていけません。

そのため、親から嫌われることを強く怖れます。親のちょっとした一言にとても敏感です。

・”男の子は泣かないの!”と叱られれば、「素直に感情表現すると嫌われる」という間違った思い込みをします

・お手伝いをしたら褒められ、しなかったらガッカリされるという経験をすれば、「いい子でなければ受け入れてもらえない」という間違った思い込みをします

このような間違った固定観念ができてしまい、大人になってからも身体が条件反射してしまう。

「常に相手に好印象を与えなければ、見捨てられて大変なことになる!」と。

もちろん、親はそんなことで子どもを見捨てたりはしません。しかし子どもは、自分を全否定されたような絶望的な恐怖をいだき、心的外傷を負ってしまうのです。

これが弱気な人を長年苦しめている「相手の気分を壊したくない」の原因です。

 

 

「人に弱みを見せてはいけない」という間違った思い込み

 

子供時代には、以下のような間違った思い込みも起こります。

・”そんなんじゃロクな大人になれないわよ!”と脅されれば、「優秀でなければ人から認められない」という間違った思い込みをします

・”みっともないからやめなさい!”と叱られれば、「常に立派に振舞わなければならない」という間違った思い込みをします

このような間違った思い込みの影響で、本当の自分を隠して生きるようになるのです。

隠している部分がバレやしないかと自意識過剰になったり、相手に合わせることで「いい人」を演じてみたり。

本音を話さないから、人とのつながりも希薄になり余計に気を使います。

これが弱気な人を長年苦しめている2つ目の原因です。

 

 

脳に焼き付いた恐怖体験

 

子どもは、予想外のことが起こると恐怖を覚えるときがあります。

褒めてもらえるだろうと皿洗いのお手伝いをしていたのに、「あーあ、服がベタベタじゃない!」と叱られると、子どもはビックリします。それと同時に「あーあ」という言葉が脳に焼き付いてしまうのです。

すると、大人になっても「あーあ」という言葉に恐怖を感じてしまう。

友達が「あーあ、退屈だなぁ」と言えば、なぜか自分が責められている気がしてしまいます。いわゆる条件反射が起きてしまうのです。

また、夫婦喧嘩も子どもにとっては恐怖体験です。

夫婦喧嘩の恐怖を何度も経験すると「怒っている人」が怖くなってしまう。自分は何の関係もないのに、怒っている人が近くにいるだけで強い恐怖を感じてしまいます。

だからもちろん、人を怒らせるようなことは絶対にできません。それが必要以上に他人に気を使ってしまうという態度に出てしまうのです。

 

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弱気を克服して強気になる方法

弱気を克服するための2つの心構え
↓↓
強気になる方法

この順序でご説明させていただきます。

 

 

弱気を克服するための2つの心構え

 

①「自分に価値がない」が弱気の原因ではない

 

ここまでご説明してきましたように、弱気になる主な原因は乳幼児期の体験です。

「自分に価値がないのではなく、たまたま安心できる環境で育ってこなかったことが原因」。この認識はとても大切です。

もう少しわかりやすく言えば、単なる「カン違い」。昔のカン違いが自分を苦しめているのです。

人間はもともと存在するだけで、愛される価値があります。すべての哺乳類が我が子を無条件で愛するように、愛されるために「能力や価値」は一切必要ないのです。

 

 

②人は、他人事にそれほど関心はない

 

弱気な人の共通点は、自意識過剰。必要以上に他人の目を気にして苦しんでしまいます。

しかし、人は他人事にそれほど興味はありません。他人のことはあまり見ていないし、話だって真剣に聞いていません。

「実は俺、筋肉ゼロでガリガリなんだ」と告白しても、相手にとっては「あっそう」程度の話。一週間後にはそんな会話も忘れているものです。

しつこいセールス電話に、きっぱり「うちは間に合ってます」と受話器を置いても、相手は5分後には忘れているものです。

あなたは、3日前にすれ違った人の特徴を覚えていますか?

一カ月前の友達の話を覚えていますか?

思い出せる人は、よっぽど記憶力のいい人です。人間の記憶なんてその程度のものなのです。

その事実を心に留めておけば、今よりも大胆に行動できると思いませんか。

とはいっても、ときには人の目が気になって「いい人」を演じてしまうこともあると思います。そんなときは、こう自問してみてください。

「自分はいい人と思われたいのか、幸せになりたいのか、一体どっちなんだ?」と。

 

 

☆☆☆

2つの心構えをしっかり心に刻んだら、次は強気になる方法です。

キーワードは「自己受容」と「自己開示」。

どちらも四文字熟語ですが、難しい話ではありません。

 

 

強気になる方法

 

突然ですが、「自分の長所3つと短所3つ」をすぐに答えられますか?

