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攻撃的な人との付き合い方|ターゲットにされない3つの極意

攻撃的な人との付き合い方|ターゲットにされない3つの極意

心理カウンセラー・ラッキー

 

イヤミを言ったり、暴言を吐いたり…

攻撃的で他人の痛みを想像できない人は、どこにでもいるものです。

怒鳴る人

 

そんな人とまともに付き合っていたら、こっちの身がもちません。

 

攻撃的な人とのベストな付き合い方は…

「付き合わない」こと。

 

ですが!

職場・親戚・ご近所さんなどの「離れられない関係」では、そういう訳にもいきません。

暴言を吐く上司

 

そこで今回は、攻撃的な人との上手な付き合い方をご紹介していきます。

 

攻撃的な人の性格を変えることはできません。

大切なのは、「攻撃のターゲット」にされないこと。

 

「私を攻撃すると、面倒くさいことになりますよ」と相手に分からせることです。

 

攻撃さえ受けなければ、一緒の空間にいても、たいしたストレスにはならないでしょう。

 

「攻撃的な人には、こんな手を使えばいいんだ」と知っておくだけでも、心の余裕がぜんぜん違ってくるはずです。

 

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攻撃的な人との上手な付き合い方

 

攻撃的な人は、だれかれ構わず攻撃しているわけではありません。

「攻撃しやすそうな人」をターゲットにして、ピンポイントで攻撃します。

攻撃のターゲット

 

では、「攻撃しやすそうな人」とは、どういう人か?

 

それはズバリ…

攻撃に「反応」する人

 

攻撃的な人は、「自分の攻撃が効いているのか」を知りたがります。

ターゲットを見つける

 

攻撃されたときに、怒ったり、凹んだり、オドオドしたりしたら相手の思うツボ。

 

つまり、相手の攻撃に反応しないことが、ベストな反撃法になるわけです。

 

お釈迦様も、こんなことを言っています↓

「もしも誰かに攻撃されたら、君はほがらかにしていること。それが最高の反撃」

怒鳴る人ほがらか

 

だからといって、「言われっぱなし」もいけません。

「黙り込む」というのも、一種の”反応”ですからね。

 

大切なのは、相手の攻撃をサラリとかわして、ほがらかでいること。

 

「うまく身をかわして、相手がズッコケる」というイメージです。

ズッコケる

 

では、相手の攻撃をサラリとかわすには、どうしたらいいのか?

というわけで、ここから本題に入ります。

 

 

攻撃的な人のターゲットにされない3つの極意

 

ターゲットにされないためには、「相手の攻撃をサラリとかわす」ことが大事。

そのための方法を、3項目に分けてお伝えしていきます。

 

①攻撃的な人と接するときの心構え3つ

②うまく言い返す極意7つ

③ターゲットになりにくい人の共通点3つ

 

文章が長くならないよう、簡潔にご紹介していきます。

「これならできそう!」というのを見つけて、ぜひ実践してみてくださいね。

 

 

①攻撃的な人と接するときの心構え3つ

 

●相手から目をそらさない

 

言い方が悪いかもしれませんが、攻撃的な人は、オドオド・ビクビクする人が大好物。

「こいつは歯向かってこないな」と感じる人をターゲットにします。

攻撃のターゲット

 

だから、何を言われようが、相手から目をそらしてはいけません。

たとえ怖くても、堂々とした態度だけは崩さない。

堂々とした態度

 

「私は、この程度では動揺しませんよ」という意志表示が大切です。

 

 

●怒っても凹んでもいけない。さめた態度で

 

怒鳴られて落ち込んだり、イヤミを言われてムッとしたり…。

感情をそのまま表に出してはいけません。

感情を表に出す

 

なぜなら、攻撃的な人は、そのような「反応」を期待しているから。

反応が大きいほど、攻撃的な人を刺激してしまうのです。

ターゲットを見つける

 

大切なのは、攻撃的な人の期待を裏切ること。

 

・怒鳴られても、「はい、気をつけます」と涼しい顔をして立ち去る

・イヤミを言われても、「ハハハ」と笑ってサッと立ち去る

 

こちらがクールに振る舞えば、相手は「のれんに腕押し」状態になります。

ズッコケる

 

攻撃を無駄に終わらせることで、相手の攻撃力を弱めることができるのです。

 

 

●「攻撃的な人ほど弱い」と知る

 

攻撃的な人は、主に3つのタイプに分けられます。

●お子ちゃまタイプ

単なるワガママで、我慢がきかない

 

●ストレスに弱いタイプ

普段からストレスを溜めているから、些細なことでカッとなる

 

●劣等感タイプ

人を攻撃して優越感を得ることで、自分のコンプレックスを穴埋めしている

 

これらを一言でまとめると、「心が弱い」ということ。

「弱い犬ほどよく吠える」のと、まったく同じ心理です。

 

「攻撃的な人ほど弱いんだ」と分かれば、相手より一段上に立つことができます。

たとえ怒鳴られていても、それほど怖く感じないものです。

怒鳴る上司

 

「この性格で生きていくって大変だろうなぁ。いろんな所で嫌われてるんだろうなぁ」と、あわれみを持つこともできるでしょう。

 

 

 

②うまく言い返す極意7つ

 

「こんなときは、こう言い返したらいいんだ」と知っておけば、相手の攻撃に落ちついて対応できます。

心に余裕が生まれ、無駄な反応も少なくなるでしょう。

 

ここでは、7つのパターンをご紹介していきます。

 

●感情的な人には、「落ち着いてください」

 

