✎心理カウンセラー・ラッキー
「ちょっとした出来事ですぐに落ち込んでしまう」
「誰かの一言ですぐに凹んでしまう」
そんな落ち込みやすい性格を改善したいと考えている方も少なくありません。
落ち込みやすい性格を克服するベストな方法は、間違いなくこれしかありません↓
”落ち込まない人の考え方”を知り、それを真似ること
そこで今回は落ち込まない考え方を7つご紹介させていただきます。
落ち込みにくい性格になると、人間関係もガラッと変わってきて、生活すべてがグッと楽しくなると思いますよ。
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ここ重要です
落ち込まない性格になるために最も重要な考え方は、”人に認めてもらおうとしない”こと。
「自分が納得できるかどうか」を基準にして、自分で自分を認めていくことが大切です。
なぜかというと、人の評価を気にしながら生きていると、間違いなく”心がブレブレ”になってしまうからです。
どんな生き方をしようが、ケチをつける人が必ず出てきます。
・かんばって勉強すれば、親や先生は認めてくれても、「あいつはガリ勉だ」と批判するクラスメイトが必ずでてきます
・一生懸命仕事をすれば、会社や上司は認めてくれても、「最近つき合いが悪いなあ」と批判する同僚が必ずでてきます
・上司に認められて出世しても、「あの人は媚びを売っている」「給料泥棒だ」と批判する部下が必ずでてきます
人の評価を気にして生きているかぎり、必ずどこかで落ち込んでしまうことでしょう。
イチローは三振しても、ウキウキした顔でベンチに戻るときがあります。
それは「あのピッチャーの癖を見抜いたぞ!これで俺も一つ成長した」と自分で自分を評価しているから。
自分を評価するのはいつも自分。
ファンのブーイングなんて、これっぽっちも気にしていません。
だから、大舞台で三振しても胸を張っていられるのです。
人の評価を気にしなくなるために、最初にすべきことは”自分の理想像”を決めること。
「私はどんな生き方をしたいのか」をハッキリさせることです。
もちろん、憧れの有名人を目標にしてもOK。
そして理想通りに生きていれば、自分で自分を褒めてあげる。
理想から外れてしまったら、自ら反省する。
あなたをジャッジする人は、何十人も必要ありません。
自分一人で充分なのです。
人に認めてもらってやる気を出すという生き方は、子供時代まで。
大人になったら、自分で自分を認める習慣をもつことが大切です。
「LINEの返事が返ってこない。何か悪いことを言っちゃったかしら?」
「誘いを断ったら嫌われるかな?でも仕事がバタバタしているし…」
このように、友達に気をつかって、無駄に落ち込んでしまう人も少なくないと思います。
こうなってしまう そもそもの原因は、恐らく”友達のつくり方”を間違えているからです。
そのままの自分を出して、それを嫌う人は”友達”ではなく”知人”。
自分とはウマが合わない人です。
一方、そのままの自分を出しても、そばにいてくれる人が”本当の友達”。
ウマが合わない人に気をつかって無駄に落ち込むより、本当の友達を大切にしていったほうが遥かにいいのです。
本当の友達は、こちらがミスをしようが 弱点を見せようが、変わらず好きでいてくれます。
「このままの自分でいいんだ!」と自己肯定感を上げてくれるのです。
もし今、気をつかう友達が多いのなら、”友達の総取り換え”を考えてみてるのも有りだと思います。
そのために必要なのは、”そのままの自分を出すちょっとした勇気”だけ。
もし、それで嫌われたとしても「この人は友達ではない」とわかった良い経験。
落ち込む必要はありません。
友人関係が変われば、落ち込むことが減るだけでなく、毎日の生活もグッと楽しくなるはずです。
ただ一つ注意したいことは、これはあくまで友人関係の話です。
仕事の人間関係では、ウマが合わない人とも上手く付き合っていく必要があるので、無茶なことはしないようにお願いいたします。
”落ち込みにくい人”と”落ち込みやすい人”をチーム分けしたとしたら…
・落ち込みにくいチームの人たちは、自分に話しかける習慣がある
・落ち込みやすいチームの人たちは、自分に話しかける習慣がない
このように、ざっくり2つに分けることができます。
落ち込みにくい人は、自分の中に”もう一人の自分”がいます。
