✎心理カウンセラー・ラッキー
「人と話すだけでグッタリ」
「通勤電車に乗るだけでゲッソリ」
人付き合いに疲れる人は、「他人が近くにいる」というだけで心が疲れてしまい、肉体的にも疲労していきます。
それに対して、人付き合いが得意な人は、人とのコミュニケーションによってストレスを発散し、まずます元気になっていきます。
今回は、「人付き合いに疲れる人の特徴」を4つお伝えいたします。
あなたにピッタリの「人付き合いが楽になるヒント」が、きっとここで見つかるはず!
ぜひ、最後までお読みください。
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満員電車・街の人ごみなど、他人が近くにいると疲れてしまうのは、誰にでもあることです。
しかし、人付き合いで疲れやすい人は、その度合いが違います。
他人に話しかけられるだけでも緊張してしまったり、友達の話を聞いているだけでもクタクタに疲れてしまったり…。
いったい何が原因で、こんなに緊張してしまうのでしょうか?
それは、「人への安心感がない」からです。
通常「人への安心感」は4歳ぐらいまでに身につけるもの。
しかし、親から「十分過ぎるほどの愛情」を与えられないと、人への「不信感」が残ってしまいます。
その心の底にある「不信感」の影響で、人といると緊張してしまいリラックスできないのです。
この不信感を拭うことは、非常に難しいといわれています。
とはいえ…
方法がないわけでもありません!
その方法は、「人の欠点ではなく、長所を見る」こと。
人への不信感が強い人は、他人の欠点ばかりに目が行きがちです。
しかし、人は誰でも、その人なりに一生懸命に生きていて、どんな人にも長所や美徳があるものです。
たとえば…
嫌いな人が目の前にいたとしても、
「あいつも、あの性格で生きていくって大変だろうなぁ、頑張ってるんだよなぁ、偉いよなぁ」と長所を見つけることができます。
人の長所を見るクセをつけると、少しずつ人間が好きになり「人への安心感」が芽生えてきます。
人の長所を見ることは大変難しいことですが、「人への不信感」を払拭できる唯一の道です。
人付き合いで疲れやすい人は、とても謙虚に見えます。
なぜなら、「自分の意見を率直に言わない」からです。
●「山より海のほうがいい!」と言えずに、「僕はどっちでもいいよ」と答えてしまう
●腹が立つことがあっても、表情に出すことなく「別に気にしてないよ」と言ってしまう
●パーティーでも、楽しくないのに楽しそうに振る舞ってしまう
このように、はっきりと自己主張せず、いつも相手に合わせてしまいます。
相手に合わせるという行為は、言いかたを変えれば「いつも我慢している」ということ。
つまり、人と一緒にいるときは、いつも「我慢のしっぱなし」なのです。
だから、人付き合いが苦痛で仕方がない。激しいストレスになる。
そして最終的には、人と会うことを避けるようになり「なんとなく暗い人」になってしまいます。
また、「あんなに良い人間が、こんな事件を起こすはずがない!」というニュースをときどき耳にします。
こういう人がまさに、相手に合わせ、自分の意見が言えないタイプ。
心の底に積りに積もった不満が一気に爆発して、事件を起こしてしまうのです。
日本人は、「自分の意見を言わない」ことを美徳と考えがちですが、精神衛生上、良いことではありません。
もしも、あなたがこのようなタイプなら、相手の反応を気にせず「ちょっと図々しいかな?」と思うぐらいの態度で生きてみてください。
それぐらいが、人として丁度いい、ストレスを溜めすぎない生き方です。
人付き合いで疲れやすい人は「本当の自分」を隠しながら生きているケースが多い。
●「バカにされる」ことを恐れて本音を言えない。
●自分が緊張していることを「人に気付かれやしないか」と平静を装う。
このように、いつも自分を隠し、背伸びをしているので当然疲れてしまいます。
このようなタイプの人は、いつも自分が試されているような気がしてしまい、人前にいると気が休まるときがありません。
ではなぜ、本当の自分を隠すようになったのでしょうか?
その原因のほとんどは、子供時代の「親からの影響」です。
「泣くな!」「成績が悪い!」「何でできないんだ!」などと怒られて育った子どもは、「そのままの自分では愛されない」と勘違いしたまま大人になってしまう。
「そのままの自分を出しても愛される」ということが信じられなくなってしまうのです。
そして、自分を良く見せたい気持ちが強くなり、人前ではいつも背伸びをしてしまいます。
これを改善するには…
まずは「そのままの自分を出してもいい」ということを信じること。
そして、勇気を振り絞って「本当の自分」を出していき、成功体験を積み重ねることです。
まずは、「小さな失敗談」を話すことから始めるといいでしょう。
人付き合いで疲れやすい人は、「自分の弱点を話せる人」がいない場合がほとんど。
つまり、「何でも話せる親友がいない」から、本音を話すことに慣れていないのです。
本音を言わなかったり、自分を隠していたりするので、親友ができないのは当然のことかもしれません。
しかし、親友はとても大切なもの。
人は「心の中の気持ち」を吐き出さないと、心の病気になってしまったり、突然事件を起こしたりする危険があるからです。
現に、人付き合いが苦手な人は、「うつ病になりやすい」と言われています。
また、親友がいない人は、「寿命が短い」とも言われています。
もしもあなたが、なんでも話せる親友がいないのなら、ぜひ、最初の一歩を踏み出してみてください。
ここまでにお伝えしたきた方法や、人間関係の本などを参考にして人付き合いを改善していけば、「なんでも話せる親友をつくる」ことはそんなに難しくないと思います。
ここまで「人付き合いに疲れる人の4つの特徴」を見てきました。いかがでしたか?
最後に「人付き合いを楽にするために、今日からできること」をまとめておきます。
ぜひ、普段の生活で役立ててください。
●人の欠点ではなく長所を見ることで、人間を好きになる
●相手の反応を気にせず「ちょっと図々しいかな?」と思うぐらいの態度で生きてみる
●「そのままの自分を出してもいい」ということを信じ、「本当の自分」を出していく
●上記を実践して、なんでも話せる親友をつくる
以上「人付き合いに疲れる人の4つの特徴」でした。
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タモリさんに学ぶ|ストレスを溜めない生き方10
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
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