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ストレス耐性を高める方法◇ストレスに強い人の7つの習慣

ストレス耐性を高める方法◇ストレスに強い人の7つの習慣

心理カウンセラー・ラッキー

 

「ストレスが溜まりやすい」

「ストレスに強くなりたい」

そう考えている方も少なくないと思います。

ストレス耐性が低い女性

 

そこで今回は、ストレスに強い人の7つの習慣をお伝えいたします。

ストレス耐性が上がれば、心が楽になるだけでなく、活力みなぎる健康的な毎日を過ごすことができます。

 

ここでご紹介する方法は、ぼく自身も実践していて、その効果も抜群!

おかげでストレスの少ない毎日を送らせてもらっています。

ぜひ皆様も、ストレスに強い心を手に入れてくださいね。

 

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ストレスに強い人の7つの習慣

 

重要ポイントここ重要です

ストレス耐性は、筋肉とは違い、”耐えれば鍛えられる”という単純なものではありません。

我慢すればするほど、逆にストレスに弱くなります。

 

ストレスに強くなるために大切なのは、”考え方”と”習慣”を変えていくこと。

どんな物事でも”明るくとらえる”ことのできる思考回路を、脳内につくっていくのです。

ストレスに強い思考回路

 

ストレスとは心の問題ですから、”脳がつくる発想”が変われば、自動的にストレスも少なくなります。

では、そのための方法を見ていきましょう。

 

 

プラス言葉をつかう

 

ストレス耐性を高める一番簡単な方法は、”言葉を変える”こと。

マイナス言葉をやめて、プラス言葉を積極的につかっていくことです。

 

マイナス言葉とは、悲観的で暗いことば。

プラス言葉とは、明るく強気で前向きなことばです。

 

最初は、ウソでも強がりでも構いません。

プラス言葉を積極的につかうと、言葉につられて脳の発想もプラスに切り替わっていきます。

 

「忙しいなぁ」
↓↓
「充実してるなぁ」

「めんどくさいなぁ」
↓↓
「いっちょやるか!」

「緊張してきた」
↓↓
「ワクワクしてきた」

「困った」
↓↓
「面白いことが起きた」

「もうダメだ」
↓↓
「なんとかなる」

「疲れた」
↓↓
「よくがんばった」

「暇だなぁ」
↓↓
「自由だなぁ」

「すぐキレる部長が来た」
↓↓
「キングコングが来た」

 

言葉の力は偉大です。心理学でも「自分の言葉に脳が洗脳される」と言われています。

 

・弱気で悲観的な言葉が多いと、徐々に弱気で悲観的な性格になる

・強気で明るい言葉が多いと、徐々に強気で明るい性格になる

 

そのため、幸せな成功者や前向きなアスリートは、絶対にマイナス言葉を吐きません。

強気で陽気なプラス言葉をつかって、自分のストレス耐性を上げていくのです。

 

脳科学でも、マイナス言葉でストレスホルモンが分泌され、プラス言葉で幸せホルモンが分泌されることが判ってきました。

 

言葉を変えるために最初にすべきことは、心の中の”独り言”も含めて、自分の言葉をチェックしてみることです。

ストレスに弱い人は、自分のマイナス言葉の多さに、きっと驚くはず。

 

あとは、自分の言葉を気をつけて見張り、マイナス言葉をプラス言葉に切り替えていくことが大切。

「疲れたな~。いやいや、違う違う。今日もよく頑張ったなぁ」という感じです。

 

最初はぎこちないかもしれませんが、そのうち本当に「今日もよく頑張ったなぁ。毎日充実してる」と思えるようになってくるものです。

 

 

すべての出来事をプラスに解釈する

 

この世の中で起こるすべての出来事には、かならずプラス面とマイナス面があります。

 

プラス面をみる思考習慣のある人が、ストレス耐性の高い人。

マイナス面をみる思考習慣のある人が、ストレス耐性の低い人です。

 

大学を留年したときに「学費がかかる、就職にも悪影響がある」などとマイナス面をみる人は、ズドンと落ち込みストレスを溜め込んでしまいます。

一方、「友達が増える、人脈という宝が増える」とプラス面をみる人は、この先の大学生活をエンジョイできるでしょう。

 

皆から、からかわれた時でも…

からかった人たちを恨みつづけるのか、からかわなかった人たちに感謝しつづけるのか。

それだけでも、ストレスの度合いは違ってきます。

 

プラス面をみる努力をつづけることで、やがて”前向きに考えられる脳”に変化していきます。

それを「幸福脳」と呼ぶ脳神経医もいます。

 

幸福脳をつくるためには、「すべての出来事には必ずプラス面がある」とまず肝に銘じること。

そして、嫌なことが起きたときに「この出来事のプラス面は何だろう?」と良い面を探す練習を重ねることが大事。

やがて、容易に発想の転換をできるようになるものです。

 

発想の転換ができる人は、落ち込んでも一瞬で終わり。

大きなストレスに潰されることはありません。

 

 

人と比較しない

 

現代社会のストレスのほとんどが、”人との比較”から生まれます。

もう少し厳密にいうと、”日本国内の平均値との比較”がストレスの原因です。

 

・背が低い

・運動神経が悪い

・能力が低い

・病弱

・不器用

・学歴が低い

・収入が低い

・休みが少ない

・車がポンコツ

・部屋がせまい

・部長が口うるさい

・パソコンが重い

 

これらすべてが、平均値との比較からくるストレスです。

 

中国の地方にある日系企業で働く中国人たちは、とてもよく働くそうです。

なぜなら、”社員として働ける”ということが平均値以上だから。

 

同じように、アフリカの子どもたちも、学校で学べることに大きな喜びを感じています。

 

しかし、日本国内ではもう少し平均値が高いから、働くことにも学ぶことにも不満が出てきます。

「なんで、うちの会社は休みが少ないんだ!」「学校がめんどくさいな」と。

 

「平均値以上が幸せで、平均値以下が不幸」という考え方をしているかぎり、永久にストレスから逃れることができません。

 

では、平均値を意識しないようにするには、どうしたら良いのでしょうか?

