✎心理カウンセラー・ラッキー
仕事ができる人と仕事ができない人の違いは、「考え方」だ。
考え方が変われば、行動が変わる
行動が変われば、習慣が変わる
習慣が変われば、人格が変わる
人格が変われば、運命が変わる
運命が変われば、人生が変わる
では、考え方を変えるにはどうしたらいいのだろうか?
それは…
仕事ができる人を真似たらいい!
というわけで今回は、天才プロデューサー・秋元康さんに学ぶ「仕事ができる人の考え方」を3つご紹介させていただきます。
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企画力というのは、「企画部」や「広報部」の人だけに必要かといえば、実はそうではない。
企画力のある人は、どんな仕事を任されようが出世していきます。
秋元さんは、企画力をこのように考えています。
僕が企画について講演会をしていたときの話です。
講演を聴いていたOLの方が、「秋元さんは企画の話をしていますけど、私は社内でお茶汲みばかり。企画のできる部署だったらいいですけど」と言ったんです。しかし、僕はこうお話ししました。
例えば、そのOLさんが、部署内でお茶を出すとき、「この人は胃が痛い」「この人は昨日徹夜で目が真っ赤」と、それぞれの体調に合わせて、効くと言われているハーブティーを出してあげたら、この人は企画力のあるお茶汲みになります。
「秋元康の仕事学(NHK出版)」より
お茶汲みといえども、周りの人が驚くような企画力を見せれば、会社はその人を放っておかないことでしょう。
阪急・東宝グループ創設者 小林一三さんも、このような名言を残しています。
もしも下足番を命じられたなら、日本一の下足番になってみろ。さすれば誰も君を下足番にはしておかぬ
まさに、豊臣秀吉の出世術ですね。
「もっと良い方法はないのか?」と常に意識して仕事をする。それが企画力であり、出世する秘訣でもあります。
ここまで読んで、「そんな古い出世術が、現代でも通用するのかね~?」と疑問を持たれた方もいるのではないでしょうか。
というわけで、現代版豊臣秀吉の素晴らしい企画力をご紹介いたします。
その方は、羽田空港で清掃員として働く新津春子さん。いわゆる掃除のおばちゃんです。
生まれは中国、旧満州に取り残された日本人残留孤児。
17歳で渡った日本では壮絶ないじめを経験したそうです。
そして、彼女に与えられたのは清掃の仕事。
しかし彼女は腐ることなく、「もっと良い方法はないのか?」と掃除の腕を磨き続けてた。
そして10年後には、清掃の技能選手権で日本一に!さらには、羽田空港を2年連続で「清潔な空港」世界一に導いた。
そして今では、羽田空港で働く清掃員・500人のトップに君臨している。
秋元康に学ぶ、仕事ができる人の考え方①
「仕事ができる人」=「企画力がある人」
企画力とは、「もっと良い方法はないのか?」と常に疑問を持つことである。
先ほどは「企画力」についてお話ししましたが、新しい企画を考えるには、斬新なアイディアが必要です。
では、斬新なアイディアは、どうやったら生み出せるのでしょうか?
秋元さんは、このように語ります。
ヒットは何もないところから生まれてくるわけではありません。新しい組み合わせによって、生まれて来るといえます。
「DIME 2010年7月6日号」より
斬新なアイディアは「すでにあるもの」の組み合わせ、というわけです。
「会える」+「アイドル」=AKB48
「選挙」+「アイドル」=AKB総選挙
さらに秋元さんは、作詞するときにも、この「組み合わせ」という発想法を使っているそうです。
企業秘密を教えちゃうと、まずデタラメに作る。デタラメに出した単語を今度は適当に並べるんですよ。そうするとなかに光るフレーズがあったりする。
「週刊プレイボーイ 2007年8月20.27日合併号」より
「アイディアマン」=「頭のいい人」と思われがちですが、意外とそうでもないようです。
「組み合わせ」という発想法を使っているだけなのですね。
先ほどご紹介しました羽田空港清掃員の新津春子さんも、80種類の洗剤の「組み合わせ」で、どんな汚れも一瞬で落としてしまうそうです。
秋元康に学ぶ、仕事ができる人の考え方②
「既存の組み合わせ」で斬新なアイディアを生み出す。
ビジネス書を読むと、さまざまなビジネススキルが書かれています。
英語力・文章力・プレゼン力・コミュニケーション能力…。
それらを身につければ、本当に「仕事ができる人」になれるのでしょうか?
本当の成功者は、そうではなさそうです。
秋元さんも、こう語っています。
「電話番号をいっさい覚えない」「人の名前もあまり覚えられない」「名刺も整理しない」「税金のこともわからない」要するに、自分の身の周りの細かいことや、経理上のことなどは、全部スタッフに任せているのである。
「企画脳(PHP文庫)」より
人間の1日の仕事量には、限界がある。
だから、自分だけで全てをこなそうとすると、どれもこれも中途半端になってしまいます。
最大の仕事効率化は、「他人に任せる」こと。そして自分の仕事に集中することです。
仕事のできる人は、よくタクシーを使います。それは、「移動」という作業をタクシー運転手に任せて、自分の仕事を進めることができるから。
また、文章を書くことも、年賀状を書くことでさえも、外注に任せる人が多いのも事実です。
仕事ができる人は、とにかく自分が得意なことに一点集中して、他のことは他人に任せようとします。
だから、驚くほどの仕事量をこなすことができるのです。
秋元康に学ぶ、仕事ができる人の考え方③
他人に出来ることは、すべて丸投げする。それが最大の仕事効率化。
出典
いかがでしたでしょうか?
仕事ができる人は、とくに頭が良いわけではなく、「頭」と「他人」の使い方のコツを心得ているだけのようです。
最後に、「仕事ができる人の考え方」をまとめておきます。ぜひ活用してみてください。
①「仕事ができる人」=「企画力がある人」。企画力とは、「もっと良い方法はないのか?」と常に疑問を持つことである。
②「既存の組み合わせ」で斬新なアイディアを生み出す。
③他人に出来ることは、すべて丸投げする。それが最大の仕事効率化。
以上「【天才!秋元康に学ぶ】仕事ができる人の考え方3つ」でした。
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【天才!秋元康に学ぶ】成功者の考え方4つ
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
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