✎心理カウンセラー・ラッキー
「なぜか人に好かれる人」。あなたの周りにもいませんか?
・なぜか人気のある人
・なぜか憎めない人
・なぜか愛される人
好かれる人は、素の自分のままで、気楽に生きているようにも見えます。
いったい彼らの「なに」が、まわりの人の心をつかんでいるのでしょうか?
結論から言えば、人から好かれるのは、生まれつきでも才能でもなく、実に些細なことの積みかさねです。
というわけで、「人に好かれる人の共通点」を15個お伝えしていきます。
好かれる人の共通点がわかれば、人に好かれるのも簡単!
なぜなら、人に好かれるには、「好かれる人を真似る」のが一番の近道ですから。
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< 目次 >
ちょっとしたことでも感激してくれる人、あなたの周りにもいませんか。
・「おーっ!久しぶり!元気にしてた?」と再会を喜んでくれる親友
・「教えてくれたお店、超最高だったよ!」と喜びを報告する同僚
・「歌がうまいのね!感動したわ!」と目を輝かせる女性
・「おおお!!これは凄いね」と驚きながら褒めてくれる上司
「感激してもらえる」というのは、無条件に嬉しいもの。犬が無条件に愛される理由も「喜び上手」だから。
どんな立場の人であっても、喜び上手というだけで、間違いなく人から好かれるものです。
感激屋の人からは、温かみのあるオーラが出てきます。
素直で愛らしい雰囲気も にじみ出てきます。
一方、つねに冷静沈着な人は、一見 賢そうにみえますが、人間的な冷たさを感じてしまいます。
感情を出さないことは、イメージダウンにつながってしまうのです。
「喜びっプリのいい人になる」。
これが最も簡単で、最も確実に人から好かれる方法です。
話し上手よりも、聞き上手のほうが断然好かれます。
聞き上手とは、「自分の話ではなく、みんなの話で場を盛り上げる人」。
おじゃべり上手な有名人を思い浮かべてみてください。
たとえば、明石家さんまさんもタモリさんも、自分のことはほとんど話しません。
目の前の人の話を、じょうずに盛り上げていきます。
「それでそれで?」
「で、どう思った?」
「すごいなー!」
相手の話に興味をもち、『質問と驚き』を繰りかえす。これがプロも使っている「好かれる話し方」。
面白い話をする人よりも、自分の話をきいて一緒になって笑ってくれる人のほうが、断然好かれるのです。
みなさんも経験的にご存知だとは思いますが…
話しかけてくれない人より、向こうから話しかけてくれる人に、人は好意を抱くものです。
他人から声をかけてもらえることは、単純に嬉しいもの。自分の存在価値を、わずかながらも感じることができます。
一方、会っても話をしないという行為は、「あなたには興味がありません」という無言のメッセージを送ってしまいます。
一日に一度は、自分から声をかける。挨拶だけでもいい。ハイタッチだけでもいい。
それを皆にできる人は、自然と愛されキャラになっていくものです。
頼りになる人は、好かれます。
頼りになる人とは、困った状況で現実的対処を示せる人。具体的な解決策を実行できる人です。
「心配するな、俺が先生にかけ合ってやるよ」
「俺が直接、取引先に直談判してみるよ」
頼りがいのある人は、自分の感情をコントロールできます。
感情を荒げたり、パニックになったりせず、冷静にやるべきことを実行します。
その安心感が、周りの人の心をつかみます。
「人とお金は、褒め上手のところに集まる」
これは、王家に代々と伝わる帝王学にもある教え。人に好かれる王道です。
クラブのママも、「褒め言葉」がたった一つの商売道具。
「えーっ!すごいわね」
「いいこと言うわね」
高いお金を払ってでも、人は褒められたいのです。
どんな人にだって必ず、褒めてあげられる長所があります。
性格・雰囲気・センス・持ち物・名前・声・出身地・料理・度胸…。
褒め上手になるための第一歩は、人の欠点を見るのをやめ、長所を見るクセをつけていくこと。
褒め上手になれば、あらゆる人の心を魅了することができるでしょう。
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好かれる人は、「身だしなみ」が整っています。
その人の人間性が、自然と身だしなみとなって表れるからです。
シワシワの服、ボサボサの髪、カバンの中身がグチャグチャでは、人間性を疑われてしまいます。
見た目がだらしなくても、人に好かれるのは、裸の大将ぐらいでしょう。
見た目で信用を得るために大切なのは、次の3つ。
・髪・指先・靴の3先端を清潔にする
・服にシワがつかないよう、座るときに気をつける
・机とカバンは整理整頓する
身だしなみは無言のコミュニケーション。他人は、その人の身だしなみで品性を計っています。
長い人生、挫折・不安・孤独・悲しみ…、どん底の状態におちいるときが誰にでもあります。