「もうちょっとだ。張り切っていこう!」
「今日はよく頑張ったね!偉いぞ」
「そんなに落ち込まなくてもいいよ。いい勉強になったじゃないか」
他人からは見ることができませんが、2人の人間が心の中で会話をしているのです。
このようなセルフトークを心理学では”メタ認知”と呼びます。
不思議なことに、もう一人の自分と話をする人は”自信があって落ち込みにくい性格”になっていくのです。
つまり、落ち込みにくい性格になるには、セルフトークを増やせばいいということ。
「さあラストスパートだ!張り切っていこう」
「お疲れさん。今日も一日よくがんばったね!」
セルフトークは、普段から自分に話しかけることを習慣にすれば、だんだん身に付いていきます。
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ここも重要です
うつ病をはじめ、落ち込みやすい人はセロトニンが不足しているケースがほとんど。
セロトニンとは、幸福度を上げたり精神を安定させたりする神経伝達物質です。
運動不足になるとセロトニンが正常に分泌されず、落ち込みやすい性格になってしまいます。
水道局に水道を止めらたら、蛇口をいくら回しても水が出ないのと同じで、セロトニンが不足していると、いくら明るく考えようとしても明るくなれないのです。
落ち込みやすい人にとって、運動習慣は必要不可欠なもの。
週3日・一回30分程度で十分ですので、運動習慣をもつことが大切です。
長い人生、深く落ち込むことは誰にでもあります。
ただ、その種類と時期が違うだけ。
「ツラいのは自分だけではない」と思うと、心が少しホッとします。
逆に、「自分だけがひどい目に遭っている」と思ってしまえば、余計ツラくなります。
また、世の中を見渡せば、自分よりツラい思いをしている人達がたくさんいるはずです。
・一生かかっても返せないような借金を抱えながらも、笑顔で生きている人もいます
・生まれつき目が見えなくても、イキイキと生きている人もいます
・生まれてこの方、一度も病院から出たことのない子どももいます
自分よりツラい状況にある人の気持ちを想えば、自分の悩みも少しは小さくなるのではないでしょうか。
このように、自分よりツラい人の気持ちを想うことを、心理学では”下方比較”といいます。
下方比較は、落ち込んだ心を立て直すのにとても効果的な考え方です。
人間関係で落ち込む原因は、”自分の短所にある”と考えがち。
「人から好かれないのは私に欠点があるからだ」「自分は周りの人より劣っている」といった具合です。
では、欠点を直せば魅力的になれるのかと言うと、決してそうではありません。
なぜなら、人の魅力は”欠点の中”にあるからです。
長所を伸ばしたとき、その人の欠点はチャームポイントとして輝きます。
たとえば、しゃべるのが苦手な人が”仕事の達人”になると、周りから「さすがあの人は職人だ!」と尊敬されるようになります。
八重歯を気にしている女の子が”笑顔を磨く”と、同性からも「ホントにかわいい♡」と褒められたりします。
欠点を直そうとするよりも、長所を伸ばす努力をしていく。
それが、人間関係の悩みをグッと減らす賢い方法です。
落ち込む瞬間、心の中でいったい何が起きているのでしょうか?
それは、”弱気な言葉”のつぶやき。
「もうダメだ」「どうしよう」「なんでこうなるの」という言葉に反応して、心がポキッと折れてしまうのです。
その原理を知っているアスリートたちは、絶対に弱気な言葉を吐きません。
「自信はあります」「面白くなってきました」「この程度のトラブルは想定の範囲内です」など、強気な言葉をつかって折れそうな心をグッと支えているのです。
心は一度折れると、立て直すのに時間がかかります。
落ち込みそうなときこそ、「こんなのへっちゃら」「来るなら来い」と強気な言葉をつかって、自分を鼓舞していくことが大切です。
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以上、落ち込みやすい性格を克服!人間関係で落ち込まない考え方7選でした。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
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