✎心理カウンセラー・ラッキー
「どんな食事をとれば、頭が良くなるのか?」
そんなことに興味をもった多くの研究者が、たくさんのデータを発表しています。
今回は、「頭が良くなる食べ物」を5つ厳選して、ご紹介させていただきます。
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脳科学者の茂木健一郎さんが、2011年に「頭が良くなる食べ物」を発表しました。
その食品は、カレー。
カレーを食べた直後、脳の血流が上がり、集中力・やる気をつかさどる部位が活性化。
その結果、「知能指数(IQ)が7ポイントもアップする」そうです。
「インド人は頭がいい」といわれるのも、カレーやスパイスの恩恵と考えているそうです。
また、別で実施したアンケートでも…
「昼食にカレーを食べたら、午後に集中できた」という結果が出ました。
カレーを食べた直後に、頭の回転が良くなるのは、疑いようもない事実のようです。
野球のイチロー選手も、朝にカレーを食べているそうですが…
この世にカレーがなかったら、今のイチロー選手の活躍もなかったかもしれません。
「集中して勉強するぞ!」「今日はテストだ」というときには、まずカレー。
カレーを食べることで、120%のチカラを発揮できるはずです。
「魚を食べると頭が良くなる」という話を、みなさんも一度は耳にしたことがあると思います。
魚の脂に含まれているDHAは、学習能力や記憶力の向上に効果があることが、イギリスの研究でわかりました。
また、アメリカの研究では、カルシウム&マグネシウムが、学習能力や記憶力の向上に効果があることを突き止めました。
「DHA・カルシウム・マグネシウム」を多く含む魚は、マグロ・マダイ・ブリ・サンマ・イワシなど。
食卓によく並ぶ魚こそ、「頭が良くなる食べ物」といえます。
「魚は苦手」という方は、サプリメントで摂取することも可能です。
頭が良くなる飲み物とは、ズバリ…オレンジジュース。
アメリカの大学の研究で…
「オレンジジュースを飲むと知能指数が上がる」ということが分かりました。
ではいったい、オレンジジュースの何が効くのでしょうか?
それは「ビタミンC」です。
ノーベル賞を2度受賞したポーリング博士も、「精神レベルを上げたいのなら、ビタミンCが不可欠だ」と述べています。
ですから、オレンジジュースにこだわらなくても、ビタミンCを豊富に含む食品なら、どれも「頭に良い」といえます。
ビタミンCが美容にいいことは広く知られていますが、実は「頭にも良い栄養素」なのです。
「勉強で疲れたら、甘いものが食べたくなった」
みなさんも、そんな経験があるのではないでしょうか。
脳のガソリンは「ブドウ糖」。
脳は、ブドウ糖を燃やすことで活動しています。
ですから、ブドウ糖が不足すると、当然脳の活動もおとろえる。
そんな疲れた脳にブドウ糖を補給すると、記憶力が向上することが分かっています。
もしも、勉強していて「ペースが上がらない」「集中できない」というのなら、甘いものを食べて脳を活性化すると良いでしょう。
糖分を摂取するのにオススメな食べ物は、フルーツです。
チョコレートやケーキでもいいのですが、フルーツは頭が良くなる「ビタミンC」も含んでいますからね。
ちなみに、甘いものを食べてから1時間後が、脳の活性のピークなのだそうです。
「今すぐ頭の回転を速くしたい!」というのなら、ガムを噛むのが一番。
アゴから伝わる適度な刺激が、脳のマッサージになり、頭の働きがすぐに良くなります。
また、ガムに限らず、「噛む」という行為は、脳の成長に良いことが分かっています。
日本で行われた調査でも、「食事のときによく噛む子ども」は知能レベルが高かったそうです。
学校でガムを噛んでいたら怒られてしまうと思いますが、自宅にいるときはどんどんガムを噛むと良いでしょう。
「頭が良くなる食べ物」をまとめると…
①カレー
②魚(DHA・Ca・Mg)
③オレンジジュース(ビタミンC)
④フルーツ(甘いもの)
⑤ガム(噛むこと)
これらを意識して摂取することで、今よりもっと「かしこい頭」を手に入れることができるでしょう。
ただ、「頭が良くなるから」と、『魚だけ』とか『フルーツばっかり』では、カラダ全体がおかしくなってしまいます。
バランスのよい食生活のなかで、これらの食品を摂取することが大切です。
【参考文献】
以上、『頭が良くなる食べ物5選・知能指数をアップ!』でした。
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勉強の集中力アップ◇6つのコツ
最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)
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