そんなときに手を差し伸べてくれる人は、強く記憶に残ります。
・「お母さんが入院しているんだって?私に手伝えることある?」
・「悩みがあるならゆっくり聞くよ。今夜一杯つき合うよ」
親身になって話を聞いてくれたり、共感して涙を流してくれたり。
そんな人は、ピンチのときに現れたヒーロー。だれだって好きになります。
暗闇の中にいる人は、光を探しています。
孤独な暗闇にあらわれたヒーローは、ひときわ輝いて見えるのです。
自分の欠点を正直にはなす人は、想像以上に愛されます。
それが「自己開示」というコミュニケーション心理術。
・「最近、髪が薄くなって」と自分のコンプレックを正直にはなす人は、「勇気のある人だな」と評価されます
・「俺、ああいう女性に弱いんだ」と自分の欲求を正直にはなす人は、「素直な人だな」と評価されます
・恥ずかしいエピソードを面白おかしく話す人は、「楽しい人だな」と評価されます
ありのままの自分をさらけ出せすことで、相手は好感・安心感・親しみを感じてくれる。
弱みをオープンにすることは、コミュニケーションにおいて武器となるのです。
一方、守りの強い人は、嫌煙されがち。
弱点を隠すことに必死になると、心に余裕がなくなり、相手からも「器の小さい人だな」という悪い評価を受けてしまいます。
自分の弱点を笑える人になることが、豊かな人間関係を築くいちばんの秘訣といえます。
私:「花子、赤福が大好きって言ってたよね?伊勢に行ったから。はい、おみやげ」
花子:「えっ!覚えていてくれたの!」
このように、些細なことを覚えていてくれる人に、人は好感を抱きます。
人間は、「自分のことを分かってくれる人」を強く求めているからです。
「お父さんのケガの具合はどう?」
「娘さん、大きくなったんじゃないですか?」
「あっ!髪型変えたね」
”あなたに関心がありますよ”というメッセージは、なによりも素敵なプレゼントになります。
蝶々が、明るくて華やかな花畑に集まるのと同じように、人間は「笑い声のあるところ」に集まります。
その笑い声の中心にいるのが「人気者」です。
人気者の特徴は、ユーモアが大好きで、笑い声が大きい。
ネガティブな話も、笑いに変えていきます。
「自分が笑顔で、人も笑顔にできる人」。そんな陽気な人は、誰からも好かれるもの。
声を上げて笑う練習をするだけでも、やってみる価値は十分あると思いますよ。
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不思議なぐらい人に好かれる顔つき、それが「福相」です。
福相の人の特徴は、「笑顔の筋肉が発達している」。ほっぺた上部の筋肉が盛り上がり、口角も上がっています。
売れっ子芸能人や、人気スポーツ選手の8割ぐらいが福相です。
福相の人は、人に好かれるだけでなく、とにかく強運。
ミスしても許してもらえるのは、たいてい福相の人です。
ちなみに、福相の反対を「貧相」といいます。
貧相の人は、ほっぺたの筋肉が下に落ち、それに引っ張られて口角も下がります。
福相になるためには、笑顔の総量を増やすこと。
いつもいつも笑顔で、顔の筋肉をリフトアップして、ベースの顔を「笑顔」にすることです。
「単純に接触回数をふやすだけで好感をもってもらえる」というのが、心理学の単純接触効果。
人から好かれるための必須条件と言えるぐらい重要なことです。
ポイントは3つ。
・会う回数をふやす
・連絡する回数をふやす(電話やメール)
・ボディータッチをふやす(握手やハイタッチでOK)
つまり、相手にとって「いつもの人」「身近な人」になることが、人に好かれる基本なのです。
人の心は、さみしいことに、会う回数が減るだけで心が離れてしまいます。
しばらく会っていない友達に、「やあ、久しぶり!」と電話やメールをできるかどうか。
それが、友達が多い人と少ない人の分岐点になります。
「相談や頼み事をすると、相手から好かれる」というのが、心理学のフランクリン効果。
みなさんも、「人から道を尋ねられると、なんだか嬉しい」という経験をしていると思います。
人から頼りにされると、なぜか嬉しいものです。
「どこかいい店 知らない?」
「どっちにするか迷ってるんだけど、どう思う?」
助けを求めることに、罪悪感をもつ必要はありません。
相談される側は、うれしいのと同時に、あなたのことも好きになります。
一方、なんでも自分で解決していこうとする人は、いい人間関係を結べず、どうしても孤独に陥りがちです。
周りの人に好かれるのに欠かせないのが、雑談。
人は話せば話すほど、その相手のことを好きになります。
雑談の量と親近感は、きれいに比例するのです。
雑談とは、仕事の話や大切な話ではありません。
どうでもいい話です。
終業後、早く帰りたい気持ちをグッとこらえて、どうでもいい話に付き合えるかどうか。
それが、好かれる人と、そうでない人の分かれ目。
人に好かれるための会話は、「質よりも量が大事」と覚えておけば十分です。
人は、なぜ雑談をするのか?
