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緊張しない人の心理|あがる人とあがらない人のわずかな違い

緊張しない人の心理|あがる人とあがらない人のわずかな違い

心理カウンセラー・ラッキー

 

人前で緊張せずに、堂々と話ができたら嬉しくないですか?

人前で堂々と話ができる人

 

あがる人とあがらない人の違いは…

ほんのわずか!

 

心の持ち方ひとつで、無駄な緊張は消えてなくなるものです。

 

そこで今回は、緊張する人と緊張しない人の違いをお伝えしていきます。

 

緊張する人はどう考え、緊張しない人は何を考えているのか?

それが分かれば、あなたも「緊張しない人」の仲間入りです。

 

緊張がなくなれば、うまく話すこともできるし、堂々とカッコよく話すこともできる。

人前でしゃべることが楽しくなってくると思いますよ。

 

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緊張する人と緊張しない人・心理の違い10選

 

決断力がない人 緊張する人は

自分だけが異常に緊張すると思っている

 

決断力がある人 緊張しない人は

誰もが緊張することを知っている

 

銭湯で裸になるのに、緊張しますか?

しませんよね!

 

なぜ、緊張しないのかと言えば…

「自分だけではない」からです。

 

人前で話すときも、いっしょ。

 

「人前で話のは、誰でも緊張する」ことを知っている人は、緊張に意識が向きません。

今やるべきことを考えます。

 

反対に、「自分だけが異常に緊張する」と思っている人は、緊張のことばかり考えてしまいます。

「緊張で声が震えたらどうしよう。頭が真っ白になったらどうしよう」と。

 

今やるべきことに意識が向いていないから、本当に頭が真っ白になってしまうのです。

 

元メジャーリーガーの松井秀喜さんは、こう語ります。

「緊張しない方法ですか??そんなのありませんよ。ぼくも足がプルプル震えていますから。でも慣れますよ」

 

どんな大人物でも、緊張するのが当たり前。

ただ、緊張状態に慣れているだけです。

 

「本当はみんな緊張してるんだぁ」

そう考えるだけで、気持ちがグッと楽になるものです。

 

POINT緊張するのが当たり前。緊張したままやればいい

 

 

決断力がない人 緊張する人は

あがり症で悩んでいる

 

決断力がある人 緊張しない人は

あがり症をカッコ悪いとは思わない

 

A子「私、緊張すると顔が真っ赤になるの」

B子「そうなんだ。私は声が震えるタイプよ」

緊張する人たちの会話

 

このように、あがり症をカッコ悪いと思わない人は、意外と緊張しないもの。

 

反対に、「あがり症はカッコ悪い」「緊張するのは恥ずかしい」と思っている人ほど、激しく緊張します。

 

緊張は恥ずかしいことではありません。

なぜなら、誰もが同じように緊張するからです。

 

「緊張するのは当たり前」と受け入れ、緊張感を楽しむくらいの気持ちになれば、ふっと心が軽くなるものです。

 

POINT緊張はカッコ悪くない。緊張感を楽しもう!

 

 

決断力がない人 緊張する人は

失敗したときのことを想像する

 

決断力がある人 緊張しない人は

うまく出来たときのことを想像する

 

ジャパネットたかた元社長の高田明さんは…

なんと!台本は無しで、生放送でしゃべっていたそうです。

 

なぜ、そんなことが可能だったのか?

 

その秘訣は…

「こんなふうに話して、こんなふうに進めよう」というのを、20回でも30回でも頭の中でイメージしていた。

 

いわゆるイメージトレーニングですね。

「うまく出来ている自分を想像する」ことで、本当にうまくいくのです。

 

一方、緊張する人は、「失敗した自分」を想像してしまう。

「失敗して笑われたらどうしよう」「緊張でセリフを忘れたらどうしよう」と。

 

失敗を想像するほど、緊張が激しくなり、本当に失敗を呼び込んでしまいます。

 

大切なのは、成功をイメージすること。

心配するのをやめて、何度も何度もイメージトレーニングすることが大切です。

 

POINT失敗を想像する暇があったら、成功をイメージしよう!