パッパッとすぐに答えられるなら、きっとあなたは弱気な人ではないはずです。

 

何が言いたいのかというと、弱気な人は「自分自身を知らない」ということ。

自分の性格をはっきりと認識するのが怖くて、本当の自分から目を背けている傾向があるのです。これが、いわゆる「抑圧」。

自分の性格を何となくは分かっているけど、はっきりと言語化できていない状態。自己イメージが曖昧なのです。

 

人間は「得体のしれないモノを恐れる」という特徴があります。

「ぼくオバケだよ」と目の前にオバケが現れたら、それほど怖くありません。

病院の検査も、検査結果が出るまでは怖いけど、「中度の胃潰瘍ですから一週間入院してください」と宣告されれば、もう怖くありません。

 

つまり、自分にどういう特徴があるのかをよく分かっていないから、素の自分を出すのが怖くなる。

「慎重でキッチリしているけど、のろまで優柔不断な所もある」というように自分自身にどういう個性があるのかを熟知できていれば、自分を出すことはそれほど怖くないのです。

 

 

自分の長所と短所を書き出してみよう

 

自分の個性を熟知することを「自己受容」といいます。

いい・悪いとジャッジすることなく、ありのままの自分を受け入れることです。

自己受容は、自分に自信をもつための必須条件とも言えます。

 

では、どうしたら自己受容できるのかというと、もっとも手っ取りばやい方法は「自分の個性を紙に書き出す」こと。

自分の長所・短所・好きなもの・嫌いなものを30分ぐらいかけて箇条書きにしてみる。そして、日を改めてときどき読み返す。

 

不思議なもので、自分のことを深く理解すると、だんだん自分を好きになっていきます。

人間には、「知れば知るほどそのモノを好きになる」という性質があるからです。

 

 

自己受容のつぎは「自己開示」

 

自己受容ができたら、次は自己開示。

この2つの段階を踏むことで、自分を取り巻く環境がガラッと変わってくるはずです。

 

自己開示とは、そのままの自分を出すこと。

  • うれしー!
  • 最高!
  • 楽しい!
  • これ大好き!
  • やったぜ!
  • 行きたくない
  • ピーマンは嫌い
  • 実はオレ…
  • 結構です

このように「思ったこと・感情・自分のこと」などを包み隠さず出してしまうことが自己開示。

 

自己開示すると、人から尊重してもらえるようになるだけでなく、気持ちが安定して自己評価が高まることが明らかになっています。

考えてみれば当然のことですね。自己主張イコール、自分を大切にすることですから。

 

 

自己主張すると、新しい人間関係ができる

 

先にも述べましたが、弱気な人の周りにはズルい人が集まってきます。

ズルい人は、NOと言えない人を自分のために利用します。そのため、弱気な人はますます自信喪失するという悪循環に陥ります。

それはまるで生き血を吸われた状態。そんなバカげたことが世の中のあちこちでまかり通っているのです。

 

しかし、弱気な人がいったん自己開示を始めると、状況は徐々に変わっていきます。

ズルい人たちは、まず最初に不満を言うはずです。「なんだお前!」などと言って、弱気なままでいさせようと圧力をかけたりします。

その圧力に屈しないことが大事。

そんなときは「自分はいい人と思われたいのか、幸せになりたいのか、一体どっちなんだ?」と自問してみてください。

 

そうこうしているうちに、ズルい人は次第に離れていくはず。それと同時に、気の合う人が集まってきます。

「類は友を呼ぶ」と言われるように、自己開示すると波長の合う仲間が自然とできてくるのです。

 

つまり、自己開示すれば、イヤな人が離れていき、いい人が寄ってくる。見事に新しい人間関係ができてくる。

いい人間関係ができれば、臆することなく自分をさらけ出せるし、そのままの自分を受け入れてもらえるという体験もできる。

弱気を克服するための好循環ができあがるのです。

 

 

☆☆☆

ここまでお伝えしてきましたように、「自己受容⇒自己開示⇒新しい人間関係」という一連の流れが、弱気を克服するための正攻法です。

 

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まとめ

 

長くなってしまいましたので、最後に「弱気の克服法」だけ簡単にまとめておきます。

もしも、弱気な性格で長年苦しんできたのなら、これを機に自分を変えてみてはいかがでしょうか。

きっと未来に、ハッピーな毎日を手に入れてた「自分らしい自分」が待っているはずです。

 

弱気を克服するための心構え

①「自分に価値がない」が弱気の原因ではない

自分に価値がないのではなく、たまたま安心できる環境で育ってこなかったことが原因だ

②人は、他人事にそれほど関心はない

人は、他人のことはあまり見ていないし、話だって真剣に聞いていない。聞いてもすぐに忘れてしまう。自意識過剰になる必要はない

 

強気になる方法

①自己受容

自分自身を知れば知るほど、自分を好きになる。自己開示しやすくなる。いい・悪いとジャッジすることなく、自分の個性を受け入れよう

②自己開示

勇気をもって、そのままの自分を出していこう。ズルい人の圧力に屈しないことが大事

③新しい人間関係を楽しもう

 

以上、弱気な人の特徴原因と 弱気を克服して強気になる方法でした。

 

 

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)

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