✎心理カウンセラー・ラッキー
人から軽んじだれたり、見下されたりすると、不愉快そのもの。
特に、部下や後輩からナメられてしまったら、もう立場がありません。
そこで今回は、職場・仲間にバカにされないための「人になめられない方法」をお伝えいたします。
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人になめられないために…
など「人を威嚇する」という方法があります。
たしかに「チンピラ風」に振る舞っていたら、誰もナメてこないことでしょう。
しかし、裏では何を言われるか分かりませんし、社会人であれば周りが許しません。
今回の記事では、心理学の考え方に沿った、もっとスマートな方法を6つご紹介いたします。
【出典】
人間も動物も、自分よりも実力が上のものに対して、ナメてかかることはできません。
逆に、自分よりレベルが低いと思った相手に対しては、攻撃を仕掛けることがしばしばあります。
なので、仕事が人よりも遅かったり、いつまでも「やらされ仕事」しかできない人は、かなりの高い確率でナメられてしまいます。
人から見下されたくなかったら、まずは「自分の実力」を上げることが先決。
●会社員やアルバイトであれば、同期の人間より実力をつけて、リーダーシップを発揮する
●学生であれば、勉強であれ趣味であれ、何かひとつでも人に教えられるぐらいに頑張る
このような努力が、自分の身を守ってくれるのです。
自分の実力をつけるためには、「午後5時からどう過ごすか」がとても大切!
ロックギターの神様と呼ばれるエリック・クラプトンに、こんな話があります。
彼がまだセミプロだった頃、演奏が終わってバンド仲間から飲みに誘われても、「飲みたいのはやまやまだけど、一流のギタリストになるために、今、僕がやらなければならないのは酒を飲むことではなく、ギターの練習をすることなんだ」と言って断っていたそうである。
エリック・クラプトンも、仕事のあとの努力のおかげで「神様」と呼ばれるまでになりました。
野球のイチローにも、まったく同じような逸話があります。
今では、彼らのことをナメてかかる人は、世界中どこを探してもいないことでしょう。
昔、モンゴル軍が世界各地を征服していたころ、100万人の都市を「たった60人のモンゴル人」が統治していました。
なぜ、たったの60人で100万人を統治できたのか?なぜ反乱が起きなかったのか?
それは、単に「味方が多かった」からです。
60人のうち1人でも傷つけようものなら、すぐにモンゴル高原から何十万という精鋭騎馬隊が駆けつけることを住民は知っていた。だから、絶対に手が出せないのです。
これと同じように、単に「友達が多い」というだけで、人からなめれれることが激減します。
逆に、友達が少ない人は、イジられやすくなってしまう。
積極的に飲み会やサークルに参加したり、多くの人と会話を交わすことが、「人からなめられない」ことに繋がります。
人間関係で主導権をとる簡単なコツは、「自分から話しかける」ことです。
心理学の実験でも、このようなことが判っています。
みなさんも、経験的になんとなく感じていると思いますが、先に話しかけた人の方が、なぜか立場が強くなるものです。
話しかけることはもちろん、挨拶だけであっても先手必勝!必ず自分から声をかけていきましょう。
「運動神経が良い」というのも、なめられない秘訣です。
ある心理学実験で…
「週に4・5日はトランプや写真を撮っている」というプロフィールを書き換え、「週に4・5日はバスケやホッケーをしてる」にしました。
すると、「強さ」を1.5倍以上も高く評価することがわかったのです。
運動をして、それをアピールする。たったそれだけで、なめられる確率がグッと減ります。
目立つ場所に身を置く人は「リーダーっぽく見える」ことが、心理学の実験で明らかになっています。
たとえば…
●集合写真で「いつも中央」に写る人は、リーダーっぽく感じてしまう
●大勢で話すときに中央を陣取る人は、強そうに感じてしまう
ということ。
逆に、いつも隅っこにいる人は、消極的なイメージを与えてしまい、ナメられやすくなってしまう。
会話でも、宴会でも、会議でも、できるだけ目立つ場所に身を置くことで、大きく印象を変えられるのです。
ヘビを見つけて、その尻尾をつかみ振り回す子どもを見たら、「すごい勇気なぁ」と誰もが思うことでしょう。
「大胆不敵」という言葉がありますが、文字どおり、大胆な行動をすると勇気を誇示することができ、敵が減ります。
このように、大胆な行動を平気な顔でやってみせると、ナメられることが少なくなります。
以上が『人になめられない6つの方法』でした。
どれか一つでも実行できたなら、それだけでだいぶ印象が変わり、見下されることも減ると思いますよ。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
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