 

 

決断力がない人 緊張する人は

台本を黙読して練習する

 

決断力がある人 緊張しない人は

鏡のまえで声に出して練習する

 

人前で話す場合、ほとんどの人が「事前に台本をつくる」と思います。

そこまでは、緊張する人も緊張しない人も同じ。

 

違うのは、練習の仕方です。

 

緊張しない人は、鏡の前で声に出して練習する。

 

「自分がどう見えるのか、どんな声なのか」

それを知るだけでも、緊張をグッと抑えられます。

 

一方、緊張する人は、台本を黙読して練習します。

 

「家族に聞かれたくない」というのもあると思います。

しかし、練習を恥ずかしがるようでは、本番でも恥ずかしくなるのは当然のことでしょう。

 

イチローでもお笑い芸人でも…

緊張しない人は、本番よりも練習のほうが真剣。

 

練習で100%のチカラを出せば、本番では80%のチカラで臨めるものです。

 

POINT鏡の前で声に出して練習しよう!

 

 

決断力がない人 緊張する人は

朝からバタバタしている

 

決断力がある人 緊張しない人は

早めに本番会場に入って場慣れする

 

緊張しない人の多くは、本番会場に早めに到着します。

 

それには、理由があります。

場慣れするため。

 

会場の雰囲気に慣れることで、そこがホームグラウンドになるのです。

 

一方、緊張する人は、家を出る前からバタバタしがち。

焦りによって、緊張が増幅してしまいます。

 

それだけではありません。

 

会場にギリギリで到着すると、場慣れすることができず、会場の雰囲気に飲み込まれてしまう。

サッカーと同じで、アウェイでは本領を発揮できないのです。

 

時間の余裕は、直接、心の余裕に繋がります。

朝から時間に余裕をもって、早めに会場に到着することが大切です。

 

POINT早めに会場に到着して、場慣れしておこう!

 

 

決断力がない人 緊張する人は

しゃべりも動きも速い

 

決断力がある人 緊張しない人は

意識してゆっくり動く

 

緊張する人のほとんどが、早口。

早口だと呼吸が浅くなります。

 

●呼吸が浅い⇒ソワソワする

●酸素量が少ない⇒頭が真っ白になる

 

その身体の反応によって、ますます焦ってしまいます。

 

また、動きが速いことも、緊張の原因。

身体と心は直結しているから、動きが速いと心まで焦ってしまうのです。

 

緊張しない人は、そのことを熟知しています。

だから、あえて「全てがゆっくり」

 

名前を呼ばれたら、ゆっくり立ち上がって、ゆっくり服を整える

↓↓↓

ゆっくり舞台に歩いていき、ゆっくり会場を見渡す

↓↓↓

そして、ゆっくりマイクを調節して、ゆっくりと話しはじめる

 

そんな人、見たことありますよね。

あれは時間稼ぎではなく、緊張しないために、わざとゆっくりやっているのです。

 

「すべてをゆっくりにする」

たったこれだけで、緊張は半減するものです。

 

POINTすべてを「ゆっくり」にしよう!

 

 

決断力がない人 緊張する人は

直立不動で話す

 

決断力がある人 緊張しない人は

動きながら話す

 

ボクサーや陸上選手が、試合直前に「手をブラブラさせながらジャンプ」している姿を見たことがあると思います。

 

あれは、緊張をほぐす動作。

体をほぐすことで、心の緊張もほぐれるのです。

 

緊張しない人は、両手を動かしながら話をします。

ハンドマイクの場合は、右へ左へフラフラ歩きながら話をします。

 

あれも、緊張をほぐす動作。

動くことで、筋肉がほぐれ、心もほぐれるからです。

 

一方、緊張する人は、直立不動で話をします。

すると、筋肉が硬直して、心まで硬直してしまいます。

 

緊張をほぐす一番の方法は、筋肉を動かすこと。

動きながら話すことで、筋肉がほぐれ、心までほぐれます。

 

POINT動きながら話をしよう!

