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面白い話し方|人を笑わせる5つの公式

面白い話し方|人を笑わせる5つの公式

しあわせプロデューサー・ラッキー

 

ユーモアは、「センス」ではなく「技術」。

話し方をちょっと工夫すれば、誰だって面白くなるものです。

大笑い

 

そのためには、「笑いの型」を覚えるのが一番の近道。

 

というわけで今回は…

人を笑わせる5つの公式を「例文付き」でご紹介していきます。

 

ユーモアは、人間関係において最高の武器。

「面白い人」というだけで、皆から親しまれ、仕事や恋愛もうまくいくでしょう。

 

「ボケとツッコミ」に関しては、こちらの記事にまとめています↓

【お笑い技術・まとめ23】ボケの種類、ツッコミの種類

ぜひ、あとから読んでみてくださいね。

 

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人を笑わせる5つの公式

 

面白い話し方の基本は、「緊張と緩和」

生物学者ダーウィンも、哲学者カントも、「緊張が緩和したときに人は笑う」と言っています。

 

では、どうしたら「緊張と緩和」を生みだせるのか?

おすすめの方法を5つご紹介していきます。

 

 

①倒置法

 

倒置法とは、「緊張⇒緩和」の順に伝えるという基本的なテクニック。

 

「これ、めちゃくちゃ美味しい!」

これを倒置法で言い換えると…

↓ ↓ ↓

「んっ??なにこれ??……めちゃくちゃ美味いじゃん!」

疑問 感激

 

前半で「緊張感」をつくって、後半で「緩和」する。

 

これが、倒置法。

人工的な「緊張と緩和」と言ってもいいかもしれません。

 

倒置法・例①

「静かに!!……プー」

静かにプー

倒置法・例②

「もう!上司から電話で『今すぐ戻ってこい』だって!……わたしは夜逃げした奥さんか!って」

怒る

倒置法・例③

白黒服の友達と、ばったり出会ったら…

「えっ!びっくりしたー……ノリ弁当かと思った」

出会う

 

「緊張⇒緩和」の順で話すだけで、つまらない話も面白くなります。

 

ただ、「緩和」の部分が、意外と難しいもの。

というわけで、この先の4つは「緩和のコツ」をお伝えしていきます。

 

 

②連想法

 

連想法とは、キーワードから他の言葉を連想するというもの。

 

たとえば、誰かがつまらないギャグを言ったときに…

「寒っ!風邪引きそうだわ」

 

「寒い」といえば…「風邪を引く」

というように、「○○といえば…」で他の言葉を連想して、オチをつくる。

 

これが、連想法。

連想するものが遠ければ遠いほど、面白くなります。

 

連想法・例①

「こんなに熱いお茶、よく飲めますね……犬舌ですか?」

(猫舌の反対といえば…犬舌)

連想法・例②

かつ丼屋で…

「でかい!これで一人前?……ここ、ギャル曽根の実家ですか?」

(大盛りといえば…ギャル曽根)

連想法・例③

「固い肉だなぁ……ピラニア用かな?」

(肉を噛みちぎるといえば…ピラニア)

連想法・例④

「毎晩ステーキなんですか!……お坊さんならとっくに破門ですよ」

(肉を食べないといえば…お坊さん)

連想法・例⑤

「バンジージャンプ、怖くないんですか?」

「俺だって怖いよ。でも、うちの奥さんに比べたら屁でもないよ」

(怖いといえば…うちの奥さん)

 

連想は、ちょっと練習するだけで上手くなります。

 

電車に乗っているときとか、時間があるときに連想してみてください。

面白い話を、次から次へと思い付くはずです。

 

 

③裏切り

 

裏切りとは、相手の予想を裏切って笑いを生むというテクニック。

 

「(お腹を押さえて)できちゃったみたい!」

「えっ!なにが?」

「おいしいカレーが」

 

まずは相手を緊張させて、次に予想を裏切る。

 

これが、裏切り。

落差の大きい「緊張と緩和」と言えます。

 

