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子どもの面倒くさがりを直す5つのコツ

子どもの面倒くさがりを直す5つのコツ

心理カウンセラー・ラッキー

 

「はやく宿題をやりなさい!」

「さっさと片付けなさい!」

面倒くさがり屋の子を叱る母親

面倒くさがり屋の子どもに、ホトホト困っているお母さんも多いと思います。

 

そこで今回は、子どもの面倒くさがりを直す5つのコツをご紹介させていただきます。

ほんのちょっとの工夫で、「自分で動ける子ども」に生まれ変わると思いますよ。

 

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子どもの面倒くさがりを直す5つのコツ

 

01.「面倒くさい」の一番の原因は睡眠不足

 

子どもを面倒くさがり屋にする一番の原因は、睡眠不足。

 

子どもの理想の睡眠時間は、以下のとおり。

1〜3歳12〜14時間
4〜6歳10〜13時間
7〜12歳10〜11時間
13〜18歳8〜9時間

 

ところが、実際の平均睡眠時間がこちら↓

10〜14歳8時間35分
15〜19歳7時間42分

ぜんぜん足りていないですね。

 

日本人の多くの子どもが、慢性的な睡眠不足。

それでは、どうあがいてもヤル気は出てきません。

 

面倒くさがりを直すのに一番大切なことは、充分な睡眠をとること。

つまり、早寝する習慣をもつことが必要です。

 

「ぐっすり眠って、心も体もスッキリ!」

そんな日は、イヤでもやる気が湧いてくるものです。

 

子どもの睡眠時間が足りているか、一度チェックしてみてくださいね。

 

POINT慢性的な睡眠不足で、面倒くさがり屋になる

 

 

02.一年中、時差ボケ状態かも⁈

 

「土日は、平日より起きるのが遅い」

そんな習慣はありませんか?

 

子どもが面倒くさがりなのは、土日の朝にゆっくり寝ていることが原因かもしれません。

なぜなら、起きる時間をずらすと、体が時差ボケを起こすからです。

時差ボケした子供

 

海外旅行で時差ボケを経験した方ならご存知だと思いますが…

体が時差ボケを起こすと、「めんどくさくて、何もしたくない」という状態に陥ります。

 

これと同じで…

土日の朝にゆっくり寝ていると、時差ボケを起こして身体がだるくなる。

 

そして、時差ボケが回復するのが水曜か木曜くらいだから、結局「1週間ずっとツラい」という状態になります。

授業中に居眠りする子供

 

「土日も、平日と同じ時間に起きる」

これが、時差ボケを防ぐ唯一の方法です。

 

POINT土日の朝にゆっくり寝ていると、体が時差ボケを起こす

 

 

03.子どもは「かっこ悪い」という言葉に弱い

 

「ちゃんと片付けなさい!」

「まだ宿題が終わってないの!」

 

いくら怒鳴っても、子どもはなかなか動いてくれません。

「もう怒り疲れた」というお母さんも多いのではないでしょうか。

怒り疲れたお母さん

 

そんな方におすすめしたいのが…

「かっこ悪い」という言葉。

 

「片付けもできないなんて、かっこ悪いわよ」

「自分のこともできないなんて、かっこ悪いと思わない?」

「ギリギリになるまで出来ないなんて、かっこ悪いと思うよ」

 

「かっこ悪い」と言われると、子どもはドキッとします。

「だらしない所を、直さなきゃ」という気持ちになるのです。

 

反対に…

ちゃんとできたときは、「かっこいい!」

女の子の場合なら、「素敵ね♪」

 

「もう宿題終わったの!かっこいい!」

「きれいに片付けできたじゃない!素敵ね♪」

 

「かっこいい!」「素敵ね♪」と褒められた子は、「どうだ!」という誇らしい気持ちになります。

誇らしい気持ちの子ども

もう、かっこ悪い自分には戻れないのです。

 

POINTできないときは「かっこ悪い」。できたときは「かっこいい!」「素敵ね♪」

 

 

04.ピグマリオン効果で、子どもは生まれ変わる

 

教育心理学に「ピグマリオン効果」というものがあります。

 

ピグマリオン効果とは…

言われたとおりの人間になるというもの。

 

・「優しいわね」と言われた子は、本当に優しくなっていく

・「ダメな子ね」と言われた子は、本当にダメな子になっていく

・「だらしないわね」と言われた子は、本当にだらしない子になっていく

 

つまり…

しっかりした子に育ってほしかったら、「しっかりしてるわね」と言ってあげればいい

子どもを褒める母親

 

・食べた食器を流し台に運んだら、「太郎はしっかりしてるわね」

・机が片付いていたら、「さすが!しっかりしてるのね」

・ご近所さんに挨拶できたら、「あなたはしっかりしてるわね」

 

事あるごとに「しっかりしてる」と言ってあげる。

もしも、子どもが「そんなことないよ!」と言ってきたら、「お母さんには分かるわ」と返す。

 

すると、子どもは徐々にしっかりしてくるものです。

 

間違っても、「ダメじゃない!」「だらしないわね」とは言わないこと。

これも大切です。

 

POINT事あるごとに「しっかりしてるわね!」と褒めてあげよう

 

 

05.「やらされ感」があると、面倒くさくなる

 

ちょっと想像してみてください。

 

「週に1本は映画を観なさい。これが当社の決まりです」

指示する人

 

就職した会社で、そんなことを言われたらイヤですよね。

どんなに楽しいことでも、「○○しなさい」と指示されると、面倒くさくなるものです。

 

子どもたちだって、同じ。

 

「宿題しなさい

「ちゃんと片付けなさい

「はやくお風呂に入りなさい

上から指示されたら、面倒なことが、もっと面倒くさくなります。

 

とは言っても…

「○○しなさい」を使わないのは難しいですよね。

 

では、どうしたらいいのか?

 

子どもに時間を決めさせる。

これがベストです。

 

たとえば、こんな感じ。

母「今日は何時から宿題をはじめる?」

子「6時からやるよ」

母「OK!6時ね」

笑顔の母親

 

それで、もしも約束を破ったら…

「約束を破るなんて、かっこ悪いわ」です。

 

また、三択にするのもおすすめ。

母「今からやる?それとも6時?8時?」

子「ん~、6時からやる」

母「OK!6時ね」

 

自分で決めることで、「やらされ感」がなくなります。

それだけで、面倒くささをグッと減らせるものです。

 

POINT「○○しなさい」はNG。子どもに時間を決めさせる

 

 

☆☆

いかがでしたでしょうか。

 

最後に5つのポイントをまとめておきます。

お子さんの本当の実力を引き出してあげてくださいね。

 

●慢性的な睡眠不足で、面倒くさがり屋になる

●土日の朝にゆっくり寝ていると、体が時差ボケを起こす

●できないときは「かっこ悪い」。できたときは「かっこいい!」「素敵ね♪」

●事あるごとに「しっかりしてるわね!」と褒めてあげよう

●「○○しなさい」はNG。子どもに時間を決めさせる

 

 

☆☆☆

以上、子どもの面倒くさがりを直す5つのコツでした。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)

 

 

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