✎心理カウンセラー・ラッキー
上手な雑談には、ある「一定の型」があります。
それを知っていれば、話が盛りあがること間違いなし!
そこで今回は、上手な雑談のパターンをお伝えいたします。
楽しくて時間も忘れちゃう!
そんな上手な雑談が可能になると思いますよ。
スポンサーリンク
< 目次 >
雑談は、質問からはじめるのが基本。
質問からはじめないと、会話がすぐに途切れてしまうからです。
自分「今日は暖かくて良い天気ですね」
相手「そうですねぇ」
これでは5秒で終了。
そのあとの沈黙に困ってしまいます。
一方、質問で話をはじめると…
自分「連休はどこかに行きました?」
相手「金沢に行ってたんですよ」
自分「サーフィンを始めたそうですね?」
相手「えっ!バレちゃいました」
そのあとの会話は、間違いなく盛り上がります。
では、どんな質問を準備したら良いのでしょうか?
おすすめなのは、ポジティブな質問です。
●休日の話
●趣味の話
●旅行の話
●恋愛の話
●美味しいモノの話
●ファッションや猫など、相手の興味がある話
「ゴールデンウイークは、仕事が忙しくて遊びに行けませんでしたよ。山田さんはどこかに行きました?」
こんな感じ。
もしも相手が、フェイスブックなどのSNSをやっているのなら、のぞいてみるとヒントがたくさんあるはず。
それを人名別でスマホにメモしておくと、後々便利ですよ。
質問がどうしても見つからない場合は…
タモリさんが得意な「あれっ、髪切った?」でOK。
雑談を盛り上げるのに一番大切なことは、「ポジティブな質問」を準備しておくこと。
これが、雑談上手な人がコッソリやっている秘訣です。
POINT最低1つは、質問を準備しておこう
雑談を盛り上げるコツは…
1つの話題を掘り下げること。
そして、話題を掘り下げるための便利なツールが「5W1H」です。
●いつ(When)
自分「ところでサーフィンはいつから始めたんですか?」
相手「もう10年くらいになるかなぁ」
自分「ええっ10年!じゃあプロ級の腕前ですね」
●どこで(Where)
自分「どこの海まで行くんですか?」
相手「湘南もいいけど、やっぱり千葉の波は最高だね」
自分「えっ!千葉まで行くんですか。時間がかかるでしょう?」
●だれ(Who)
自分「だれと行くんですか?」
相手「だいたい一人だよ」
自分「えっ!一人!怖くないですか?」
●なにを(What)
自分「サーフボード以外で、なにか必要な道具はあるんですか?」
相手「ワゴン車だね。ほら、サーフボードは折りたためないから」
自分「そっか!ワゴン車なら余裕ですよね」
●なぜ(Why)
自分「なんでサーフィンを始めたんですか?きっかけは?」
相手「ずばりモテたいから(笑)」
自分「いいですねぇ!やっぱりサーファーはモテますか?」
●どのように(How)
自分「波に乗っているときは、どんな気分なんですか?」
相手「うまく乗れたときは、たまんないね!海と一体になったというか…」
自分「そっかー。なんだか楽しそうだなぁ」
相手「今度、一緒に行こうよ!」
雑談を盛り上げるコツは…
「5W1H」で話題を掘り下げること。
ただ、それだけでは不十分。
雑談を盛り上げるコツを、あと3つお伝えします。
POINTまずは「5W1H」で話題を掘り下げよう
相手に気持ちよく話をしてもらうための、便利なツール。
それが、「共感」と「驚き」です。
●共感
「そうそう!」
「わかるー」
「あるある!」
「それ、楽しそうですね!」
「ぼくも行ってみたいなぁ」
「美味しいんだろうなぁ」
●驚き
「えええ!」
「ホントに!」
「すごいなあ」
「へぇー!」
共感や驚きを示すと、話相手は間違いなく気持ちよくなります。
テンションが上がって、おしゃべりになるものです。
POINT共感と驚きで、相手を気持ちよくしよう
「相手の気持ちを質問する」
これが、話を盛り上げる究極の秘訣。
先ほどのサーフィンの会話でいうと、この部分↓
自分「だれと行くんですか?」
相手「だいたい一人だよ」
自分「えっ!一人!怖くないですか?」
気持ち聞かれた相手は、たくさんの記憶がパッパッとよみがえります。
「そうそう!黒いサメみたいな物体が見えて慌てたけど、よく見たらゴミ袋でさぁ(笑)」
「オーストラリアの波は、本当にデカくて怖かったよ!」
「怖そうなサーファーたちがこっち近づいてきて、何をされるかと思ったら『一緒にバーベキューしない?』って。みんな優しいんだよね」
他にも…
「ビックリしたでしょう?」
「面倒じゃないですか?」
「ドキドキしますよね?」
「気分爽快ですよね?」
「きっと美味しいんだろうなぁ」
「焦ったでしょう?」
このように、相手の気持ちを質問すると、エピソードが勝手に膨らみます。
POINT相手の気持ちを質問しよう
上手なお笑いのリズムは…
「緊張と緩和」
一方、上手な雑談のリズムは…
「冷静と興奮」です。
タモリさんや鶴瓶さんを想像すると、わかりやすいかもしれません。
最初は、ボソボソとローテンション。
そして、オチになったら興奮する。
「それホンマでっか!(鶴瓶)」
「んなこったない!(タモリ)」
「冷静⇒興奮⇒冷静⇒興奮」をくり返す。
それが、上手な雑談のリズム。
興奮ばかりだと、なんだか嘘っぽくなってしまいます。
冷静があるからこそ、興奮が生きてくるのです。
POINT冷静と興奮を繰り返そう
いかがでしたでしょうか。
雑談は、「いかにして相手の話を引きだすか」がキーポイント。
今回ご紹介しました「上手な雑談のパターン」さえ覚えておけば、どこでも対応できると思います。
ただ、ぶっつけ本番では、たいてい失敗します。
会話は、意外とペースが速いですからね。
練習して、パターンを体に染み込ませないと、なかなか上手くいきません。
そこでおすすめなのが、テレビで練習すること。
トーク番組などを観ながら…
「へー!」「そうなんだ」と相づちを入れたり、「大変だったでしょう?」と質問してみたり。
練習をつめば、体が勝手に反応するようになります。
そうなれば、もうこっちのもの。
本番でも、きっと上手くいくはずです。
最後にポイントをまとめておきますので、ぜひ参考にしてみてください。
◇上手な雑談のパターン◇
①最低1つは、質問を準備しておこう
「駅前に新しくできたラーメン屋、行きました?」
②まずは「5W1H」で話題を掘り下げよう
「いつ?どこで?だれと?なにが?なぜ?どのように?」
③共感と驚きで、相手を気持ちよくしよう
「そうそう!」「えええ!」
④相手の気持ちを質問しよう
「ビックリしたでしょう?」
⑤冷静と興奮を繰り返そう
「うんうん」⇒「へー!」
☆☆☆
以上、上手な雑談のパターン◇沈黙しない盛り上がる雑談のコツでした。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
スポンサーリンク