裏切り・例①

「警察から呼び出しがきたんだ」

妻「あなた、何かしたの?」

「免許証の更新」

裏切り・例②

自分「ついに新車を買ったよ。しかもキャッシュで」

友達「おっ!何を買ったんだよ?」

自分「ピンクのママチャリ」

裏切り・例③

相手「どこに住んでるんですか?」

自分「駅前にできた40階建てのタワーマンション……から徒歩10分のアパートです」

裏切り・例④

「両親には毎月送金してるんです……ファックスで」

 

裏切りは、あくまで「裏切り」ですので、上司や先輩にはやめたほうが無難ですね。

 

 

④自虐

 

自虐とは、文字どおり「自分イジリ」

 

「えっ!まだガラケー使ってるの?……俺もだけど」

ガラケー

 

偉そうな顔をして、自分を落とすのがコツです。

 

自虐・例①

「私、昔はけっこうモテたのよ……面影はないけど」

自虐・例②

「こう見えても俺、貯金はあるんですよ!……夢の中では」

自虐・例③

「最近、財布が膨らんできました……診察券で」

自虐・例④

自分「船舶免許を取ったんですよ

相手「すごいですね」

自分「でも、船酔いするから乗れないんです」

自虐・例⑤

「ダイエットのことなら私に任せて!……こう見えてもダイエット歴30年だから」

ダイエット

自虐・例⑥

「近所に女の子の友達ができたんです……犬ですけど」

 

自虐をすると、笑いを取れるだけでなく、相手も心を開いてくれます。

互いの親密度もあがるので、一石二鳥になると思いますよ。

 

 

⑤プラス思考

 

最後の5つ目は、プラス思考。

「プラス思考で笑いが取れるの?」と思ってしまいますが、これが結構ウケるんです。

 

「どんなタイプの男性が好きですか?……ぼく以外で」

質問

 

「どんだけプラス思考やねん!」とツッコまれるくらいがベストです。

 

プラス思考・例①

相手「ちょっと太ったんじゃない?」

自分「失礼ね!これはぜい肉じゃなくて、やわらかい筋肉よ」

贅肉

プラス思考・例②

妻「あなたも、もう40歳ね」

「大丈夫!犬ならまだ6歳」

プラス思考・例③

相手「わたし胃腸が丈夫だから、すぐに太っちゃうのよね」

自分「大丈夫、女は中身で勝負よ!」

プラス思考・例④

同僚「うちの妻は、ぶっきらぼうで困ってるんですよ」

自分「のっぺらぼうよりはマシだよ」

プラス思考・例⑤

先輩「あなた、お化粧くらいしなさいよ。靴もボロボロじぁない!」

自分「そんなに褒められたら、恥ずかしいです」

 

お気づきだと思いますが、ここまでご紹介してきました全ての例文が「緊張⇒緩和」の形になっています。

面白い話をするのに、「緊張と緩和だけは外せない」ということですね。

 

それでは最後の最後に、「スベらないコツ」を簡単にお伝えして終わりにします。

 

 

スベらない3つのコツ

 

ハイテンションはNG

 

ハイテンションだと、せっかくの面白い話もつまらなくなります。

ハイテンションでも笑わせられるのは、勝俣さんか猫ひろしさんくらいでしょう。

 

むしろ、ローテンションでボソボソっと話す方が、笑いを取れるものです。

 

 

ハードルを上げない

 

「面白いことがあったんだ」と話しはじめると、その場の雰囲気が「緩和」してしまいます。

 

笑いで大切なのは、最初に緊張感をつくること。

「ちょっと聞いてくれる?」「実はおれ…」と暗い感じではじめたほうが、ウケるものです。

 

 

ウケを期待しない

 

話がスベる理由は、たった1つ。

「ウケを狙う」こと。

 

ウケを狙わなければ、絶対にスベりません。

 

「この話で笑わせてやるぞ!」と気合を入れすぎると、たいていスベります。

「笑ってくれたらいいな」くらいの軽い気持ちのほうが、案外ウケるものです。

 

 

☆☆☆

以上、面白い話し方|人を笑わせる5つの公式でした。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(しあわせプロデューサー・ラッキー)

 

 

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