感情的になって攻撃してくる人には…

「落ち着いてください」

「興奮しないでください」

「もう少しゆっくり話してください」

 

「あなた、興奮してますよ」と伝えることで、相手は興奮しづらくなるものです。

 

 

●小さなイヤミには、「褒め返し」

 

無神経なことを平気で言う人っていますよね。

「お前は暇そうでいいよなぁ」

「どうせ親のスネをかじってるんだろう」

 

このような、小さいイヤミを言われたら「褒め返し」が一番。

「忙しいんですね」

「大変なんですね」

 

がんばりを褒めてあげると…

相手は、「俺はお前に嫉妬しているんだ。なんだか恥ずかしい」と気付くものです。

 

褒め言葉が思い浮かばないときは、「ハハハ」「あらまあ」と涼しい顔でスルーしてしまえばOKです。

 

 

●中くらいのイヤミには、「質問返し」

 

「お前は本当に役立たずだな!」

「若造のくせに!」

 

このような、中くらいのイヤミには「質問返し」が一番。

 

「役立たずって、どういうことですか?」

「若造って、どういうことですか?」

 

こちらが冷静に質問を返せば…

相手は、「しまった!言い過ぎたかも」と思うものです。

 

 

●ひどいイヤミには、「それが何か?」

 

「なに、その服。センスないわ」

「最近、ブクブク太ってきたなぁ」

 

このような、ひどいイヤミには…

「それが何か?」

 

「それ以上言ったら、面倒なことになりますよ」というアピールです。

 

 

●許せないイヤミなら、周囲を巻き込む

 

「どうしても許せないイヤミ」を言われることも、少なからずあると思います。

親の悪口まで言われたり、人格を否定されたり。

 

そんなときは…

「失礼じゃないですか!」

「ひどいじゃないですか!」

大声を出す。

 

周りの人を巻き込んで、「面倒な感じ」にするのです。

 

すると、形勢は逆転。

相手は「しまった!口が滑った」とビックリする。

 

上手くいけば、「う~ん、わかったわかった。ごめんごめん」と謝罪してくれることもあるでしょう。

 

 

●ガミガミ説教が長いときは、「はい、わかりました」

 

ガミガミと説教が長い人も、困りもの。

 

「いつになったら終わるんですか」

「それ、さっき聞きましたけど」

と、言いたくなるときもあると思います。

 

そんなときは、強制終了。

「はい、わかりました」

以後、気を付けます」

 

説教を、強制的にシャットダウンしてしまうのです。

 

人を説教することでストレスを発散している人も、少なくありません。

そんな人の「はけ口」にならないことも大切です。

 

 

●欠点を責められたときは、最後の手段

 

劣等感の強い人は、わざわざ他人の欠点を探して、ケチをつけたりします。

「なんでこんな事もできないんだ!」

「もっと、ちゃんとやれよ!」

 

そんな事を毎日のように言われたら、もうウンザリですよね。

 

そんなときは、最後の手段。

「人間、完璧にはなれないわよ!そう言っているあなただって完璧じゃないでしょ!」

 

「じゃあ、あなたは完璧な人間なんですか?」と問うことで、相手の口を封じるのです。

 

これは、あくまで「最後の手段」。

最後の最後まで、とって置いてくださいね。

 

 

 

③ターゲットになりにくい人の共通点3つ

 

ここまでは、攻撃的な人の接し方をお伝えしました。

最後に、『攻撃のターゲットになりにくい人」の共通点を3つご紹介させていただきます。

 

 

●よく褒める人は、ターゲットになりにくい

 

「あなたの事をよく褒めてくれる友人」

その人のことを悪く言うのって、なかなか出来ませんよね。

 

人は、自分のことを褒めてくれる人を否定できません。

なぜなら、その人の言動を否定すると、自分も否定することになるからです。

 

つまり、人をよく褒める人は、味方が多い人

そして、味方が多い人は、当然攻撃を受けにくくなります。

 

人のことをよく褒めて、味方を増やしておく。

これが、攻撃的な人から身を守る1つの秘訣です。

 

 

●自己開示している人は、ターゲットになりにくい

 

自己開示とは、「自分の弱点や欠点」を自ら人に話すこと。

 

「私、人前で話すと真っ赤になっちゃうんだ」

「バイクを買ったんだけど、全額ローンだよ。ハハハ」

 

カッコつけずに自分の弱点を話す人は、むしろ「勇気のある人だ」と評価されます。

反対に、自分の弱点を「隠そう隠そう」とする人は、いじられキャラになりがちです。

 

「自分の弱点や欠点」は、人からいじられる前に、自分から話しておく。

そうすることで、イヤミや陰口を叩かれることも激減するはずです。

 

 

●自分を責める人は、人からも責められやすい

 

「どうせ俺なんか…」

「私はダメな人間だ」

このように、自分を責める癖がある人ほど、人からも責められやすい

 

なぜなら、自分で自分を責めると、自信を失い「オドオドオーラ」が出てしまうからです。

 

大切なのは、たとえ上手くいかなかったときでも、自分を褒めたり励ましたりすること。

 

「うまくいかない事もあるけど、それでも私、がんばってるよなぁ」

「まだまだ未熟だけど、張り切っていこうよ!」

 

自分を大切にすることで、人からも大切に扱われるものです。

 

 

これで、「攻撃的な人と付き合い方」をすべてお伝えしました。

すぐに取り組めそうなものを見つけて、ぜひ実践してみてくださいね。

 

 

☆☆☆

以上、攻撃的な人との付き合い方|ターゲットにされない3つの極意でした。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)

 

 

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