✎心理カウンセラー・ラッキー
話し上手は、聞き上手。
聞き上手な人は、相手から好意を持たれ、友達も増えていきます。
反対に、聞き方がヘタな人は、相手を不快にしたり、場をシラケさせたりするので、人からの信頼を失います。
聞き上手のメリットは…
など、数え上げたらキリがないほど。
聞き上手になって損することは何一つありません!
ぜひこの機会に、そのコツをマスターしておいてください。
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【目次】
聞き上手な人は、「表情・口調・話のリズム」などを相手に合わせていきます。
●相手がゆっくり話す人なら、自分もゆっくり話す
●相手が笑っていれば、自分も笑って話を聞く
●相手が丁寧な言葉づかいなら、自分も丁寧な言葉を使う
このように、聞き上手な人は「相手の鏡」のような態度で話を聞きます。
相手の鏡になることで、心理学でいう「ミラーリング効果」が期待できます。
ミラーリング効果とは、「表情・口調などが似た人に好意を持ってしまう」というもの。
なので…
ただ単に「相手の鏡」になるだけで、相手はこちらを好きになり、安心していろいろなことを話してくれるようになるのです。
聞き上手な人は、確実に「相づち」が上手い。
相手に呼吸を合わせ、ベストタイミングで相づちを入れることができます。
タイミングよく相づちを入れるコツは…
相手と息を合わせること。
そのために必要なのは「相手をしっかり見る」ことです。
これは「餅つき」と同じ要領。
餅つきでは、餅を裏返す人をしっかり見て、タイミングよくキネを振り下ろします。
会話の場合も、「相手をしっかり見る」ことで、タイミングのいい相づちが打てるようになります。
また、相づちには豊富なバリエーションも必要。
とはいっても、相づちの種類が少なくても大丈夫!
リズムを変えればいいのです。
●明るい話なら「うんうん」と速くうなずく
●暗い話なら、深くゆっくりうなずく
●話が盛り上がってきたら、「えー!」「ウソ!」「それで?」と表情を変える
「その場の空気」に合った相づちができれば、「うん」と「へー」だけでも、なんとかなるものです。
聞き上手な人は、質問が上手い。
「話が盛り上がる質問」を、どんどん相手にぶつけていきます。
「良い質問なんてできないよ~」と思われた方、安心してください!
良い質問には1つの共通点があります。
それを覚えておくだけで「話を盛り上げる質問」ができるようになります。
その共通点とは…
相手の感情を尋ねること。
相手の話が終わったときに、「えー!そんな出来事があったんだー」と返したら、会話は終わってしまいます。
しかし、「えー!それは腹が立ったでしょう?」と感情を尋ねると、そこから話が盛り上がります。
人は感情を刺激されると、「そのときの映像」が鮮やかによみがえり、「おしゃべり」になってしまうのです。
聞き上手がよく使うパターンは、これ。
これらを使いこなせるようになれば、もう立派な聞き上手です。
聞き上手な人は「スムーズな会話の流れ」をつくります。
だから、決して相手の話を否定しません。
話ベタな人が、つい使ってしまう言葉は「でも」「だって」「しかし」という否定言葉。
これらの言葉を使うと、会話の流れが止まってしまい、相手も嫌な気分になります。
どうしても自分の意見を主張したいのなら…
話をすべて聞いて「○○さんはそう思うんだ~」と相手を受け入れから、「でもね…」と話を続けましょう。
なにはともあれ、相手の話は否定しないほうが無難です。
「こんな考え方もあるんだ」ぐらいに、軽く受け取りましょう。
聞き上手な人は、とにかく相手をよく褒める。
「それカワイイね!」
「さすがだね!」
「見る目があるね!」
「センスいいね!」
と褒めて、相手の気分を盛り上げていきます。
褒められて嫌な気分になる人は、まずいないはず。たいていは気分が良くなるものです。
人は、気分がよくなると口かずが増え、自然と会話が弾みます。
日本人には褒めることが苦手な人が多いので、褒め上手には希少価値があります。
「またあなたと話したいな!」と相手から思われるよう、どんどん人を褒めていきましょう。
聞き上手な人は「オウム返し」をよく使います。
オウム返しとは、単に相手の言葉を繰り返すことです。
相手:「実は、息子が入院することになりまして…」
自分:「え!息子さんが入院するんですか?それは心配ですね」
このようにオウム返しをすると、相手は「話をよく聞いてくれている」と感じるものです。
また、相手は「自分の言葉をもう一度聞く」ことになるので、頭が整理され、会話を続けやすくなる効果もあります。
オウム返しは、聞くプロである「カウンセラー」も頻繁に使うテクニック。
とはいっても、とても簡単なことですから、ぜひ会話に取り入れてみてくださいね。
聞き上手な人は、いつも「教わる姿勢」で話を聞きます。
なので「それ、もう知ってるよ」という態度はとりません。
たとえ、すでに知っていたとしても…
「知ってる!すごいよねー。○○さんはどう思った?」という感じで、常に「教わる姿勢」を崩しません。
逆に、聞くのがヘタな人は「教える姿勢」で会話を進めてしまいます。
人は誰でも「自分を主張したい」という気持ちが強いものです。
しかし、「教えたい」という気持ちを出せば出すほど、人から敬遠されるようになります。
聞き上手になるためには、自分を主張したい気持ちをグッとこらえる忍耐力も必要です。
ここまで「聞き上手 7つのコツ」を見てきました。いかがでしたか?
最後に「聞き上手になるために、今日からできること」をまとめておきます。
ぜひ、普段の会話で活用してみてください。
●「相手の鏡」になったつもりで、表情・口調・話のリズムなどを合わせる
●グッドタイミングで相づちが打てるよう、相手をしっかり見て会話する
●質問は「相手の感情」+「?」。感情を尋ねるて質問上手になる
●「でも」「だって」「しかし」で会話の流れを止めない
●とにかく褒める
●「オウム返し」を使う
●「教える姿勢」はダメ。「教わる姿勢」で話を聞く
以上「聞き上手な人がやっている7つのコツ」でした。
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最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
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