 

”当たり前に感謝”することが一番の方法になると思います。

当たり前に感謝とは「ありがたい、ありがたい」という気持ちです。

 

・三度の食事ができてありがたい

・健康に働けてありがたい

・家族が元気でありがたい

・水も、車も、電車も、スマホも、道路も、スーパーもありがたい

・会社も、友達も、お風呂も、炊飯器も、アジの開きも、吉野家もありがたい

 

当たり前に感謝をすることで、自分がいかに満たされているのかがわかります。

「あ~、なんて幸せなんだ」と、心が満足感に満たされます。

 

しかも、感謝はやればやるほど上手くなります。

自分に”あるもの”を見る思考癖ができてきて、”ないもの”に目が行かなくなる。

つまり、平均値との比較が減ってくるのです。

 

そうなれば、こっちのもの。

数々のストレスから解放されます。

 

”当たり前への感謝”は、ストレス耐性を上げるための必須項目です。

今回ご紹介する7つの習慣の中で、もっとも大切な習慣になります。

 

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今を生きる

 

基本的に子どもは、大人のように深く悩みません。

大泣きしていたかと思うと、次の瞬間には笑っていたりします。

 

なぜでしょうか?

 

子どもは、”今を生きている”からです。

心がつねに”今現在”にあるから、後悔や不安がほとんどありません。

 

一方、大人の心は”過去や未来”を行ったり来たり。

「友達のいった一言が許せない」「上司に何と言われるか不安で仕方ない」と、今以外のことを考えてストレスを溜めていくのです。

 

ここで、ちょっと考えてみてください。

 

友達の一言は、きっと数秒の出来事のはず。

それで1時間くらい落ち込むのはアリだと思いますが、何カ月も何年も考え続けるって、自分が損しているだけですよね。

未来の不安も、取り越し苦労になるばかりで、「不安になったおかげで、事が解決した」ということは決してありません。

 

心が過去や未来にタイムスリップしても、良いことはほとんどないのです。

では、心を”今”にもってくるには、どうしたら良いのでしょうか?

 

”感じる”ことを増やすのが一番の訓練になると思います。

 

・感動・感激できる音楽や映画にふれる

・風を感じ、日光の匂いを感じ、鳥の声を感じる

・お風呂の気持ちよさを感じ、布団の温かさを感じる

 

もしもあなたが今、椅子に座っているのなら、お尻に感じる圧力や、鼻の中を流れる空気を感じることもできるはずです。

 

感じることで、心を今にもってくる。

これは、瞑想や座禅でもつかわれている優れた方法です。

 

慣れてくると、「あっ!心が未来に行っている」と気づくことができます。

そうなれば、ストレス耐性も上がってくるでしょう。

 

 

暗い情報を頭に入れない

 

暗いニュースや報道番組、病気の番組などを見過ぎると心配性になります。

鬱になる人もいるほどです。

 

暗い情報が頭にたまっていると、脳がマイナス思考になりがち。

「ああなったらどうしよう、こうなったら大変だ」と臆病になってしまい、ありとあらゆることでストレスが溜まっていきます。

 

一方、明るい情報が多い人は、脳がプラス思考。

「ああなったら嬉しいな。こうなったら最高だね」とやる気がみなぎってきます。

 

どちらのほうがストレス耐性が高いか、言うまでもないですよね。

 

暗い情報は、頭に入れない努力をする。

それが、無駄なストレスを減らす一つのコツです。

 

 

運動習慣と十分な睡眠をとる

 

ストレス耐性を上げるためには、運動習慣が必須。

なぜなら、運動によって、心のバランスを整える神経伝達物質が正常に分泌されるようになるからです。

 

週に3回、通勤で2駅ぶん歩くだけでも十分。

運動不足にならない工夫が大切です。

 

また、睡眠不足もストレスのもと。

「何をやってもつまらない」というのは、睡眠不足か週末に不規則な生活をしているケースがほとんど。

また、寝過ぎもダルさの原因になるので注意が必要です。

 

 

悩みを聞いてくれる友達をもつ

 

折れそうな心を支えてくれる最後の砦。

それが、話を聞いてくれる友の存在です。もちろん家族や身内でも構いません。

 

最後の砦があるというだけで、ストレスに強くなれます。

悩みを語り合うことで、「自分だけが辛いんじゃないんだ」と知ることもできます。

 

心の専門家たちの間では、「悩みを全部話すだけで、問題の50パーセントが解決される」と言われているほど。

これをカタルシス効果といいます。

 

どうしても話す相手が見つからないのなら、カウンセラーやセラピストに話すのも一つの手。

スナックのママに悩みを打ち明けるのも、非常に効果があると思います。

 

悩みを聞いてくれる人をもつ。

これは、ストレスを減らす上で、想像以上に大きな力があります。

 

 

☆☆☆

以上、ストレス耐性を高める方法◇ストレスに強い人の7つの習慣でした。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)

 

 

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