その理由のほとんどが、「自分の気持ちを分かってほしい」から。
人は誰でも、「自分の気持ちをわかってくれる人」を求めています。
つまり、共感してほしいのです。
「その気持ちわかる」
「なんだか、冷たい上司だね」
そんな共感が、相手の心をつかみます。
とくに、話相手が女性の場合は、共感がなにより重要。
共感が無ければ、「あなた、ちゃんと話を聞いてる?」となりがちです。
人に好かれるための話術に必要なのは、才能でもテクニックでもなく、「相手の気持ちを分かってあげたい」という優しい心遣いです。
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いよいよ最後は、人に好かれる究極の鉄板ワザ。
結論からいえば、「自分が人間好きになる」。
たったこれだけです。
対人スキルで有名なデール・カーネギーはこう言います。
2年間 人に好かれる努力をするより、2か月間 人を好きになったほうが、ずっと多くの友を得られるだろう
(デール・カーネギー)
人は、「自分のことを好きな人」を好きになります。
「自分のことを嫌っている人」「自分のことを何とも思っていない人」を好きになる道理はありません。
自分が好いた度合いに合わせて、相手も好いてくれる。
これを、心理学で「好意の返報性」といいます。
犬が、人間から愛される理由もここにあります。
「あなたに会えてうれしい!」「あなたのことが大好き!」と表現することが、ワンちゃんが生きていくために与えられた たった一つの仕事。
とはいっても、「今日から人間好きになろう」というのも、なかなか難しい話ですよね。
でも大丈夫!最初は「人間好きのフリ」からでもOK。
形から入ったとしても、やがて豊かな人間関係ができてくれば、自然と人間好きになっていくものです。
では、具体的にどのような「形」で、人と接すればいいのでしょうか?
人と会う前・話す前に…
「あなたのことが大好き」
「あなたの事をもっと知りたい」
そんな自己暗示をかけるだけで、自分のオーラがぜんぜん違ってきます。
会話においても、「適切な質問や相づち」が自然と出てきます。
それは、口からではなく、心から出てきます。
相手を心地よくするコミュニケーションが、自然な感じでできるのです。
トイプードルでもシェパードでも、「あなたに会えてうれしい!」と尻尾で表現します。
人間の場合は「笑顔」。
「あなたに会えてうれしい!」という笑顔は、確実に相手の心を躍らせます。
笑顔は人間だけに与えられた、最高のコミュニケーションツール。
これを使わない手はありません。
笑顔の次に大切なコミュニケーションツールは、挨拶です。
最高の挨拶は…
・自分から
・笑顔で
・相手の名前を付けて
「おーい!石田さん、おはよう!」と満面の笑みで歩み寄ってくる友達を、嫌いになることは難しいのです。
以上、「好きを伝える3つのポイント」を実践できれば、それによって起こる劇的な変化に驚くことになるでしょう。
長くなってしまいましたので、最後に要点をまとめておきます。
●好かれる人の共通点15選
01.感激屋は間違いなく好かれる
02.相手の話で 場を盛りあげる聞き上手
03.自分から声をかける人
04.頼りがいがある人
05.褒め上手
06.見た目で信用を得る人
07.救いの手を差し伸べる人
08.ありのままの自分をさらけ出せる人
09.「えっ!覚えていてくれたの!」と言われる人
10.笑い声が大きい人、ユーモアのある人
11.好かれる顔つきは『福相』
12.会う回数・連絡する回数・ボディータッチの回数が多い人
13.人に相談する人
14.雑談の量と親近感は比例する
15.共感する人
●人に好かれる究極の鉄板ワザ
自分が人間好きになる
以上、好かれる人の共通点15選でした。
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