✎心理カウンセラー・ラッキー
「会話が苦手で、人とうまく話ができない」
そんな悩みを持つかたも少なくありません。
ここでは、会話が苦手になる3つの原因と、それを克服するための練習法をご紹介していきます。
話し下手のままでは、才能があってもルックスが良くても、それを生かすことはできません。
会話力を上げていけば、今まで眠っていた才能も一気に開花すると思いますよ。
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< 目次 >
ここでは、以下の順にお伝えしていきます。
①話し下手の3つの原因
②克服するための練習法
どちらも大切な内容ですので、ぜひ最後までお読みください。
ここ重要です
意外かもしれませんが…
会話が苦手になる一番の原因はズバリ、”挨拶をおろそかにしている”こと。
「会話は苦手でも、挨拶ぐらいはできるよ」という方もいらっしゃると思います。
ところが、話し下手な人の多くは、”正しい挨拶”ができていないのです。
正しい挨拶とは…
「山田さん、おはよう!」と自分から笑顔で挨拶すること。
人から挨拶されて、あとから「おはよう」と返すのは、”返事”です。
正しい挨拶ができていて、会話が苦手な人はまずいません。
反対に、会話が苦手な人のほとんどが、正しい挨拶ができていないのです。
挨拶は、お笑い芸人の”ツカミ”と同じ。
最初に相手の心をつかめば、何を話してもうまくいくし、最初がダメなら、一日中うまくいきません。
挨拶は、ほんの3秒程度のものですが、人間関係においてこれほど重要なものは他にありません。
そして、挨拶は相手の為ではなく、自分の為なのです。
練習方法は、後ほどお伝えさせていただきます。
話し下手になる2つ目の原因は、”うまく話を聞けない”こと。
うなずき・相づちが極端に少ないため、話が盛り上がらないのです。
こうなってしまうのは、テレビの影響。
テレビは、ボケっと観ていればそれでOK。うなずき・相づちの必要がありません。
その悪い癖が、普段の会話にも出てしまうのです。
そうなると、当然会話は盛り上がりません。
「ちゃんと話を聞いてるの?」と腹を立てる人も出てくるでしょう。
一方、話し上手は人は「うんうん、それでそれで、へぇー!、大変だったね」と、うなずき・相づちで話を盛り上げます。
すると相手は「この人と話すと楽しいな!」となるわけです。
うまく話を聞くための練習法は、後ほどお伝えいたします。
話し下手になる3つ目の原因は、”感情表現が少ない”こと。
”無表情の時間が長い”と言い換えてもいいかもしれません。
感情表現が少ない人は、周りの人から避けられがち。
何を考えているのかわからない人には、話しかけづらいのです。
一方、「うれしい!楽しい!かわいい!おいしい!」と感情が豊かな人の周りには、多くの人が自然と集まります。
感情表現しなくなる原因は、主に親の影響。
「しずかに!」
「ガマンしなさい」
「泣くな!」
「子どもは黙ってなさい」
そうやって感情を規制されることで、感情表現できなくなるのです。
ただ、これを克服するのは意外と簡単。
練習方法は、後ほどお伝えいたします。
つづいて、話し下手を克服する練習方法です。
①挨拶の練習
②うなづき・相づち・感情表現の練習
③上級編
この順番でお伝えいたします。
自転車の練習と同じで、人間はどんなことでも「慣れてしまえば簡単」になります。
最初はぎこちないかもしれませんが、練習を積めばかならず上手くなるものです。
先ほどお話しましたように、話し下手の克服には”正しい挨拶”がもっとも重要です。
正しい挨拶の基本は3つ。
・自分から
・笑顔で
・相手の名前をつけて
「山田さん、おはよう!」という感じです。
正しい挨拶をできる人にとっては簡単なことですが、難しい人にとってはかなりの難関だと思います。
勇気をフリ絞っても、なかなかできないものです。
では、どうしたら良いのでしょうか?
家で練習すればいいのです!
家でのあいさつは、8種類。
「おはよう」
「おやすみなさい」
「いってきます」
「いってらっしゃい」
「ただいま」
「お帰りなさい」
「いただきます」
「ごちそうさま」
普段から言い慣れていない人は、家族が相手でもなかなかの難関でしょう。
最初は、ボソボソ声でも構いません。
家族に「今日から挨拶をはじめる」と宣言したほうが、やりやすい人もいるでしょう。
そして、挨拶に慣れてきたら、だんだん声を大きくしていく。
そこまでいけば、外での挨拶も抵抗がなくなってくるはずです。
まずは、身近な友人からチャレンジしてみて、徐々に挨拶する人を広げていく。
すると「正しい挨拶をすれば、こんなにも話しやすくなるんだ!」ということに気づけるはずです。
うなづき・相づち・感情表現の練習は、意外と簡単。
テレビを観ながらできます。
●テレビの会話に合わせて「うんうん」とうなずく
実際に「うんうん」と声に出し、頭を大きく動かすのがコツです。
●「へー!」「なるほど」と相づちを打つ
これも、実際に声を出すのがコツです。
●「おいしそう!」「すごい!」「私も行きたいなぁ」と感情表現する
これも、実際に声を出すのがコツです。
なぜ、声に出す必要があるのかというと、それは口を慣らすため。
同じことを何度も繰り返して、うなづき・相づち・感情表現を体に染み込ませ、クセにしていくのです。
すると、人との会話でも、反射的に体が反応するようになります。
知らぬ間に、”聞き上手”になっていくのです。
練習の上級編は、”外”で練習すること。
たとえば、飲食店で…
●「いらっしゃいませ」と言われたら、「こんにちは」と返す
●料理が出てきたら「おいしそう!」と感情表現する
●「いただきます」「おいしい!」「満足!」「ごちそうさま」
●「ありがとうございました」と言われたら、「ごちそうさまでした!また来ます」と返す
また、人に道を尋ねることや、スーパーで商品の場所を尋ねることも、話し下手を克服するとてもいい練習になります。
☆最後に☆
ここまで、”会話が苦手”の原因と克服法を見てきましたが、いかがでしたでしょうか。
練習は、最初はぎこちないかもしれません。
しかし、かならず慣れてきて上手くなります。
出来ないことが出来るようになるのは、とても嬉しいものです。
きっと楽しい努力になると思いますよ。
☆☆☆
以上、”会話が苦手”を克服!話し下手の意外な原因から練習法まででした。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
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