✎心理カウンセラー・ラッキー
心理学を応用すれば、 「親友を作る」のも簡単!
ここでご紹介する「親しい友人をつくる7カ条」を実践すれば、やがて親友に恵まれることでしょう。
いい親友ができれば、これからの人生がガラッと変わってくると思いますよ。
スポンサーリンク
親友とは、「毎日会いたい」「できればいつも一緒にいたい」という関係。
では、相手をそのような気持ちにさせるには、どうしたらいいのでしょうか?
それはズバリ…
「雑談を増やす」のが一番です。
なぜなら、「雑談の量」と「親密度」は見事に比例するから。
これを心理学で「単純接触効果」といいます。
「接触回数が多いだけで好意をもつ」という人間の心理です。
・朝は一声かける
・できれば昼飯も一緒に食べる
・終業後はすぐに帰らず、雑談の輪に加わる
雑談の量をふやすだけで、親密度は勝手に上がっていくもの。
親友になるのは時間の問題です。
雑談とは、「どうでもいい話」。
気の利いたことを言う必要もありません。
POINTとにかく雑談の量を増やそう!
恋人同士は、「見つめ合う関係」。
親友同士は、「同じ方向を見る関係」。
つまり、「同じものに興味を持つ」ことが、親友になるための一番の近道。
・相手がバイク好きなら、自分もバイクに興味をもつ
・相手が映画好きなら、自分も映画に興味をもつ
・相手が釣り好きなら、自分も釣りに興味をもつ
「釣りってそんなに面白いの?」
↓↓↓
「おれも始めてみようかな」
↓↓↓
「今度、教えてよ!」
こんな感じで興味をもてば、きっと相手も喜んでくれるはず。
「一緒にやろうぜ!」と気持ちよく誘ってくれる人も多いでしょう。
たとえ興味がないことでも、面白味がわかってくると、何でも楽しくなるものです。
気づいたら「自分のほうが釣りにハマってた」なんて事もあるかもしれませんね。
POINT相手の「趣味」に興味をもとう!
犬も人間も、「自分を褒めてくれる人」を好きになります。
お父さんが、会社帰りに夜の店にいく理由も…
「奥さんより、飲み屋のママのほうが褒めてくれる」から。
人は、「褒めてくれる人」のほうに吸い寄せられていくのです。
親友を作るのにも、この心理を応用したらいい。
「誰よりも褒めてくれる存在」になれば、相手はあなたに好意をもつはずです。
ちなみに、褒めるときのコツは「驚く」こと。
「えー!スゲエ」
「さすが!」
「度胸あるなあ!」
「おっ!サンキュー」
「驚き」を加えるだけで、上級の褒め言葉になります。
褒められた相手は、徐々にあなたに吸い寄せられてくることでしょう。
POINT驚きながら褒めよう!
「実は俺…」
「〇〇で困っててさあ」
このように、自分のことを打ち明けることを、心理学では「自己開示」と言います。
自己開示された相手は、「僕のことを信用してくれている」という気持ちになり、あなたのことを好きになる。
「俺もチカラになるよ!」と、二人の間に一体感が生まれるものです。
自己開示のコツは、「一部の人にだけ打ち明ける」こと。
すると相手は、「自分にだけ心を開いてくれた」という嬉しい気持ちになるからです。
打ち明け話をするには、勇気が必要かもしれません。
でも、それで親友ができて、自分の心も軽くなるのだから、一石二鳥になると思います。
POINT思い切って相談してみよう!
人は、暑いときに「暑い」と言います。
美味しいときは、「美味しい」と言います。
腹が立つときは、「腹が立つ」と言います。
そもそも、人はなぜ話をするのでしょうか?
それは…
「自分の気持ちをわかってほしい」から。
人は皆、「自分の気持ちをわかってくれる人」を求めているのです。
つまり、人と話をするときに大切なのは、「共感」。
・「そうだよね」
・「わかるわかる」
話に共感することで、相手は「あなたのそばにいたい」と思う。
この心理を「親和欲求」といいます。
「類は友を呼ぶ」と昔から言われるように、「思いが同じ」なら親友になれるのです。
POINT「そうだよね」「わかるわかる」と共感しよう!
「共通点がたくさんある」
たったそれだけで、人は仲良くなれるもの。
これを心理学で「類似性の要因」と呼びます。
共通点はどんなことでもOK。
・タイガースファン
・母親の出身地が同じ
・毎週アメトークを見ている
・同じところにホクロがある
・自転車が赤
・ピーマンが大嫌い
・駅前にできたラーメン屋に行った
共通点が多ければ多いほど、人は仲良くなれるもの。
それを探しだす努力が大切です。
POINT一生懸命、共通点を探そう!
人の脳には、面白い性質があります。
それは、「世話している人を好きになる」というもの。
「私はあの人のことが好きだから、世話をしているんだ」と、脳が錯覚を起こすのです。
昔から「できの悪い子ほどかわいい」と言いますが、それも同じこと。
これを心理学では「認知的不協和の解消」といいます。
つまり、頼み事の多い人のほうが、人から愛されるということ。
「ちょっと手伝ってくれる?」
「ボールペン、貸してくれる?」
「予約しておいてくれる?」
「いい店、知らない?」
この程度の頼み事であれば、たいてい気前よくやってくれるでしょう。
逆に、自分が頼まれたときには、気前よくやってあげることも大切です。
POINT気軽に頼み事をしよう!
☆☆
親しい友人をつくるための7カ条を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後にポイントをまとめておきます。
出来そうなものから実践して、ぜひ「いい親友」を作ってくださいね。
●とにかく雑談の量を増やそう!
●相手の「趣味」に興味をもとう!
●驚きながら褒めよう!
●思い切って相談してみよう!
●「そうだよね」「わかるわかる」と共感しよう!
●一生懸命、共通点を探そう!
●気軽に頼み事をしよう!
☆☆☆
以上、親友の作り方|親しい友人をつくるための7カ条でした。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
こんな記事もありますよ
スポンサーリンク