 

 

決断力がない人 緊張する人は

会場全体をぼんやり見て話す

 

決断力がある人 緊張しない人は

一人ずつ見て話す

 

目からは、強いエネルギーが出ています。

なので、数十人の視線を同時に浴びれば、誰だって体が硬直します。

 

緊張しないために大切なのは、たくさんの視線を見ないこと。

 

そのためのテクニックが…

一人ずつ見て話すことです。

 

緊張しない人は、「一人ずつに話しかける」ように話をします。

 

一人を見る時間は、およそ5秒。

「次はこの人、次はこの人」と、一人ずつ話しかけるように視点を動かします。

 

一方、緊張する人は、会場全体をぼんやり見てしまう。

すると、たくさんの視線を浴びることになり、体が硬直してしまうのです。

 

「一人ずつ、目を見て話す」

これが大勢の前で話すときの、一番のコツです。

 

POINT一人5秒ずつ、目をみて話しかけよう!

 

 

決断力がない人 緊張する人は

猫背で声が小さい

 

決断力がある人 緊張しない人は

背筋がピンと伸びていて声が大きい

 

おもしろい心理実験があります。

A:落ち込んでいる人たちに、「ポジティブ思考で生活してください」とお願いした

B:落ち込んでいる人たちに、「姿勢を正して生活してください」とお願いした

 

結果は、姿勢を正したBのほうが、大幅に自信を回復していた。

 

「自信」と「姿勢」には密接な関係があります。

自信があるから姿勢がよくなるというより、姿勢が良いから自信が湧いてくるのです。

 

姿勢を正すと、呼吸量が多くなり、神経伝達もよくなる。

さらに声も大きくなって、自信の好循環ができあがります。

 

たとえ自信がなくても、姿勢だけは崩さない。

たったそれだけで、ひどい緊張感に襲われることもなくなります。

 

POINT自信がないときこそ、堂々と胸を張る

 

 

決断力がない人 緊張する人は

人前で話すのは恥ずかしいことだと思っている

 

決断力がある人 緊張しない人は

人前で話すのは名誉なことだと思っている

 

人前で話すのは、たしかに恥ずかしいものです。

しかし、恥ずかしいだけではなく、もう1つの一面もあります。

 

それは、「名誉」

誰かに必要とされているから、人前で話しているのです。

 

「恥ずかしいだけだ」と思っている人は、本当に恥ずかしくなってきて、その場から逃げたくなります。

一方、「名誉なことだ」と思っている人は、自信が湧いてきて、がんばろう!という気持ちになります。

 

人の心理が、身体に及ぼす影響は絶大。

「名誉なことだ」と思うだけで、自信が出てきて、無駄な緊張をグッと減らせるものです。

 

POINT人前で出ることは「名誉」なことです

 

 

☆☆

いかがでしたでしょうか。

 

最後に10つのポイントをまとめておきます。

ほんのちょっと努力すれば、人前で堂々と話ができるようになると思いますよ。

 

●緊張するのが当たり前。緊張したままやればいい

●緊張はカッコ悪くない。緊張感を楽しもう!

●失敗を想像する暇があったら、成功をイメージしよう!

●鏡の前で声に出して練習しよう!

●早めに会場に到着して、場慣れしておこう!

●すべてを「ゆっくり」にしよう!

●動きながら話をしよう!

●一人5秒ずつ、目をみて話しかけよう!

●自信がないときこそ、堂々と胸を張る

●人前で出ることは「名誉」なことです

 

 

☆☆☆

以上、緊張しない人の心理|あがる人とあがらない人のわずかな違いでした。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございます!
(心理カウンセラー・ラッキー)

 

 

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